悪辣
……人よりはそれなりお互いを分かってるつもりで喧嘩とかして
悪辣
辻風が置いてった傷付いた木の葉にはっとして
悪辣
追いかけんだどこまで行ったって構わないと…
月雲
手を伸ばして そっと涙拭いてあげたいけれど
月雲
地球の裏側にいるくらい 君が遠い
月雲
いえない想いのその先で誰かのために流す涙に
月雲
胸が痛くて張り裂けそうごめんね、好きなんだ
悪辣
はぁ…はぁ…
〇〇
悪辣走った?そんなことしたら発作起きるよ
悪辣
うるさい…
悪辣
月雲は?…
〇〇
…部屋か……あそこじゃない……
悪辣
ビク…分かったありがとう
悪辣
月雲!!
月雲
悪辣さん…なんです?
悪辣
…ごめんなさい…私のために
月雲
…良いんですよあなたの本当の気持ちは生きたいんでしょ
月雲
私が言ったとき生きたいって言ってましたし
悪辣
……月雲ごめんなさい
月雲
謝らないで…とりあえず戻って
悪辣
…分かった……







