ヴヴッ…
『ハイ、ハイー』
『えーっと …白狼?伊角さん』
『ルールはさっき言ったけど』
『現在各地で 敵の襲撃が勃発』
『その内10人名の敵が この街を奇襲し』
白狼伊角
『住民は避難完了済み』
『建物は崩落』
白狼伊角
『10名の敵に 手枷をかけること』
耳郎響香
峰田実
麗日お茶子
尾白猿尾
八百万百
上鳴電気
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
轟焦凍
『えーそれでは』
『白狼伊角』
『仮免試験』
『始め!!!!』
白狼伊角
さて、どうして いきなりこうなったのか
それは遡ること数日前……
相澤消太
相澤消太
相澤消太
1年A組
耳郎響香
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
緑谷出久
八百万百
白狼伊角
相澤消太
相澤消太
という訳である
今頃彼らは 私の行動を見ている最中だろう
あーやだやだ
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
タッタッタッ
ヴィラン役
ヴィラン役
ドカッ
ヴィラン役
ドサッ…
カチャ
白狼伊角
ヴィラン役
白狼伊角
白狼伊角
グンッ
バキンッ
ヴィラン役
カチャン
白狼伊角
この調子だとすぐ終わるかな
……てかこの人達…
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
ヴィラン役
ヴィラン役
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
ヴィラン役
白狼伊角
白狼伊角
ヴーッ
『えー試験終了です』
『お疲れ様でしたー』
『ふぅ…やっと寝れr
ブツッ
白狼伊角
白狼伊角
ドサッ
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
なんか無性に疲れたなあ
そんな、20分も 掛からないような試験なのに
強かったなあの10人
いや、弱かったかも?
そう言えば、 イレイザーに問い詰めないと
でもイレイザーに言ったって どうしようもないかなあ
耳郎響香
白狼伊角
あ、みんな来た
元気だなあ
……
みんなが
背中の傷を見たら どう思うだろう
白狼伊角
白狼伊角
そしたらどうだろう
幻滅するかな
醜いって
思うかなあ
てかそれより
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
白狼伊角
麗日お茶子
切島鋭児郎
切島鋭児郎
障子目蔵
白狼伊角
上鳴電気
白狼伊角
障子目蔵
瀬呂範太
耳郎響香
白狼伊角
こんなに優しいのは 今だけかもしれない
こんなに暖かいのは これを知らないからかもしれない
でも隠し切るのは無理だ
そろそろ限界
どうしようかな
クイッ
轟焦凍
轟焦凍
白狼伊角
焦凍くんは、 背中のこれのこと知ってるんだっけ
白狼伊角
轟焦凍
白狼伊角
轟焦凍
白狼伊角
轟焦凍
轟焦凍
相澤消太
白狼伊角
相澤消太
白狼伊角
白狼伊角
瀬呂範太
蛙吹梅雨
上鳴電気
爆豪勝己
上鳴電気
白狼伊角
あんな強くもなければ弱くもない
それ程度のヴィラン用意してまでして
仮免合格させたかった 理由はなんだ…?
なんにしても
私の能力を 買い被りすぎている…
……でも
このままヒーローになって
両親と同じ道を進むのも 悪くないかもしれない
よくもまあ人殺しが
俺達を忘れて 随分と楽しんでいるようだ
いつまでそこにいるつもり?
いつ俺達と同じ場所に来る?
結局お前は
お前が転がした犯罪者達と同じ
どこに行ったって 役に立つことの無い無能なんだ
自分を高く見るな
お前はいつだって底辺だ
そうでしょう?
だってお前は
人殺しなんだから
ℕ𝕖𝕩𝕥 𝕟𝕠𝕥𝕚𝕔𝕖
相談
𝕟𝕖𝕩𝕥▷▶︎▷♡234