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義勇
煉獄さん。迎えに来てくれるのは有り難いですが流石にこれはどうかと思います。
杏寿朗
君も煉獄だぞ！！今日は指輪を見に行きたいので早く行こう！
義勇
声大きいです。
杏寿朗
すまない！
義勇
えっ反省してるんですかそれで？
杏寿朗
細かい話は車内でしよう、後、君に髪飾りを買った。
杏寿朗
オーダーメイドの一級品だ！今日取りに行くから明日から付けて欲しい！！
義勇
待って下さい。そんな高いもの結構です、それにここ何処わかってます？
杏寿朗
君の会社のロビーだな！いっそ仕事を辞めて専業主婦にならないか？不自由はさせないぞ！
義勇
仕事が生きがいなので結構です。
杏寿朗
そうか！それより俺は早く君との婚約指輪が欲しい！作りに行こう！
義勇
まさか指輪までオーダーメイドにするんですか？辞めて下さいよそんな高いの
義勇
それに煉獄さん
杏寿朗
よし行こう！！！
そのままロビーから出て杏寿朗の外車で 指輪をオーダーメイドで作ってもらうためのお店に行った 現時刻6時35分 煉獄さんが押し掛けてきたので仕事を強制で辞めさせられここまで来た
義勇
煉獄さん
義勇
もう会社に来ないでくださいね？
杏寿朗
何故だ？そんな寂しいことを言って欲しくはないな！
義勇
女性社員の視線が痛いんです。
義勇
後翌日は必ず質問攻めにされます。
義勇
それに
義勇
あなた
義勇
良く言い寄られてるじゃないですか
杏寿朗
よもや！嫉妬か！！愛らしいな！！！
義勇
違います。
義勇
そもそも私達
義勇
『契約結婚』ですよ？ここまでする理由ってなんd…っ！？
そこまで言うといきなり口を塞がれた 唇同士が触れ合ってぬるりとした舌が口内を荒らす 耐えかねて声が出たがお構い無しに荒らされること1分
義勇
ふ…っ…はっ…
義勇
何…するんですか…？
杏寿朗
俺は
杏寿朗
俺は君と本気で結婚したいんだ
義勇
何言ってるんですか？お互い運命の人を見つけたら別れる約束で契約結婚したんですよ？
杏寿朗
それでも！！
杏寿朗
……君は
杏寿朗
君はこうでもしないと…俺と結婚なんてしてくれないだろう…？
義勇
(なんで泣きそうな顔してるんだ！？え、これどうしたらいいの？)
杏寿朗
俺は本気で君に惚れてるんだ
義勇
えっ？
杏寿朗
着いたぞ
杏寿朗
今の話
杏寿朗
帰ったらたっぷりしよう
義勇
えっ！？あの！！
杏寿朗
ちゅ
義勇
〜〜〜っ！！？
杏寿朗
行こう！義勇
義勇
……はい
杏寿朗
オーダーメイドで結婚指輪を作って貰いたいんだが！
義勇
(周りの人達からの視線が痛い)
義勇
(この人と隣歩くといつもこうだ…そんなに不釣り合いなのだろうか？)
オーナー
これは！煉獄様！？
オーナー
えっ指輪でしょうか？
杏寿朗
あぁ！彼女とお揃いの指輪を作って欲しい！
オーナー
あ、はい……
義勇
(そんなに醜いか！？私は！！そうか…安心してくれ世の女性後数ヶ月もすれば飽きて捨てられるだろうからな)
オーナー
お二人はご結婚を……？
杏寿朗
つい数週間前に籍を入れたばかりだ！
オーナー
あぁそれならそろそろニュースになるのでは？
杏寿朗
まぁよく取材はくるが今は彼女と婚約指輪を作ってからだな！
オーナー
なるほど！
義勇
取材……？
杏寿朗
ん？あぁ！忘れてくれ！
義勇
……？
オーナー
では指のサイズをお図りしますのでこちらにどうぞ
杏寿朗
義勇？どうした？
煉獄が義勇の顔を覗き込み
義勇
周りの人達の視線が痛い…‥((ボソッ
杏寿朗
気にするな、行こう
杏寿朗
君のご飯が俺は楽しみだから早く手続きをして帰ろう
義勇
わかりました
オーナー
それでは奥様が赤い宝石に金の輪で煉獄様が青い宝石で銀の輪でお間違いありませんか？
杏寿朗
ないな！ありがとう！
杏寿朗
出来上がりはいつになるだろうか？
オーナー
1週間もあれば出来上がるかと
杏寿朗
わかった、ならその日に取りに行こう！
義勇
(生恥だろうか？視線が痛い。帰りたい)
杏寿朗
では、義勇帰ろうか
義勇
えっ？あ、はい
杏寿朗
ありがとう！また一緒間後に来よう！
義勇
ありがとうございました(ﾍﾟｺｯ
オーナー
またのお越しをお待ちしております(あんな女の何処が…)
義勇
今日の晩ご飯何食べたいですか？
杏寿朗
義勇の作るご飯ならなんでも美味が強いて言うなら
杏寿朗
唐揚げにさつま芋の味噌汁が食べたい！
義勇
(時間的にご飯に時間は8時ぐらいか……我慢できるのか？この人)
義勇
大体8時ぐらいになりますが我慢できますか？
杏寿朗
大丈夫だ！俺は我慢強いからな！
義勇
それなら助かります
杏寿朗
義勇
義勇
はい
杏寿朗
君は俺と一緒にいると周りからの視線が嫌で恥ずかしくて居た堪れなくなってないか？
義勇
………
義勇
…そう、ですね…
義勇
正直一緒に居たくないです。女性からの視線や質問、好きなことから何まで
義勇
本当に嫌になります
杏寿朗
……そうか
杏寿朗
なぁ義勇
杏寿朗
俺は本気で君が好きなんだ
義勇
っ
杏寿朗
義勇
杏寿朗
君は
杏寿朗
俺が好きか？
義勇
好きと言う感情を知らないのでわかりません
杏寿朗
……そうか
杏寿朗
俺は君との子供も欲しいと考えている
杏寿朗
これからのことも全て
義勇
契約結婚に子供なんて要らんだろう
義勇
離婚の時親権で揉めそうだ
杏寿朗
離婚なぞせん
杏寿朗
俺は契約結婚ではなく本気で君との結婚がしたい
義勇
…そう…ですか、
杏寿朗
……義勇
義勇
はい
杏寿朗
子供ができたら仕事を辞めて専業主婦になれ
杏寿朗
俺は義勇と夫婦もいいが家族になりたい
杏寿朗
子供も６人は欲しいな！
義勇
は！？6っ！？
杏寿朗
着いたぞ！君の唐揚げが楽しみだ！
義勇
え、あ、
杏寿朗
義勇
義勇
……
杏寿朗
義勇
義勇
……っ
杏寿朗
義勇…
今現在ほぼ強制で一緒に風呂に入っている そしてバックハグからの耳元で名前を連呼 そして
義勇
あっ！…っ
義勇
揉まないで下さいっ…！
杏寿朗
義勇…
義勇
ひゃぁ！！
義勇
あっ…ふぅ…
杏寿朗
義勇
杏寿朗
俺は本気だ
義勇
〜〜〜っ！？
義勇
耳食べないで下さい……っ！
義勇
(……うぅ…気持ちいい……おかしくなる……)
杏寿朗
義勇
義勇
な…に………？
杏寿朗
俺は本気だ
杏寿朗
義勇…俺は契約結婚ではなく
杏寿朗
お互いが愛し合う本物の結婚がしたい
杏寿朗
だから
杏寿朗
冨岡義勇さん俺と結婚してくれませんか？
義勇
……っ
義勇
(声いつもより低い…)
義勇
(体が熱い)
義勇
(頭がおかしくなる)
義勇
(煉獄さんが、、好き、、)
義勇
(あぁ、好きなのか…この人のこと)
義勇
煉獄さん……
杏寿朗
…はい
義勇
私でいいですか？
杏寿朗
！！
杏寿朗
あぁ！！あぁ！！
杏寿朗
君がいい！！君がいいんだ！君じゃなきゃダメなんだ！！
義勇
私は…
義勇
家事も下手ですよ
杏寿朗
君のご飯は美味しい君の家事には手抜きがないから俺はそんなこと思わない
義勇
他の女性のように綺麗でもなければ可愛くもないんですよ？
義勇
煉獄さんの事も何も知らないんですよ？
杏寿朗
君は世界で一番美しいし可愛い
杏寿朗
俺のことなんて知りたければいくらでも教える
義勇
……物好きですね
杏寿朗
義勇
義勇
はい
杏寿朗
愛してる
そうして触れ合うだけのキスを交わした
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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