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私の名前は月島奏。高校三年生
です。私には5人の友達がいました。

ある日、彼ら彼女らに誘われて私たちは”夜玖島”という45年前に滅んだと言われている島に行きました。

最初は遊びのつもりだった。
なんも考えてなかった

まさか、あんなことになるなんて

ごめんね。みんな。待った?

しゅんすけ

仕方ないよ。バスが遅れたんだから

カイト

そうだよ。別に島に行く用の船は
もう借りてるし、焦ることなんて無いよ。

ユウコ

みんな甘いよね。まぁ別に
私はいいんだけど。しゅんすけと
居られるんだし♡

しゅんすけ

ははは…

カイト

リア充はいいよなぁ。まったく…
あんまりノロノロすんなよ。

あかり

あ…えっと

カイト

どうした?あかり

あかり

やっぱり、やめない?

え?なんで?

しゅんすけ

なんだよ。あかり
ビビってんのか?

ユウコ

そうだよあかり。
怖がる必要ないよ。

あかり

でも、でもね。私
嫌な予感がするの
出る前におばあちゃんに止められたの
『あそこには行くなって。』

そんなの危ないからでしょ?高校生だけが島に行くなんて。

あかり

そんなんじゃない…そんなわけ
そんなんだったら…あの
おばあちゃんの顔はなんだったの!?

あかり

異常だったのよ。顔から汗を
吹き出して目は泳いでた。
同様でこえまでふるえて、
懇願してきたわ。

だからさ、あかり
怖いなら来なきゃいいじゃん
帰りなよ

しゅんすけ

なんかあっても俺たちが守るよ

ユウコ

しゅんすけかっこいい!

カイト

ま、男がいるんだ。蛇が出ようとクマがいようと守ってあげるから安心して

あかり

う、うん。ごめんね。
大声出して。

しゅんすけ

雰囲気あるな。てか
なんか雷が出てね?

カイト

そうだな…こんな天気じゃなかったはずなんだけど。

ま、ここまできたら帰れないし
行こうか。

…………

しゅんすけ

これは…

(ダメだ。そう直感で感じた。ここにいては行けない。まだ昼間だって言うのに、ここだけは雰囲気が違った。鳥肌が立つような。生命の危機を感じた。)

カイト

ま、ビビっても変わんねーし
行こーぜ。

ユウコ

そうだねー。お化けなんて!
しゅんすけが倒してくれるし!

しゅんすけ

ま、任せろ。俺は数珠と札と塩を持ってきたんだ。
ばっちりだぜ

ユウコ

さっすがぁ!

あかり

…………そんなの意味ない

(あかりがボソッと言ったことが聞こえた。それには私も少し同感していた。そんなものが効くとは思えなかった)

なに、ここ。

しゅんすけ

ひっ…なんだよこれ

(禍々しかった。生命の危機を
本気で感じた。私の第六感が
喉が潰れそうな勢いで叫んでいた。ここにいてはまずい。と。)

あかり

あぁ…ぁぁぁ

ユウコ

あかりっちどうしたの?
そんな震えて。

…そういえばあかりは多少霊感があるんだっけ?

ユウコ

あー。そんなこと言ってたね。
どうなの?

あかり

だ…だめ。ここは本当にダメ。
私…帰りたい

カイト

…閉じ込められたか。

え?

しゅんすけ

ドアが閉まってる

あかり

だからやめようって言ったじゃない!!!

(あかりはそう大声で叫んだ)

あかり

ふざけないでよ!!!私はもう帰るから!!!

(あかりがドアに、近づいたその瞬間。ドアの横のドアが開いて、何か手のようなものが出てきた)

しゅんすけ

え?

(あかりはそれに頭を掴まれて…あかりは…死んだ。)

しゅんすけ

は…は?え?は?

カイト

うそ、だろ?

ユウコ

……………え

(ユウコは驚きのあまり、ヨダレを垂らしながら、膝を震わせていた)

カイト

あか…り?

しゅんすけ

……………

(私は本能で感じ取った。この部屋にいては行けないと。そして、みんなの手を引っ張って別の部屋へと向かった…)

居間にて。

しゅんすけ

あかり…嘘だろ?

カイト

お前の、お前のせいだぞ…しゅんすけ!!!!!

カイト

お前が夜玖島に行こうなんて
言い出したから!!!

(カイトは怒っていた。そりゃそうだろう。だってカイトはあかりの
事が好きだったんだ。)

カイト

お前のせいであかりは死んだんだ!

しゅんすけ

……すまん

ユウコ

ちょっと、カイト。そこまで
言うことないでしょ?
来ちゃったんだから仕方ないよ
それにあんただって賛成してた
なら同罪よ

カイト

なんだと?…ギャルのくせに
調子乗るなよ…

ユウコ

陰キャのあんたには言われたく
ないね。

喧嘩しないでよ…こんな時にお願いだから
みんな怖いのは分かる。でも
はぐれたらそれこそ終わり。みんな死んじゃう

しゅんすけ

そうだな…少し、冷静になろう

カイト

あ、あぁ。その…2人とも
ごめんな。

ユウコ

そうだね…私たちに非があった。
ごめんね…あかりが好きだった
あんたの気持ち考えてなかった

(カイトのケータイが震えた。)

カイト

は?

(カイトの顔が真っ青になった。それはもう、死ぬ直前のように。)

カイト

逃げよう…早く。

ひっ…

身体が震えた。死んだはずの 親友からの脅迫 怖かった。凄く……

しゅんすけ

あぁぁぁぁ!!!!!

(しゅんすけはケータイを投げ飛ばして走り出した。ケータイは壁に当たると、地面に落ち、振動止まった。)

あかり

不在着信

不在着信

しゅんすけ

え?

(私たちはなり続けるケータイの前で立ち尽くすことしか、出来ないのだった。)

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