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はくと
よな
薄々気づいてた
はくとが私と別れたがってること
よな
よな
よな
言いたいことがたくさんあるのに
ありすぎて言葉がでない
よな
かろうじて出た言葉だった
よな
よな
涙でぬれた顔を隠すように うつむき、 拳に力を入れて服の裾を つかんだ
よな
よな
よな
よな
はくと
よな
はくと
よな
よな
よな
よな
はくと
私は優しくなりたかった
だから優しいはくとといれば 優しくなれるって思ってた
でも結局優しくなれなかった 私ははくとを傷つけて
最後には終わってしまった
よな
よな
よな
よな
よな
よな
リビング
よな
よな
母
母
母
父
父
父
よな
うちの両親は仲が悪い
喧嘩もよくある
よな
よな
よな
よな
よな
よな
よな
よな
よな
母
よな
父
父
母
母
よな
ガチャっ バタンッ
母
私の叫びなんてはくとにも 両親にも届かなくて
初めての家出は真っ暗で何も見えなくて
いつの間にか私の体は宙に浮いてた
地上に落ちたときは身体中がいたくて意識が遠のいた
よな
よな
二話へ続く