翌日。
私は本を返そうと 図書室に向かった。
この学校の図書室は 感じの悪い係員がいる。
🐰
あの、
🐰
本返却したいんですけど、
感じの悪い係員
んぁ?
感じの悪い係員
あー、本元の場所に戻しといてぇ
🐰
は、はい
イライラの感情を捨て、 私は本を元の場所に置こうと 本棚に向かった。
本棚の元にたどり着くと おもった以上に上にあり 本を元に戻せなくなった。
頑張って背伸びをしていたら 隣から手を差し伸ばされた。
🐰
あ、ありがとうございます。
🐻
いえいえー
🐻
そういえば、🦁が探してたよ?
🐰
そうなんですか。
🐻
え、もしかして俺の事知らない?
🐰
?
🐻
あぁ〜知らないのねw
🐰
すいません、
🐻
俺よく🦁と一緒に居るんだけど、
あの人(🦁)と一緒にいる?
🐻
名前は森本慎太郎
🐻
よろしくね!
この人、感じ良いし 優しそう。 あの人とは人柄が 全然違う。
🐰
よろしくお願いします。
🐻は🐰を見て ずっとニコニコしている。
すると図書室のドアが勢いよく 開いた。
誰かと思い、 ドアの方を見た。
🦁
あ!🐰!
🐰
、
🦁
🐻お前なんで🐰といんの?
🐻
俺はただ図書室に用があったからきた
🐻
そしたら🐰ちゃんが本棚に
手が届かなくて困ってたから
助けてあげただけだよ
手が届かなくて困ってたから
助けてあげただけだよ
🦁
は?!
🦁
🐰!困った時は俺に言えよ!
🐰
なんでよ、
🦁
俺が助けたいから!
🐰
意味わかんない、
🐻
俺もう行くね?
🐻
バイバイ
🐻はそう言って 図書室から姿を消した。
🦁
🐰、🐻の事好きになってないよな?
🐰
男の人に興味無い。
🦁
よし、じゃあ好きになってないな
🐰
あの、付きまとうのやめてください。
🦁
やだ
🐰
なんなんですか、
🦁
🐰が俺の事好きになるまで
付きまとう。
付きまとう。
🐰
、
🐰
どいてください。
🐰
本探すので
🦁
なら俺も着いてく
なんなのこの人。 と思いながら私は 彼を無視して本を探し続けた。







