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赤 葦
...別に...気を使わなくていいですよ
木 葉
え...?
木 葉
どういうこと？
別に気ィ使ってなんか...
別に気ィ使ってなんか...
赤 葦
鷲尾さん好きなんでしょう？
木 葉
えっ...なんで...
赤 葦
大体分かります
赤 葦
まぁ諦めてはないっすけど...
木 葉
...それが何で気を使ってるの？
赤 葦
好きでもない男と同棲して
るんですから嫌で___
るんですから嫌で___
木 葉
おい
赤 葦
!?
木 葉
今のもっかい言ってみろ...
木 葉
ぶん殴るぞ
赤 葦
何でｯ...じゃあ俺が
好きなんですか ?
好きなんですか ?
赤 葦
それなら嬉しいですけど
木 葉
あぁ好きだよ大切だよ
木 葉
鷲尾とはまた別の意味だけどな
木 葉
でもちゃんと大好きだよ、
同棲して嫌なんて微塵も
思ってねぇわ
同棲して嫌なんて微塵も
思ってねぇわ
赤 葦
っ...
木 葉
だから、また旨い飯作ってくれ
木 葉
血だって吸わせてくれ
赤 葦
そんなの...お願いされなく
ったってやります ｯ !!
ったってやります ｯ !!
木 葉
そりゃ嬉しいわ！
赤 葦
木葉さん...
木 葉
何？
赤 葦
好きです
木 葉
...知ってる
赤 葦
...
木 葉
な、何だよ
赤 葦
俺も、とか言って下さいよ
赤 葦
嘘でもいいから
木 葉
ハッ！本心から言ってやる
木 葉
俺も好き
赤 葦
...ありがとうございます
でも、どんなに木葉さんから 好きって言われても
この恋は叶わない
木葉さんは、誰よりも 鷲尾さんが好きだと
もう知ってしまったから
それでも諦めはしないし
応援も、しようと思う
それに、優しい木葉さんだ
仮に鷲尾さんを選ぼうが 俺を見捨てたりはしない
出会ったばかりで、まだ それほど貴方の事は知らないけど
でも好き
この短期間でも分かる
貴方の優しさ かっこよさ
俺の愛
しっかり受け止めて下さいね...?
木 葉
？
木 葉
どした、？
赤 葦
ふふっ、少し考え事してただけです
赤 葦
ご飯出来ましたよ
木 葉
おぉ！旨そう!!
赤 葦
...大人になったら
どうするんですか ?
どうするんですか ?
木 葉
ん？
木 葉
あー、1人暮らし
しようなかって
しようなかって
赤 葦
...大丈夫なんですか？
木 葉
血を吸うっても、週一程度だし
木 葉
どっか会ってちょいっと
吸えばいいだろ
吸えばいいだろ
赤 葦
...そうですね
木 葉
俺吃驚したわ、ここに来て
赤 葦
...?
木 葉
旨い血の奴はいるし、
吸血鬼の仲間はいるし
吸血鬼の仲間はいるし
木 葉
...ここに来れて良かった
赤 葦
俺もです
赤 葦
ここに来れて良かったですし
赤 葦
木葉さんに出会えて
良かった...ﾎﾞｿｯ
良かった...ﾎﾞｿｯ
木 葉
んぁ？もっかい言って
赤 葦
言いません
木 葉
ケチ ~！
赤 葦
なんとでも言って下さい
木 葉
も ~！
赤 葦
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