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どうなるの？
仮面男
ﾁｨｯ
仮面男
めんどくせぇ
莉子
（ちゃんと喋ってる…）
仮面男
お前はｲｹどりﾀﾞ
莉子
え？それ…
ﾄﾝｯ!（手刀）
莉子
ｶﾞｸｯ
仮面男
よっこいしょ
仮面男
ﾊｰｧなんﾃﾞｵﾚｶﾞ…
寒い
冷たい
悲しい…
ん？悲しい？私が？
なんで？？
目覚めたのは
手術室らしき場所
私の両手足は固定され、
服は全て脱がされていた
莉子
？
莉子
ナニ
莉子
ﾀﾞﾚﾃﾞｽｶ
なんか
言葉が変だ
莉子
ﾜﾀｼﾆﾅﾆｦシタ
仮面男
とくに何もしていない
仮面男
何本か注射を打っただけだ
莉子
ﾜﾀｼﾉﾅﾏｴﾊ
仮面男
お前にﾅﾏｴﾊイらなｲ
莉子
ｿウヵ
私の中の感情は
全て消えた
遡る事1時間前
闇医者？
麻酔なしでもいいよな
莉子
やだ！外して！
この時はまだ私には
感情があった
闇医者？
ザクッｻﾞｼｭ
莉子
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ー！
莉子
うぁ"ぁ"！！
闇医者？
心臓にチップを埋め込む
闇医者？
手伝ってくれ
仮面男
はい
仮面男
チップです
闇医者？
ｼｭｯ（心臓を少し切る）
莉子
え、
闇医者？
ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ
莉子
あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"
体を襲う痛覚
絶望
恐怖
様々な感情が入り浸って
私は無数の悲鳴をあげた
でも
私の叫びは虚しく散り、
意味の無い物になって行った
莉子
ﾜﾀｼﾊﾅﾆｦスレバｲイ
仮面男
お前はｿｼｷのｲウ通ﾘにスレバｲイ
莉子
そうか
なぜ思い出せない
まるで記憶だけを誰かに取られたかのようだ
何も思い出せない
ただ分かるのは
私は
この組織の
殺戮兵器
だと言うことだけ
莉子
(´°ᗜ°)ﾊﾊｯ..
莉子
ﾜﾀｼﾊｿｼｷ二ｲｲﾖｳ二ｻﾚﾙｳﾝメイヵ
仮面男
なんか言ったか？？
莉子
いや何も
感情を失った化け物
殺戮兵器が
誕生してしまった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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