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春子(はるこ)
今日、私―夏美が学校から帰ってくるなり、お母さんからそう言われた。
夏美(なつみ)
これじゃあ、説明不足だと思うから、ここで説明を少し入れるね。まず、私(夏美)は、高校3年生。今、大学受験に向けて勉強を頑張っているよ。次に、春子(はるこ)っていう人は、私のお母さん。スーパーでパートをしているよ。可愛くて美人で明るくて優しい、私の自慢で大好きなお母さん。まあ、こんなこと、いい年して恥ずかしくて本人の前では言えないけどね。その次、冬美(ふゆみ)。冬美は私の妹で、今は小学校6年生。私といろいろ正反対で、まず、私はお母さんに似ていて、明るくて、友達が多い。冬美はお父さんに似ていて、内気で友達が少ない。こんな言い方したら失礼だけどね。私の好きな食べ物は肉(牛タン)だけど、冬美の好きな食べ物は魚(寿司)。私のMBTIはESFJ-AC(領事)。冬美のMBTIはINTP-TS。(論理学者)。私の趣味は友達とカラオケやスタバやサイゼやゴンチャに行くことと、メイクすることだけど、冬美の趣味は一人で読書することと、絵を描くことだ。頭の良さも違くて、私の成績は、国語7、数学8、理科9、社会7、英語8、音楽5、美術6、保体10、技家9だ。冬美の成績は、国語はできる3つ、算数はもう少し2つ、できる1つ、理科はもう少し1つ、できる2つ、社会はできる3つ、英語はできる2つ、もう少し1つ、音楽はもう少し2つ、できる1つ、図画工作はよくできる1つ、できる2つ、体育はもう少し3つ、家庭科は、もう少し2つ、できる1つ。何もかもが私と冬美、正反対。そのせいで、最近は毎日喧嘩してる。喧嘩してない日なんてあったっけ?ってくらい喧嘩してる。本当に困った。前はこんなんじゃなかった。もっと仲良しだった。いつからだろう、冬美と毎日喧嘩するようになったのは。
春子(はるこ)
夏美(なつみ)
春子(はるこ)
夏美(なつみ)
春子(はるこ)
夏美(なつみ)
冬美と別々で暮らすのが嬉しいと思うのはやばいだろうか。…いや、別にやばくない。だってここ最近の冬美はだいぶやばいのだ。
―それは、ある日のことだった。
夏美(なつみ)
私はコーラとポテチ(コンソメ味)を片手に自分の部屋でくつろいでいた。そしてテストが終わった達成感をひしひしと感じていた。
コンコンコンッ(ドアをノックする音)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
冬美は部屋に入ってきた。
夏美(なつみ)
ここ最近の冬美は要注意だ。
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
夏美(なつみ)
夏美(なつみ)
冬美(ふゆみ)
そうして冬美は私の部屋から出てった。
―今思えば、あれが一番最初の冬美との大喧嘩だったかも知れない。
もともと、毎日大喧嘩する前から、冬美の態度が、少し変だな、とは思っていたんだ。ちょっとこの態度ムカつくなぁって。
正直、毎日冬美と大喧嘩するのは疲れた。受験勉強もまともにできないし、精神的にもやられているのだ。たかが妹との喧嘩で?って思うかも知れないけど、私は喧嘩が嫌いなのだ。
―だから、毎日大喧嘩を仕掛けてくる冬美のことが嫌いなのだ。もう、大嫌い。最近は、顔も見たくない。冬美と一緒の家で暮らしたくない。ここ最近、私はずっとそう思ってる。
だから、お母さんが「冬美と、別々で暮らさない?」って言ってくれたとき、すごく嬉しかったのだ。もう、私は心のなかで、跳びはねてしまいそうなくらい喜んでいたのだ。
―勿論、さっきお母さんとの話で、「冬美と仲直りしたいって思ってるよ。」っていうのは嘘。そんなこと1ミリも思ってない。