かや
つばさ!どうであった?
あおい
とっても上手だった!私も踊りたくなちゃったよ〜
かや
一緒に踊れば良い!この間は七夕の舞をやったのだ!
あおい
私、ダンス苦手だから、、
かや
だんす、、?
あおい
あっ、えっと舞のこと
かや
そうか、残念じゃな。
七夕の舞は機織りの神様。舞の装束を自分たちで織るところからするのじゃ。
七夕の舞は機織りの神様。舞の装束を自分たちで織るところからするのじゃ。
かや
すごいだろ?
あおい
しょうぞく?
かや
舞の着物のことじゃ。
あおい
凄いね。みんな織姫様みたい!
道心
かや姫様、夕日があの柿の木の半分まできていますよ
かや
わかっておる。帰り支度をしていたところじゃ。
かや
この村の子どもは日が沈む前に帰らねばならぬ。
あおい
そうだよね。私も同じ
道心
こちらは?
かや
今日逢うたあおいじゃ。
あおい
はじめまして、、
道心
どちらから?
あおい
えっと、この海のずっと向こう
道心
それなら、日が暮れぬうちに急いで帰らなくてはいけない。
あおい
あなたは?
道心
道心(どうしん)と申します。かや姫様を守り、お世話をしています。
あおい
やっぱりお姫様はすごいな
憧れる!
憧れる!
かや
何もすごいことなんてない。
かや
あおい、帰り道はわかるか?
あおい
多分、、もと来た道を探してみる!
かや
あおい!また会えるか?
あおい
うん、きっと!
そんな気がする!
そんな気がする!
あおいに鈴を渡す
道心
あっ!
かや
私の大切な鈴。いつも身につけている鈴なのじゃ。
あおい
えっ?
かや
いつか再開の折、鳴らしてくれ。そうしたら、すぐにあおいだって分かるだろう
あおい
いいのこんな大切な物を、、
ありがとう!大事にするね
ありがとう!大事にするね
二人で鈴を鳴らす
あおい
えっ
あおい
えっ
あおい
わーーー







