エルヴィラ
それで私ですか...
ルナ
うぅ、はい...お邪魔しちゃってすみません...
エルヴィラ
構いませんよ。
エルヴィラ
座ってください。紅茶でいいですか?
ルナ
あっ、はい!!ありがとうございます...!
ルナ
(まさか名門校の学園長のおうちって...なんでよ...)
エルヴィラ
お待たせしました。私はあちらの部屋にいます。何かあったら呼んでください
ルナ
えぁ、は、はい!!
ルナ
...
ルナ
(いや、あの方...エルヴィラさん?凄いな...よく知らない人家にあげてそのままにしておけるな...)
エルヴィラ
ふむ...やはり...フィンレイ様も、彼女、悪魔執事の主も、記憶が無いようですね。
エルヴィラ
どうしましょうか...私に、理由がないのに仲良くするなんて...出来ません...
エルヴィラ
前は...どうやって...
ルナ
んー...どうしよっかなぁ...
エルヴィラ
なにか?
ルナ
うわっ...!!
ルナ
あ、えっ、エルヴィラさん...
エルヴィラ
なにか悩んでいましたが...なにか?
ルナ
あ...大したことじゃ...いや大したことか...
ルナ
ずっとここに留まる訳にも行きません。
どうやって元の家に帰ろうかと...
どうやって元の家に帰ろうかと...
エルヴィラ
...私は困りませんし、ここにとどまってもいいですが...
ルナ
いえいえ、多分ですけど、ルナ、ストーカーいるんですよ...自意識過剰...って訳でもなくて、ほんとに。
ルナ
付けられてる感じがするんです。きっと、ここもすぐバレちゃう
ルナ
バレちゃったら、エルヴィラさんにも迷惑が...
エルヴィラ
ふむ...なるほど...
ルナ
うちがマンションなら良かったんですけどね...一軒家なので簡単に引越しって言うのが出来なくて...
エルヴィラ
...やはりここにとどまっては?
ルナ
え、えぇ???
エルヴィラ
ここはセキュリティがしっかりしています。特定されても大丈夫かと...
エルヴィラ
少し田舎の方ですし、人も来にくい、ちょうどいいと思いませんか?
ルナ
えっあっえっ...
ルナ
その...
ルナ
(いえない、とってもありがたいけど...気まずいなんて言えない...!!)
ルナ
しっかりしたセキュリティでも、特定されることはあって...
ルナ
変なものが家に届くこともあったり、勝手に宅配便使われたり...
ルナ
金銭的な迷惑もかけてしまいますし、毎日押し掛けられて精神的な迷惑も...
ルナ
お仕事の邪魔になってしまいますよ...
エルヴィラ
そうですか...
エルヴィラ
構いません
ルナ
......えっ
エルヴィラ
ここにいてもらって構いませんよ。
通報すればいいですし。
通報すればいいですし。
ルナ
いやっ、そういう事じゃなくてぇ
エルヴィラ
?
ルナ
すごく精神的な迷惑がかかるんですよ...
エルヴィラ
周りの音が聞こえない部屋がありますよ
ルナ
うあ...
エルヴィラ
衣食住全て完備していますよ
ルナ
いぁ
エルヴィラ
他に行くところもないですよね?
ルナ
ぐふっ...
ルナ
じゃ、じゃあ、少しの間だけ、お邪魔します...
エルヴィラ
えぇ。学園も、こちらに移動しますか?
ルナ
そ、それは結構です!
エルヴィラ
ふふ、残念です
ルナ
(冗談とか言う人なんだ...)
ルナ
(でも、優しい人)
ルナ
(初めてあった気がしないのは...なんでなんだろう?昔どこかであったとか?いや、こんな不思議な雰囲気の人、忘れないと思うんだけど...)
ルナ
うーーーん
エルヴィラ
(思い出して...)
エルヴィラ
(いや...まだぼんやりと...ですが、思い出すのも時間の問題...)
エルヴィラ
(悪魔執事に、取られないといいのですが...)






