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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

夢主

ブルックは、私の事を知りたいんだね

ブルック

...はい、大切な人だから、

もう、嫌と思うほど知ったのに

彼女の前では、分からないフリをする

彼女も、気づいているだろうに。

夢主

じゃあ、話してあげるよ。

私は、旅館の跡継ぎだった

何一つおかしくない、

普通の女の子に産まれていたなら、

人と違うと、気が付いたのは

産まれてまもなくだった。

原因不明の病に襲われた

いつでも関わらず、貧血、

頭痛、その他諸々の症状が現れた

凄く、怖かった、

死んじゃうって、思った

でも、今まで生きてこられてる

原因不明だから、いつ死ぬかなんてわかんないし

朝を迎えられるのかさえも

全部、分からなかった

まだ、形のある病気の方が

目に見えて良かったのかも

体の中が、どんどん蝕まれていった

いつか、全部食べられて

消えちゃうんだな…って。

ブルックと会えたあの日は、

私にとって、幸せな道の第一歩だったんだよ、きっと

私の体は、蝕まれてく一方だから、

初めて、同じだなって思ったの。

ガイコツと、皮だけの人間

皮を剥ぎ取ったら、同じでしょ、?

神様は、簡単に私の体を

奪って行っちゃうんだけど、

唯一、奪われたくない

そうやって思えたことがあった

この、ブルックを思う気持ちだけは

恋って言う名前をつけた気持ちだけは

神様に持って行って欲しくない

無かった事になんて出来ない

だって、好きになっちゃったから、

麦わらの一味の音楽家は、長く生きられない彼女と出会った

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