主
主
雫星が私の事を守って死んで、葬式が行われた。
なんで私がタヒぬんじゃなくて、 華月がタヒんじゃったのだろう。
華月
葬式が終わった後、私は ずっと引き籠もっていた。
だって、どんなに警察に訴えても、「事故」でした。 はい!終わり!
だもん。
この時、つくづく思ったよ。 警察なんて、
形だけなんだって。
実際、大人も皆そうだ。
大人の理想を子供に押し付けて、 子供の個性を殺してる。
そう考えるようになった。
雫星が居なくなって、警察に相談しても、全く動かないから、 私はかんがえた。
どうせ、警察は動かないんだから、 私でなんとかすればいあんじゃない??
って、思うようになった。
でも、実際今は私は小6だ。
だから、人を殺しても、100% 大人はこちらの事情など聞いてくれないであろう。
だから、私は調べた。
部屋に引きこもって、
調べて
調べて
調べて!
そして、調べ続けて、
防犯カメラの操作の仕方。 ハッキングの仕方。 人のデータのとり方。
色々な知識を身に着けた。
でも、そんな事をしていたら、いつの間にか、3年もの時が経っていたらしい。
そう、私は中学3年生にして、ハッカーになっていたのだ。
今の私を雫星がみたらどう思うのかな……。
でも、もぅそんな事言ってられない。
足を踏み入れてしまったからには、 もぅ…取り返しは付かないから。
こんな私でも、気にかけてくれてた人はいたらしくて、
久しぶりに部屋を出て、親と3年ぶりに顔を合わせたら、 その人の事を親が教えてくれた。
どんなに、ハッカーとしての腕を上げても、
犯人を殺せなくては、意味がない。
何がなんでも、あの犯人だけは私の手で消さないと……
そう思うと、居ても立っても居られなかった。
だから、私は久しぶりに外に出ることにした。
3年ぶり?くらいだ。
そしたら、この一年くらいは学校に行っとけば?と母に言われたから、 学校に行くことにした。
そしたら、毎日のように訪ねて来てくれる人のことを、親が言っていた。
その人の名前は、
佐野 万次郎
と言っていた。
どうやら、この人も、過去に大切な人を亡くしていたらしい…?
ま、明日は久々に外に出て、 ついでに学校にも行こうと思う。
勉強は、間に合ってるんだけどね…
ま、寝てれば何とかなるだろ!ということで、明日は初めての中学にいってきます。
大分話が進みましたね。
華月の初めての中学生活は、何が待ち受けているのか…
気になるところですね。
という事で、次回も華月の物語の始まりの1分です。
では、また次回も 楽しんで来てくださいね
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