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この後どうなるかとても楽しみです((o(。>ω<。)o))
や・ば・す・ぎ☆
EP.3
教室から出て20秒程で着くこの学年が使える空き教室
普段は鍵が閉まってるはずなのに
高峯未雅
ガラッと開けて中に入っていく、
そして私も掴まれた腕を引かれて そのまま中に入っていく
なんでここ、 鍵空いちゃってんのよ、
そんな疑問が頭にぽつぽつとありながらも私は西畑くんと向き合う形になった
西畑大吾
高峯未雅
西畑大吾
高峯未雅
高峯未雅
高峯未雅
高峯未雅
一体西畑くんは何を言ってるんだ?
高峯未雅
西畑大吾
聞き取れてるはずなのに
ひらがな変換されてしまうほどゆっくり言われても、
全くもって何を話されているか分からない、
改めて聞き返す、
高峯未雅
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
きっと西畑くんは 男女が対等の人数いる際の気まずさや際どさを知らないようだ、
高峯未雅
高峯未雅
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
一人暮らしだなんて聞いてないよ、
やばい、環境、
いや、待てよ、
私も、西畑くんも、 好為は抱いてない、
ならあの数式を解くだけなら すぐに終わらせて出れば問題なし!
よし、大丈夫だ、私、
動揺するな、
相手は好意を抱いてるわけじゃないんだから、
高峯未雅
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
西畑大吾
高峯未雅
いや、私動揺しかしてないじゃん
高峯未雅
動揺してるのがバレたら さすがに恥ずかしい、
早く戻ろう、 そう思った時、
西畑大吾
高峯未雅
ドアの方を向いた時、
半袖のカッターシャツの上から肩をぐいっと寄せられる
何を言われるのか、 何をされるのか、
分からなくてぎゅっと目を瞑っていたが、
数秒経っても何も無い、
ゆっくり目を開けると
西畑大吾
西畑大吾
右耳から囁くように響いてきた 低く甘い声
高峯未雅
バレてた、?
ダメだ、平常心でいられない、
私は首から熱を感じて、 その後すぐに頬も熱くなる、
身体中の血液が沸騰したかのように、
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
「じゃ、俺購買に焼きそばパン買ってこよ〜」 なんてさっきの甘い男の囁きの声が嘘のようにいつもの犬のような声に戻る
そして西畑くんは私よりも先に空き教室を出る
高峯未雅
顔は赤いまま、
それに加えて脳内では
「男とふたりって意識するんやな」
その声が何度もリピート再生される
だけど我に返って思う、
高峯未雅
好きじゃなかったら、
なんだか、西畑くんが言う言葉には
ひとつひとつ深い意味がありそうで、なさそうで、
それがいちばん怖い、ことなのかもしれないが、
私は
考えても解決しない意味を
自分の中の解釈で解決させようとしていた、
高峯未雅
考えれば考えるほど、
分からなくなる私の頭の中
馬鹿みたいに勉強しているからか、
それとも今までになかったからか、
そんな解決する気配のない自分の頭に
釘を打って無理やり治すように
空き教室のドアを閉めて、
茉莉のいる自分の教室に戻った
次の章まで ❤350以上
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