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え?俺が神格者?まじ?

第10話 - 第九話「最終試験」

2025年08月01日

#マッシュル

#チート

#ワース・マドル

もちむぎ

主

こんちわ！主です！

主

めっちゃ留守にしてましたすみません．．．

主

あと、クラフトっていう固有魔法の補足なんですけど、

主

まぁ、マイクラのチェストを思い浮かべてくれればな〜と

主

つまり、魔法と魔法を組み合わせられる魔法ってことです！

主

魔法のゲシュタルト崩壊起きそう．．．

主

だから、上手く使えば、マッシュルの登場人物の固有魔法を使うことも．．．？

主

てことで！

主

長くなりましたが、本編へどぞ！

ワース・マドル

（てことで）

ワース・マドル

お先にどうぞ？

モブ・ストロング

じゃあ、遠慮なく！

炎の塊が、ワースに向かって飛んでくる

ワース・マドル

よっと

それをワースは横に避ける

ワース・マドル

やっぱり、コインを七枚集めるだけはあるな．．．

ワース・マドル

魔法の威力が高い．．．

ワース・マドル

これは、当たったら死にそうだ

モブ・ストロング

お褒めに預かり光栄ですよっ！

水が輪になり、ワースを囲む

ワース・マドル

．．．

モブ・ストロング

どうします？降参するなら今のうちだけど？

モブ・ストロング

（負ける訳にはいかない．．．！絶対に！）

モブ・ストロング

俺．．．僕は、ずっと出来損ないと言われた

モブ・ストロング

僕は．．．何故か魔法が全く上達しなかった

モブ・ストロング

周りからは「役立たずの"モブ"なんていわれたっけ」

モブ・ストロング

だから、"努力"した

モブ・ストロング

握りすぎて手に豆ができるほど

モブ・ストロング

何回も繰り返し練習した

モブ・ストロング

遊んだりもしなかった

モブ・ストロング

友達もいなかったから

モブ・ストロング

ただひたすらに努力して

モブ・ストロング

努力して

モブ・ストロング

努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力努力．．．．．．

モブ・ストロング

ただ頑張った

モブ・ストロング

僕を嘲笑った奴らに、ギャフンと言わせたかった

モブ・ストロング

コインも七枚集めることができた

モブ・ストロング

あと、もう少し

モブ・ストロング

もう少しで夢への第一歩が踏める

モブ・ストロング

そう思った

モブ・ストロング

だけど

アイツが現れた

モブ・ストロング

一目見て分かった

モブ・ストロング

僕と同じタイプだって

モブ・ストロング

努力して、ここまで登りつめた人間

モブ・ストロング

でも、僕とは全然違った

モブ・ストロング

魔法の精度

モブ・ストロング

それを操る技量

モブ・ストロング

それを成り立たせるほどの多い魔力

モブ・ストロング

一本線の僕とは大違いだった

モブ・ストロング

同じく努力した筈なのに、何で彼女だけ違うのか

モブ・ストロング

まるで、神に愛されているかのようだった

モブ・ストロング

羨ましかった

モブ・ストロング

なんとしても、勝ちたかった

モブ・ストロング

今まで、僕の積み上げた努力で

モブ・ストロング

勝ちたい

モブ・ストロング

いや

勝たなきゃいけなかった

モブ・ストロング

時間を掛ければかけるほど、僕は不利になる

モブ・ストロング

だから、速く終わらせる

ワース・マドル

．．．マッドロス

ワースを囲んでいた水が全て泥に変わる

モブ・ストロング

なっ？！

ワース・マドル

すまんが、負けたくないのはコッチもなんだよ！！

黒い霧がかかった蒼い炎がワースの頭上にあらわれる

ワース・マドル

名付けて

「エクスティンクションファイア！！」

モブ・ストロング

は？

モブ・ストロング

（なんだ．．．？！あの炎？！）

司会

蒼い炎．．．？

休憩室

最終試験が始まる前

ワース・マドル

『．．．校長が気を遣ってくれて、ここには俺一人だけど』

ワース・マドル

『次の相手は、十中八九あのモブ・ストロング』

ワース・マドル

『逆行前で、最終試験を突破したけど』

ワース・マドル

『三学校での対戦のとき、ヴァルキスのとこのメンバーに惜しくも敗れたっていう』

ワース・マドル

『最終試験を突破する奴だ．．．普通に強い』

ワース・マドル

『アイツ、なんか俺のこと見てきたし』

ワース・マドル

『殺意マシマシで．．．』

ワース・マドル

『あれは多分敵対されてる．．．？』

ワース・マドル

『やっぱ、目立ったのが駄目だったか．．．』

ワース・マドル

『多分相手は早々に決着をつけにくる』

ワース・マドル

『だから．．．』

ワース・マドル

『』

神

『やっほ〜』

ワース・マドル

『．．．また来たのかよ』

ワース・マドル

『飽きないな』

神

『ふふっ、まぁね』

ワース・マドル

『そんなに楽しいか？人が悩んでる様をみて』

神

『うん！楽しい！！』

ワース・マドル

『趣味悪．．．』

神

『（＾ｖ＾）』

ワース・マドル

『．．．なぁ』

ワース・マドル

『前言ってたあの』

神

『だから』

神

『まだ"内緒"だって！』

ワース・マドル

『えー．．．』

神

『まぁ、いつか話すよ』

神

『じゃあ頑張ってね！じゃ！』

ワース・マドル

『いうだけ言って逃げやがって．．．』

司会

『まもなく休憩が終わります』

司会

『出る人は準備してください！』

ワース・マドル

『．．．いっちょやってやるか』

ワース・マドル

（ちょっとウザかったけど、そのおかげでちょっと思い付いたんだよな）

ワース・マドル

お前は、特に火と水の魔法を得意とする

ワース・マドル

じゃあ、得意なのは

封じればいい！！

モブ・ストロング

なんで．．．なんで

モブ・ストロング

"火の魔法がつかえない"？

司会

使えない？！どういう事でしょうか！！

ワース・マドル

悪いけど、お前の火の魔法は封じさせて貰った

モブ・ストロング

どうやって．．．？

モブ・ストロング

なんで．．．？

ワース・マドル

あぁ．．．企業秘密だ

モブ・ストロング

そう．．．か

モブ・ストロング

まだ．．．

モブ・ストロング

まだだ！！

纏まった水がワースへ襲いかかる

ワース・マドル

「エクスティンクションウォーター」！！

水が消える

モブ・ストロング

．．．！！

モブ・ストロング

くそっ！

モブ・ストロング

固有魔法「ディス・スピア」！！

光が反射し輝く銀色の一本の槍が現れる

ワース・マドル

（．．．デカいな）

ワース・マドル

（当たったら一発で終わり．．．だな）

ワース・マドル

（だけど）

ワース・マドル

（あのレインのよりは、全然ましだ！！）

ワース・マドル

固有魔法「マッドロス」！！

ワースの周りに泥が現れる

モブ・ストロング

いけえぇぇぇ！！！

槍がワースの．．．

ワース・マドル

すまんな

ワース・マドル

終わりだ

．．．槍がワースを貫こうとしたその瞬間

泥が槍を完全に呑み込んだ

ワース・マドル

俺の"勝ち"だ

モブ・ストロング

あ

モブ・ストロング

（．．．もう駄目だ）

モブ・ストロング

（魔力が残ってない）

モブ・ストロング

（あぁ、後もう少しだったのにな．．．）

ワース・マドル

モブ・ストロング

何だよ

ワース・マドル

お前

凄いな

モブ・ストロング

へ？

ワース・マドル

お前一本線だろ？

ワース・マドル

どうやって2本線ほどの魔力量もないのに、あれ程の魔力密度を作れたんだ？

ワース・マドル

もしかして、〜〜の魔法を〜〜したりしたのか？

ワース・マドル

それとも〜〜を〜〜

モブ・ストロング

な、なんなんだよ

ワース・マドル

ん？あっすまん

ワース・マドル

ちょっと興奮しちまって

モブ・ストロング

．．．はぁ？

ワース・マドル

まぁ、なんだそのお前凄かった

ワース・マドル

お前と一緒に出れないのが残念だな

ワース・マドル

良かったら、これが終わった後、一緒に魔法の練習しないか？

ワース・マドル

一人で練習するのにも限界感じてたんだよな

モブ・ストロング

なんで

ワース・マドル

？

モブ・ストロング

初対面の僕に、そんなこと

ワース・マドル

俺は強くなりたい

ワース・マドル

誰にも

ワース・マドル

どんな神格者にも負けないくらい

ワース・マドル

強く

ワース・マドル

ただ

それだけなんだが？

モブ・ストロング

．．．っ！

その時、初めて彼女を正面から見た

仮面から見えたその目は

"まっすぐ"で"透き通って"いた

それと同時に

俺の中で何かが堕ちる音がした

モブ・ストロング

は

モブ・ストロング

ハハッw

ワース・マドル

？

ワース・マドル

なんだよ

モブ・ストロング

あははっw！ふふっ．．．w

モブ・ストロング

別にw？

ワース・マドル

はぁ？

モブ・ストロング

（あぁ、完敗だ）

モブ・ストロング

（何もかも）

モブ・ストロング

お前と戦えて良かった

ワース・マドル

．．．あぁ、こちらこそ

そのとき

初めて"僕"という存在を好きになれた気がした

主

はい！終わりです！

主

長くなりましたけど、お疲れ様です！

主

今まで、これ書くの忘れてたっていうw

主

今回なんか、モブキャラがなんか目立っちゃいました

主

まぁ、結論からいうと、

主

ワースくんが、モブさえ落とす初恋キラーってことですかね？

主

私的には、殺意とかには敏感なのに、好意には鈍感なワースくんを書きたかったんですけど

主

なぜこうなった？？

主

魔性の男ですよワースくんは

主

ホントに罪深い子ですよね！全く．．．

主

まぁ、私がそう書いたんだけどね．．．

主

てことで、これからはちゃんと最後の挨拶も書いていきますので

主

これからも宜しくお願いします！

主

では！バイバーイ！

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もちむぎ

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