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朝日が目まぐるしい時間
ソファから重い身体を離した
目を擦って、頭を掻きむしって 朝一の声を出した
驚くほどに声は重低音、 唸り声のようだった
軽く身体を伸ばして 軽く息を吐きながら戻した
暇72
意味なんて微塵もない独り言を吐いて 洗面所へと向かった
電車に揺られながら独りごちる、
有線イヤホンをスマホに刺し 耳元で音楽をながした
この時間は学生が少いが 背丈はバラバラなスーツ姿は多く見えた
最寄りの駅から三駅 学校から徒歩15分程の駅へ辿り着いた
そっと教室に顔を覗かせて中の様子を伺っては 入室した
暇72
暇72
自席に綴られた数々の言葉 これを毎日のように消しては書かれの繰り返し
朝早くに起きて、約3年間こんな生活を続けていたら 昨日倒れたのも辻褄が合う
過去これまで何度も倒れるなんてあったこと、 でも学校で意識を無くすなんて初めてのことだった
そう、これは虐め、 俺に何かあると必ず朝こうなる
他を言えば、俺が平和に過ごせば何も起こらない
”そして、俺は犯人を知っている”
そんなことを考えてるうちに 机に荒く綴った言葉は薄くなっていた
暇72
暇72
暇72
不満気味に言ったが どう考えても自分に非があることは気づいている
らんが来る前にらんの机に課題を入れればいいと 足早に階段を駆け上がった
教室に戻ってきた時 微かに教室に活気があった
少しずつではあるが他生徒が登校してきた
みこと
暇72
暇72
教室の前で中を覗いている時、ちょうどみことが声をかけてきた
それに真っ先に反応したのは、 俺の身体だった
肩が跳ねて 首は後ろを振り向いた
暇72
みこと
暇72
暇72
みこと
みこと
暇72
暇72
みこと
暇72
みこと
暇72
みこと
みこと
みこと
暇72
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