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第14話 ごめん
あの後
お姫様抱っこはやめてもらった
けど……
僕がフラフラしてたから
危ないって言って
手、繋いできた
ほんと、どこまで優しいんだか……
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
ころん
僕だってやり直したい
せっかく決めたことなのに……
るぅと
あぁ、もうダメだ
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
泣きすぎて
声がかすれて
ころちゃんに届かなかった
ころん
ころん
ころん
るぅと
そう言われて、
ころちゃんと一緒に
また、歩き出した
いつもの場所
ころちゃんが連れてきてくれた
ころちゃんは
僕が泣き止むまで
隣で優しく抱きしめてくれてた
泣き止んでから、
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
死ぬの
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
そうして
今まで誰にも話してこなかった
僕の話をし始めた……
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
そんなんだからころちゃんは……
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
あの日は
祭りの日だった
街が凄くざわついて……
気分転換したかったから
いつもの丘に来ていた
その近くに
小さい男の子の兄弟が遊んでいて
崖があるから危ないなとか
思っていたら
いきなり泣き声が聞こえてきた
そっちの方に行くと
さっきの兄弟の弟の方が崖の下を見て
泣いていた
「どうしたの?」と聞くと
「お兄ちゃんが落ちた」って
泣きながら教えてくれて
崖の下を見ると
岩にしがみついている男の子が
泣きながら
「助けて」
そう言われて
手を伸ばし、
男の子を持ち上げた瞬間
僕が落ちた
だいぶ、高い崖から落ちて
僕は死んだ
すごく辛かった
ころちゃんを置いて死んでしまったから
そう思っていると
神様が
「あなたが死んで悔やんでることはなんですか?」
そう聞かれた、だから
「ころちゃんを1人にしてしまったこと」
そういった
そしたら、
「あなたにもう一度チャンスを与えましょう」
「あなたの大切な人を助けなさい」
そう言われて
気がつくと……
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
ころん
ころちゃんでも、信じないか
だから
「冗談ですよw」
って言うつもりだったけど
ころん
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
ころん
ころん
そうだ
僕は怖かったんだ
生き返ったのはころちゃんのためじゃない
僕が辛かったから
離れるなんて嫌だったから
ころちゃんは1人で生きていける
弱いのは僕だ
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
そうするところちゃんは
しっかり作戦を考えてくれて
僕が知ってるよりも
ずっと大人になっていた
ころん
ころん
ころん
ころん
るぅと
凄いねころちゃん
しっかり前を向いて
やりたいことやって
そういうとこも大好き
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
ころん
そう言って
優しく僕の口に
キスをした
あの後、帰ろうってなって
ころちゃんが家まで送ってくれた
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
るぅと
さとみ
色々終わって……
るぅと
さとみ
るぅと
第14話 終了
長くなってすみません
続き♡1300