○○
明日は蘭ちゃんの誕生日
私は喜んで欲しくて、竜ちゃんとサプライズの準備をしていた
竜ちゃんとは家が違うから、連絡ツールは勿論SNS
○○
○○
喜ぶ蘭ちゃんを想像してワクワクしていると
蘭
○○
蘭
○○
突然そんな事を言われるもんだから返す言葉がすぐに思いつかなかった
○○
蘭
○○
○○
○○
蘭
○○
○○
○○
蘭
○○
必死に言い訳を探したけど
○○
これしか思い浮かばなかった
○○
蘭
○○
蘭
○○
蘭
やばい。これはとてつもなくやばい
焦りからか言葉が詰まる
そんな時、携帯に一通のメールが
蘭
○○
蘭
○○
○○
蘭
○○
蘭
○○
蘭
蘭
○○
○○
私は必死に彼の腕にしがみついた
蘭
蘭
○○
蘭
○○
ドン パリン!
彼は大きく自身の腕を振る
その勢いで私は軽々と吹っ飛び机にぶつかった
その際、机の上に置かれていた花瓶が落ちてきて太ももの上で割れた
○○
蘭
太腿からは血が溢れる
蘭
○○
蘭
蘭
バタン。
○○
○○
硝子の破片で赤く染った太腿の痛みに耐えながら応急処置を施し
私もリビングに背を向けた
○○
蘭
蘭
蘭
ココ最近ずっとスマホを弄ってニヤニヤしている○○に不信感を抱いていた
浮気か?と疑ったが、○○が浮気なんかするはずがない。
と、何処からか分からないが 自信がふつふつと湧いていた
蘭
蘭
○○
そう呼ぶとすぐこっちに振り向く○○
可愛いなぁ。なんて思いながらも あの質問を投げつける。
蘭
○○
○○
蘭
そういうと、少し頬を赤らめる○○
○○
○○
分かりきった事を言う○○に心の中で
蘭
と、答えつつも もう少し意地悪がしたくなり
蘭
なんて、言ってみた
○○
蘭
焦った顔で黙り込む○○に嫌でも少し疑いの目を向けてしまう
蘭
○○
○○
蘭
蘭
○○
蘭
○○
蘭
段々と疑い深くなって来た時
蘭
追い討ちをかけるようにメールが届いた
○○
蘭
パッと目に入った文字は 『明日楽しみだな!』
口調的に男と推測
○○
蘭
言いたくも無い言葉
○○
蘭
○○
今まで抑えてきた心の奥底の不満が爆発してしまった。
蘭
蘭
○○
○○
必死に俺の腕にしがみついてくる○○
生まれて初めて○○が鬱陶しい。 そう感じた
蘭
蘭
○○
それでも離そうとしない○○に腹が立ち
蘭
腕を思いっきり振った。
○○
ドン パリン!
○○
蘭
蘭
一瞬何が起きたか分からなかった
だけど、床に座り込んでいる○○の太腿から滲み出る血とフローリングに散乱している硝子の破片で、俺が○○に何をしてしまったのか
嫌ほど伝わってきた。
蘭
○○
○○の近くへ行こうとするが、拒絶された。
…そりゃそうか。
俺はこの手で○○を傷つけてしまったのだから。
蘭
蘭
バタン。
冷静になろうと俺はリビングを後にした。
ジュージュー🍳
竜胆
竜胆
竜胆
ガチャ🚪
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
竜胆
蘭
泣きながら抱きついてくる兄ちゃん
竜胆
急いで火を消しソファーに並んで座る
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
蘭
蘭
竜胆
ドタバタ
バタン!
竜胆
竜胆
竜胆
ガチャ
蘭
部屋中探してもどこにも君の姿はない
蘭
ふと、リビングの机が視界に入った
蘭
机の上には 綺麗にラッピングされた箱と 震えた『Happy Birthday』の文字
蘭
蘭
蘭
俺が○○を探しに外へ出ようとしたその時ポッケが振動する
蘭
竜胆の家に居ると分かれば後は走るだけ
息を切らすことすらも忘れて、ひたすら走った
○○
竜胆
○○
バタン!!
蘭
竜胆
○○
太腿の痛みなんて忘れ、一目散に彼の元へ駆ける
ギュ
○○
蘭
竜胆
蘭
○○
蘭
○○
蘭
竜胆
1週間後の○○の誕生日に 2人は婚約したんだとか…💍💝
𝑒𝑛𝑑
コメント
21件
え!?○○ちゃん!?太腿大丈夫?!