テラーノベル
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夜の東京
ネオンが滲む街の中、麗蘭は1人で歩いていた
本当は来るはずじゃなかった場所
でもどうしても、確かめたかった
麗蘭
ビルの屋上
そこに居たのはかつての面影とはまるで違う 彼だった
黒いスーツ
冷たい瞳
梵天のトップ
佐野万次郎
マイキー
低くて、感情のない声
それでも麗蘭は一歩近づく
麗蘭
沈黙
東京の夜風だけが吹いていた
マイキー
マイキー
マイキーは視線を逸らしたまま言う
麗蘭
マイキー
麗蘭
その瞬間、マイキーの指が 麗蘭の腕を強く掴んだ
マイキー
今まで見た事ないくらい近い距離
マイキー
マイキー
麗蘭
マイキー
麗蘭
麗蘭
麗蘭
その言葉に、マイキーの瞳が一瞬揺れた
マイキー
小さく呟いて、マイキーは 麗蘭の頬にそっと頭をつける。
マイキー
低い声
マイキー
そう言いながら腕は離してくれなかった。
麗蘭
麗蘭が笑うと、マイキーは少し困った顔をした
マイキー
マイキー
麗蘭
夜の東京
梵天の王の隣で、麗蘭は初めて 彼の弱さを見た。