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密舞 空想side
密舞
空想
密舞
厄鬼
厄鬼の後ろに回りこっそり持ってきていた岩塩をなげる密舞
厄鬼
厄鬼
ぶちギレる鬼
密舞
ドヤ顔する密舞だが、はたから見ればただのヤバイ奴のようだ
空想
空気になりかけていた空想が喋る
密舞
力強く頷く密舞
それを見て頷き返した空想は何かを唱える
厄鬼
厄鬼ですら聞き取れない声で延々と呪文を唱え続ける
空想の周りを薄いグリーンの光が纏う
厄鬼
戸惑う厄鬼
これまで彼の動きをたった一人で封じ込めれた者は誰もいなかった
空想
厄鬼
なめてなどいない。
ただ、いつもののんびりした口調がなめているようにしか聞こえない
厄鬼
密舞
黒い笑みを浮かべた密舞
その手には岩塩で出来た刀があった
密舞
ﾌﾞﾝｯ ｻﾞｼｭｯ
空気を切るような音がした直後、厄鬼の首が飛ぶ。
厄鬼の真下に赤黒い穴があいた
どうやら厄鬼は地獄に落ちていったようだ
密舞
空想
その様子を見届けていたらいつの間にか穴が塞がっていた
ここに残っていてもとくにすることも出来ることもない
空想
密舞
