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救うべき世界

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救うべき世界

1 - 救うべき世界

2021年03月16日

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謎の場所…

シンジ

…ここは…何処?

シンジ

僕はさっきまで学校に行ってたはず…

シンジ

…一体どうなってるんだ…?

シュウ

お前が作り上げた世界の一部だよ…

シュウ

碇シンジ君

シンジ

誰!?

シュウ

俺の名前は桜木綉

シュウ

この世界の見守り人だ

シンジ

見守り人…?

シュウ

君が作り上げた世界はとても美しい…

シュウ

争いがなく、使徒も消えた

シュウ

とても美しくて、綺麗な世界だ

シンジ

何を言って…

シュウ

思い出すがいい

シュウ

エヴァの存在を!

シンジ

エヴァ…?

シンジ

なんだよそれ!

シンジ

そんな意味不明なものは知らない!!

シュウ

碇シンジ!!!!

シュウ

また脅威がせまってきているのだ!!

シュウ

ゼーレが…人類補完計画も、また行われてしまう!!!

シンジ

君が何を言ってるのかが、分からないよ!!!!

シュウ

思い出すんだ!!!!!!

シンジ

もう…何が何だか分からないよ!

シンジ

早く僕を元の場所に戻してよ!!!

シュウ

…エヴァの呪縛

シンジ

ッ!?!?

突如シンジの頭に激痛が走った!

シンジ

があああああああああああぁぁぁ!!

シュウ

…貴方はもう…何もしないで

シュウ

エヴァにだけは乗らんといて下さい!

シュウ

あんたには関係ない

シュウ

エヴァに乗れ

シュウ

あれが僕達の希望の槍だよ

シュウ

命令ならそうする

シンジの頭にノイズが走った…

シンジ

(なんだ…何だこの記憶…)

シンジ

(全員知っている声だ…)

シュウ

あと少しだな…

シンジ

エヴァ…ンゲリオン…

シンジ

初号機…パイロット…

シンジ

アスカ…レイ…カヲル君…マリさん…

シンジ

………

シュウ

…ゼーレ

シンジ

…人類補完計画

シンジ

…セカンドインパクト

シュウ

…サードインパクト

シンジ

…フォースインパクト

シュウ

…ファイナルインパクト

シュウ

NERV

シンジ

WILLE

シュウ

…ロンギヌスの槍

シンジ

希望の槍…カシウスの槍

シュウ

お前は誰なんだ…?

シンジ

…僕は

シンジ

(……全てを思い出す)

エヴァに乗らないのなら帰れ! あんたバカァ? 碇くんがエヴァに乗らなくていいようにする!! 私の名前は真希波マリ・イラストリアス よろしくにゃん! そんな顔しないで…また会えるよ 帰ったら…続きをしましょ? シンジ君…葛城を頼んだぞ

シンジ…また会いましょう…

シュウ

お前は誰だ!!!!!

シンジ

僕は!!!

さようなら

シンジ

初号機パイロット!!!!

全ての

シンジ

碇シンジです!!!!!!

エヴァンゲリオン

シュウ

ようやく…思い出したんだな

シュウ

シンジ君

シンジ

…うん

シンジ

全部思い出したよ

シュウ

ならば、頼み事だ

シンジ

何…?

シュウ

もう一度…エヴァに乗ってくれ

シンジ

…さっき言ってた脅威って?

シュウ

お前があの時作り上げた世界はエヴァもなく、誰もが平和に暮らしている世界…

シュウ

けど、その世界が…もう崩れ落ちる…

シンジ

どうして!?

シュウ

さぁな…

シュウ

どこかで歯車がぶっ壊れたんだろう

シンジ

そんな…

シュウ

…やり直そう…

シンジ

やり直す?

シュウ

今度は…ゼーレを潰すんだ

シンジ

でも待ってよ!

シンジ

ゼーレはもう潰されているんじゃないの!?

シュウ

確かにあいつらは潰されている

シュウ

でもな…

シュウ

あいつらのシナリオはまだ続きがあったんだよ

シンジ

続き?

シュウ

もしも…世界の誰かが新しい世界を作り上げたなら…我々はまた蘇る…

シュウ

その時こそ…人類補完計画を実行する

シュウ

っていうシナリオがな

シンジ

…ふざけてる

シュウ

だから、もう一度行こう!

シュウ

今度は皆で、ゼーレの悪巧みを壊すんだ!!!

シンジ

…やろう

シンジ

尚更…やらなきゃ行けないね!

シュウ

そうと決まれば、あの場所にお前を送る

シンジ

あの場所?

シュウ

忘れてんじゃねぇよ…

シュウ

お前の始まりの場所だ

シンジ

えっ…?

シュウ

とりあえず送るぞ!!!!

突如シンジの体が光った!

シンジ

な、なんだこれ!?

シュウ

碇シンジ!!!!!

シュウ

俺もすぐに向かう!!!!!

シュウ

だから、この世界をもう一度!!!!

救ってくれ!!!!!!!

シンジ

!!

シンジ

うん!!任せてよ!!!!!

そして…始まる

全てを救う物語

新世紀エヴァンゲリオン

第三新東京市

シンジ

…なるほど

受話器前

シンジ

確かに僕の始まりの場所だね

シンジ

そしてここで来るのが…

サキエル

『!!!!!!!!!』

シンジ

来た…

第一章 始まりと、久しぶりの街

シンジ

相変わらず…と言ったらダメなんだろうけど

シンジ

でもまぁ、変わらないね〜

サキエル

『!!!!!!!!!』

サキエルが街を攻撃している…

シンジ

…こんな惨状だけど

ブロロロロロロ…

シンジ

上は自衛隊か…

サキエル

『!!!!!!!!!!』

ドカーン!!!

シンジ

あ…ヘリが落ちた…

攻撃されたヘリが落ちたきた!

シンジ

わあ!?!?

次の瞬間

キキーーーーッ!!!!

シンジの目の前に車が止まった!

ミサト

ごみん!お待たせ!

シンジ

か、葛城さん!

ミサト

さ、乗った乗った!!

シンジは車に乗った

ミサト

いや〜まさか道に迷うとは…笑

ミサト

改めまして、私の名前は葛城ミサト

シンジ

僕の名前は碇シンジです!

シンジ

葛城さん!

ミサト

ミサトっでいいわよ!

NERV

冬月

状況は?

マヤ

はい!使徒は今も尚、進行を続けています!

青葉

ここに来る確率99.80%

マコト

ここに来る予想時間約午後6時頃!

冬月

なるほど…

自衛官幹部1

N2地雷を使え!!

自衛官幹部1

やむ得ない!

自衛官幹部2

碇くんどうやら君の出番はないようだ

ゲンドウ

…ほう

冬月

果たして…どう出るか

ミサトの車の中

ミサト

えっ!?シンジ君これから一人暮らしなの!?

シンジ

多分そうなると思いますよ?

ミサト

えぇ〜…

ミサト

ねぇ、シンジ君、もしそうなったらうちで暮らそ?

シンジ

えっ?いいんですか?

ミサト

もちろん!!いいに決まってるじゃない!!

シンジ

ありが…

ミサト

??どうしたの?

ミサト

外なんか見て…?

シンジ

…ヘリが逃げてる

ミサト

!!

ミサト

まさか!?!?

ミサト

N2地雷!?!?

ミサト

伏せて!!!!

シンジ

うわぁ!?!?

ミサトはシンジを抱きしめ、そのまま伏せた

次の瞬間

ドカァァァァァァン!!!!

大きい音とともに爆風が襲いかかってきた!

シンジ

うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?

ミサト

グゥゥ!?!?

NERV

自衛官幹部3

よし!命中したぞ!!!

自衛官幹部2

流石だ!

自衛官幹部1

N2地雷を甘く見るな

マヤ

映像復帰します

そこに移されたのは

サキエル

『……』

自衛官幹部1

なんだと!?

自衛官幹部2

確かに命中したはず…

自衛官幹部3

傷1つ…ないだと

ゲンドウ

ATフィールドだな

冬月

やはり、兵器では勝てんな

自衛官幹部1

…どうやら我々では敵わない様だ

自衛官幹部1

碇くん…君に任せていいのかね?

ゲンドウ

任せてください…

ゲンドウ

その為のNERVです

自衛官幹部3

お手並み拝見だな…

そういうと3人は悔しそうな顔をしながら下に降りていった…

車の外

ミサト

大丈夫?

シンジ

えぇ、口の中がジャリジャリしますが…笑

ミサト

そいつは結構🎶

ミサト

行くわよ!せーの!!!

シンジ

ふんっ!!!!

ガシャン!

ミサト

ふぅ〜…助かったわ

ミサト

ありがと、シンジ君

シンジ

はい!ミサトさん!

車移動中…

ミサト

とは言えど、N2地雷を使うとは…

ミサト

驚いたわ

シンジ

あの爆発力…

シンジ

あれは一生もんのトラウマになりそうですよ笑

ミサト

ふふふっ

ミサト

そいえば、お父さんから、カードキーとか、貰ってない?

シンジ

はい!貰ってますよ

シンジはリュックの中を漁った

シンジ

これですよね?

ミサト

そう!それ!

ミサト

ん?その紙は何?

シンジ

これですか?

シンジ

お父さんからの手紙ですね

ミサト

…封筒に入ってるのね

ミサト

お手紙…

シンジ

へ?

シンジ

(あれ…なんで封筒なんだ?)

シンジ

(前の世界は紙一枚だったのに…)

シンジ

(…中開けてみよ)

手紙の中身は…長文だった

シンジ

……

ミサト

…あの人、こんなに書くの…?

シンジへ 元気だろうか? 最近連絡も出来ずにすまなかった 仕事が忙しく、電話を掛ける暇がなかったのだ 学校は上手くやって入れてるだろうか? そこら辺の話もこちらに来た時に話してくれ さて、すまないがシンジ第三新東京市に来てくれ 勝手だと思うが、少し大事な用事があるのだ 手数をかけるが電車代やバス代は、こちらについてから払おう その時に食事でも行こうではないか では、気をつけて来るのだ ゲンドウより

シンジ

(待って…これ本当に父さんなの?)

ミサト

…印象がすごく違うんですけど

シンジ

…そですね〜

ミサト

あんな感じでも、ちゃんと父親してるのね…

ミサト

こんなこと言うのもあれだけど…お父さんの事苦手?

シンジ

…多少

ミサト

そっか…私と一緒ね

ミサト

私のお父さんね、セカンドインパクトで死んでるんだ

ミサト

私は、お父さんを殺した使徒が許せないの

ミサト

だから、お願い…私の復讐に協力して

シンジ

(…この世界のミサトさんは、多分辛い思い出と向き合ってるんだ)

シンジ

(でも、ミサトさん…ごめん)

シンジ

…僕はその復讐に協力はしません

ミサト

どうして…?

シンジ

ミサトさん…僕はあなたの道具じゃない

シンジ

ミサトさんの気持ちも分かります

シンジ

でも、僕は…道具になるつもりはない

ミサト

……

シンジ

よく考えてください

シンジ

頭のいいミサトさんなら、分かるはずです

ミサト

…どうして

ミサト

私はただお父さんの仇を打ちたいだけ

ミサト

私達大人はあの使徒と戦えない

ミサト

でもね、貴方がこれから乗るエヴァンゲリオンはその使徒と戦える

ミサト

だから、私の道具となって…

シンジ

なんでそんな考えにしか辿り着けないんですか?

シンジ

それに、ミサトさんの考えは間違ってる

ミサト

えっ…?

シンジ

これから共に戦う仲間じゃないですか

ミサト

何を言って…

シンジ

僕達はエヴァに乗り戦う、ミサトさん達は僕達の命を守る為に作戦を考え、それを僕達に伝える

シンジ

そして僕達はその作戦に従って戦う

シンジ

でも、その作戦が上手くいくか、それは分からない

シンジ

その時は、ミサトさん達が指示を出す

シンジ

ね?

シンジ

一緒に戦ってるでしょ?

ミサト

シンジ君…

シンジ

僕はミサトさんの復讐に、付き合う気は無いです

シンジ

でも、ミサトさんのお父さんの、仇は…共に取りましょう?

ミサト

ジンジぐぅぅぅん〜…

シンジ

泣かないでくださいよ笑

ミサト

だっで…だってぇぇぇぇ〜…

シンジ

ほら、早く涙を拭いてください!

シンジはハンカチを差し出した

ミサト

ありがどゔ〜…

ミサト

それと、ごめんね?

ミサト

いきなり道具になれって言ったりして…

シンジ

いえ、大丈夫ですよ?

ミサト

それと、さっきの話でお父さんが呼び出した理由でも、分かっちゃったね?

シンジ

ですね笑

シンジ

でも、僕は戦いますよ

ミサト

中学生とは思えない覚悟だわ…

シンジ

だから、ミサトさん…

シンジ

この命…預けます

ミサト

…うん

ミサト

その命…預かりました

ミサト

…シンジ君

ミサト

私の命…君に預けます

シンジ

はい…

シンジ

ミサトさんの命…預かりました

ミサト

ふふっ

シンジ

ははっ

ミサト

シンジ君のお陰で、目が覚めたわ!

シンジ

ほんとですか?

ミサト

ええ!

シンジ

なら、良かったです!

ミサト

(シンジ君…ありがとう…)

ミサト

(お父さん…私はこの少年と共に戦うよ)

ミサト

(碇シンジ…とても不思議な子で、そして、私を変えた人…)

ミサト

(この子の命だけは…守ってやる)

シンジ

(ミサトさんの目が変わった…)

シンジ

(僕は…ミサトさんに救われたから)

シンジ

(だから、そのお返しですよ、ミサトさん!)

ミサト

さ、着いたわよ!!

ミサト

NERVに!!!

シンジ

行きましょう!

NERV

冬月

どうやら、第三の少年が来たようだな

ゲンドウ

…無事に着いて良かった

ゲンドウ

冬月先生…少し頼む

冬月

分かった…

ゲンドウは降りていった

冬月

約1年振りの再開か…

NERV、R-12

ミサト

おっかしいわね…

ミサト

この道であってるはずなんだけど…

シンジ

…ミサトさん

シンジ

ちょっと地図見せてもらってよろしいでしょうか?

ミサト

ん?良いわよ

ミサトはシンジと共に地図を見た

シンジ

…今の現在地はここだから…

シンジ

あ、この道を右に行くと、エレベーターがありますね

ミサト

おっ!ほんと!?

シンジ

はい!

シンジの言われた通りに右に進むと…

エレベーターがあった

ミサト

うっしゃきた!!

ミサト

ありがと!シンジ君!!

2人はエレベーターに乗った

シンジ

これから何処へ?

ミサト

えっとね、これからエヴァが置かれてる場所に行くのよ

シンジ

なるほど…

ミサト

驚くと思うわよ?

シンジ

ははっ

ミサト

ちょっ、笑わないでよ〜笑

チンっ

ミサト

あり?止まったわ

エレベーターのドアが空いた

リツコ

あら?時間通りね?

ミサト

リツコ!

リツコ

貴方の事だから、遅れてくると思っていたわ

ミサト

ちょっ…酷くない!?

リツコ

ふふっ

リツコ

彼がそうね?

リツコがシンジの方に目を向けた

ミサト

えぇ、そうよ?

リツコ

初めまして、赤木リツコと言います

リツコ

よろしくね?

シンジ

はい!よろしくお願いします!

エヴァ格納室

リツコ

碇シンジ君、まずはこれを見て欲しいの

そう言うと、リツコは格納室の、電気をつけた

シンジ

…これって

リツコ

そう、これこそが

リツコ

凡庸人型決戦兵器人造人間

リツコ

通称エヴァンゲリオン

リツコ

人類が14年振りという歳月をかけて作り上げたものよ

シンジ

ほぇ〜…

シンジ

凄い歴史ですね…

リツコ

そうよ?凄いと思わない?

シンジ

はい!

リツコ

さて、碇シンジ君

リツコ

君にはこれに乗って貰うわ

シンジ

僕がこれに乗るってことですか?

ゲンドウ

『そうだ』

突如声がした

シンジが上を見てみると

シンジ

父さん…

ゲンドウ

『久しぶりだな、シンジ』

シンジ

うん、久しぶり

ゲンドウ

『さて、シンジ』

ゲンドウ

『手紙にも書いてあったと思うが…』

ゲンドウ

『夜ご飯はどこに行きたい?』

シンジ

…あ、まずそこからなんだ

ゲンドウ

『当たり前だ』

ゲンドウ

『シンジが行きたい場所に行こうと思う』

ゲンドウ

『何処がいい?』

シンジ

…僕、第三新東京市の事分からないんだけど

ゲンドウ

『む、それもそうだな』

ゲンドウ

『そこにいる人達にでも聞いてみろ』

シンジ

…あの化け物は?

ゲンドウ

『もちろん…潰す』

シンジ

なら、そっちの方を早くやった方が…

ゲンドウ

『久しぶりの息子との再開だ』

ゲンドウ

『まずは、ゆっくり話したいだろ』

シンジ

それ、後からでも出来るよね!?

ゲンドウ

『そうか…?』

ゲンドウ

『なら、後にしよう』

ゲンドウ

『さて、シンジ』

ゲンドウ

『…正直に言えば、あまりお前を乗せたくないんだが』

ゲンドウ

『私も心を鬼にして言おう』

ゲンドウ

『エヴァに乗れ』

シンジ

…ッ!

シンジは少し…気持ち悪くなった

シンジ

(大丈夫…大丈夫…)

シンジ

(この世界を救うんだろ!?)

シンジ

(怖気付くな!!!!!)

シンジ

分かった

シンジ

乗るよ

ゲンドウ

『…え?』

シンジ

えっ?

ゲンドウ

『乗るの!?』

シンジ

乗るよ!

ゲンドウ

『ちょ、危ないからやめとくんだ!!!』

シンジ

今更何言ってんのさ!!

シンジ

ここに来た時点でもう覚悟決まってるんだよ!?

ゲンドウ

『なんでだ!?!?』

ゲンドウ

『なぜ乗るんだ!?』

シンジ

何故って、この街を守る為

シンジ

それと、ある人との約束の為

シンジはミサトの方をチラッと見た

ミサト

シンジ君…

シンジ

男が一度決めたことなんだから

シンジ

もう後戻りも出来ないし

シンジ

それに、こんな僕が人の役に立てるなら

シンジ

僕は大歓迎で乗るよ!

ゲンドウ

『いつの間にか男らしくなって…』

ゲンドウ

『親としてはとてつもなく嬉しいんだが…』

ゲンドウ

『…息子乗せるより、他のパイロットに乗せた方が…』

シンジ

…そのパイロットさんさ、怪我してないよね?

ゲンドウ

『!?!?!?』

ゲンドウ

『なんでわかったの!?!?』

シンジ

あのねぇ…

シンジ

逆に危ないでしょ!?

ゲンドウ

『し、しかし…』

シンジ

しかしもクソもない!!

シンジ

とにかく僕はエヴァに乗るの!!

ゲンドウ

『で、でも…』

シンジ

うるさい!!

シンジ

乗るったら乗るの!!!!

ゲンドウ

『シ、シンジ…』

シンジ

このエヴァの操縦の仕方は…えっと…

リツコ

私が教えるわ

シンジ

ありがとうございます!

シンジ

という訳だから!

シンジ

ほら、父さんも覚悟決めてよ!

ゲンドウ

『くぅ…』

ゲンドウ

『なぜ私はここにシンジを…』

シンジ

嘆いても仕方ないでしょ!!!!

シンジ

ほら、早く覚悟決めてよ!!!!!

リツコ

…ミサト(ボソッ

ミサト

なに?(ボソッ

リツコ

彼…凄いわね…(ボソッ

リツコ

普通なら…怖がるはずよ…(ボソッ

ミサト

でも、シンジ君は、覚悟を決めてる
なら、私達は彼のサポートをするのよ(ボソッ

ゲンドウ

『仕方ない』

ゲンドウ

『私も覚悟を決めよう』

ゲンドウ

『冬月』

冬月

『なんだ』

冬月

『パイロットの代理か?』

ゲンドウ

『いや、しなくていい』

ゲンドウ

『うちの息子が乗る事になった』

ゲンドウ

『颯爽と準備しろ』

冬月

『…分かった』

エントリープラグ内

シンジ

(久々だなぁ…)

リツコ

『シンジ君聞こえる?』

シンジ

はい!聞こえます!

リツコ

『これから貴方には、使徒というものと戦ってもらいます』

リツコ

『いきなり実戦だけど、頑張ってちょうだい』

シンジ

わかりました!

NERV

リツコ

さて、LCLを入れる準備をしないと

ミサト

…そうね

リツコ

あら、どうしたの?

ミサト

私達は遂に、あの使徒を倒す事が出来るのかもしれないって思っちゃって

リツコ

そうね…

リツコ

あの使徒を倒さない限り、私達に未来はないわ

ミサト

えぇ…

リツコ

それより、ミサト

ミサト

ん?

リツコ

貴方…顔付きが変わった?

ミサト

ふふっ

ミサト

流石リツコ、よく分かったわね!

リツコ

何年の付き合いだと思ってるのよ…

ミサト

さぁ、雑談もここまでにして…

ミサト

行くわよ!

エントリープラグ内

シンジ

(母さん…)

シンジ

(やっぱり…ここに居ると心が暖かい…)

シンジ

(…LCLまだ来ないのかな…)

そう思っていた瞬間

LCL挿入します

ブクブク…

シンジ

(あ、来た)

リツコ

『あら、驚かないのね』

シンジ

いえ、多少びっくりしてますが笑

リツコ

『それはいい事ね』

リツコ

『これはLCLと言って、すぐに呼吸出来るようになるから』

リツコ

『少しの間我慢してね』

シンジ

んん!(はい!)

LCL挿入完了

シンジ

あ、ほんとだ…

シンジ

すぅ〜…はぁ〜…

NERV

リツコ

マヤ、彼のシンクロ率は?

マヤ

はい!シンジ君のシンクロ率は…

マヤ

68.5%!!

リツコ

驚いたわ…

リツコ

プラグスーツ無しで…この高さ…

リツコ

彼…中々凄いわよ

ミサト

このシンクロ率なら、問題はなし!

ミサト

良いですね?碇司令

ゲンドウ

…あぁ

ミサト

行くわよ!!

青葉

最終安全ロック解除!

マコト

ルート確認!!

マヤ

神経グラフ、正常!!

マコト

ルート確認完了!!

マコト

行けます!!!

リツコ

ミサト!

ミサト

えぇ!

ミサト

エヴァンゲリオン、発進!!!!

ミサトがそう言うと、エヴァは発進された

エントリープラグ内

シンジ

(…来た)

エヴァンゲリオン発進!!!!

ギュインンンンンンンン!!!!

シンジ

ぐ、ぐぅぅぅぅ…

エヴァは上に上がって行き、勢い良く、外に出た

シンジ

…ふぅ

シンジの目の先には…

サキエル

『……』

使徒がいる

シンジ

…さぁ、来い

リツコ

『シンジ君!』

リツコ

『まずは、歩く事を考えて』

シンジ

は、はい!

シンジ

(歩く…)

シンジがそう思うとエヴァは1歩踏み出した

シンジ

(ここまではOK…)

シンジ

(さて、サクラちゃんを、探そう)

シンジはそう思うと、サクラを探し始めた

サキエル

『!!』

シンジ

な、今だけは来ないでよ!!!

サキエル

『!!!!!』

シンジ

なっ!?!?

使徒はエヴァの右腕を掴んだ

シンジ

ぐぁぁあ…

シンジ

ぐっ…

シンジ

邪魔すんな!!!!!!

ドカッ!!!

サキエル

『!?』

シンジ

吹っ飛べ!!!

シンジは使徒の腕を取り、ぶん回した!

サキエル

『!?!?!?』

シンジ

はぁ!!!!!

シンジは使徒を山の方に飛ばした!

シンジ

(何処だ!?!?)

シンジ

(何処にいる!!!)

ピコンっ!

シンジ

(居た!!!!!!!)

シンジ

ミサトさん!!!

シンジ

小学校付近に人の反応あり!!

シンジ

直ちに救助に行ってください!!!

ミサト

『了解!!!!』

小学校

サクラ

ううぅ〜…怖いよぉ…

居たぞ!

よし、保護完了!!!

すぐに地下シェルターへ!!!

サクラ

よ、良かったよォ〜…

エントリープラグ内

ミサト

『シンジ君!』

ミサト

『救助完了したわ!!!』

シンジ

ありがとうございます!

シンジ

…これで、戦える

サキエル

『!!!!!!!!!』

使徒は光線らしきものを打ってきた

シンジ

なっ!?

ドカン!!!!

シンジ

ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

サキエル

『!!!!!!!!!』

シンジ

同じ手は喰らわないよ!!!!

シンジ

『ATフィールド』展開!!!

ピキンッ!!

サキエル

『!?!?』

シンジ

行くぞ!!!

初号機は走り出した

シンジ

ウォォォォォォォ!!!!

サキエル

『!!!!!』

ピキンッ!!

シンジ

ぐっ、ATフィールドか!!

シンジ

でも、僕のATフィールドと、中和すればいい!

サキエル

『!?!?』

パリンッ!!

シンジ

はぁ!!!!!

シンジは使徒を押し倒した!

サキエル

『!!!!!!!!!』

シンジ

やらすか!!

そう言うとシンジは使徒の顔面を殴った

サキエル

『!?』

シンジ

まだまだァ!!!

ボカッ!!バコッ!!バキッ!!

サキエル

『!!!!!』

シンジ

!?!?

シンジ

しまった!!!

使徒は初号機にまとわりついた

サキエル

『!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドカァァァァァァン!!!!

NERV

ミサト

使徒が自爆した!?!?

マヤ

使徒完全消滅!

リツコ

初号機は!?

マヤ

映像戻ります!!

その画面には…

初号機が立っていた

リツコ

嘘…

マヤ

初号機、右腕破損並び、腹部破損です

ミサト

パイロットの状態は?

青葉

今確認中です!

ミサト

(おねがい…無事でいて…)

シンジ

『聞こえますか〜?』

ミサト

シンジ君!?

シンジ

『まさか自爆するとは…驚きました』

シンジ

『何とかATフィールドを張ってギリギリ耐えました〜』

ミサト

怪我は!?

シンジ

『ちょっと右腕が痛いぐらいです〜』

リツコ

後で私の所にいらっしゃい

シンジ

『分かりました』

ミサト

すぐに回収班向かわせるから!

ミサト

そこで待ってて〜!

シンジ

『了解です!』

ゲンドウ

…シンジ

シンジ

『父さん…』

ゲンドウ

よくやった…

ゲンドウ

流石私の息子だ

シンジ

『!!!』

シンジ

『うん!!』

NERV治療室

リツコ

ちょっとした骨折ね

シンジ

骨折ですか…

リツコ

大丈夫、この程度なら1週間程度で治るわ

シンジ

ほんとですか!

リツコ

とりあえず、包帯巻いておくわね?

リツコ

後は、鎮痛剤出しておくから

シンジ

はい!

リツコ

…にしても

シンジ

??

リツコ

あの戦い振りは凄かったわ…

シンジ

えっ?

リツコ

初めてエヴァを乗った人とは思えない動きだったわよ

シンジ

そ、そうですか?

リツコ

えぇ、素晴らしかったわ

リツコ

あの子達にも見せてあげたかったわ

シンジ

それは…僕と同じパイロットですか?

リツコ

そうよ?

リツコ

1人は大人しくて、とてもいい子で
1人はちょっとツンツンしてて、この中ならエヴァの成績はNO.1
1人は、美男子なんだけど、男子の方に興味があって
1人は、にゃんにゃん言っていて、本が好きな子

リツコ

そう言う人達が集まってるのよ?

シンジ

(多分順番的に言えば…)

シンジ

(レイ、アスカ、カヲル君、マリさん)

シンジ

(だと思うけど…)

シンジ

(…カヲル君はホモなのかな)

リツコ

貴方もその一員になるから、頑張ってね?

シンジ

は、はい

コンコンッ

リツコ

どうぞ

ミサト

お邪魔しま〜す

シンジ

ミサトさん!

ミサト

やっほ、シンジ君!

ミサト

怪我の状態は?

リツコ

ちょっとした骨折だったわ

ミサト

骨折!?

ミサト

ちょっと大丈夫!?!?

シンジ

だ、大丈夫ですよ?

リツコ

そうよ?1週間で治るから

ミサト

それなら…いいけど

ミサト

そう言えばシンジ君

ミサト

貴方…住む場所は?

シンジ

あっ…

シンジ

何処になるんだろ…?

リツコ

司令に聞いてみたら?

シンジ

ですね…

ミサト

まぁ、もしも一人暮らしになるなら

ミサト

絶対私の家に来なさい?

リツコ

…ちなみに貴方の家に今何人住んでるんだっけ?

ミサト

…私含めて5人です

リツコ

はぁ…

リツコ

シンジ君は私の家で預かるわ

ミサト

え!?なんで!?!?

リツコ

なんでって、私の方が多分保護者出来ると思うけど?

ミサト

ちょっと待ちなさいよ!!!

ミサト

シンジ君はうちで暮らすの!

リツコ

仮にも貴方は4人も預かっているんだから

リツコ

シンジ君を踏まえたら5人よ?

リツコ

貴女の部屋、5部屋しかないじゃない

リツコ

仮にシンジ君を預けるとして、どこの部屋に住まわすの?

ミサト

そ…それは…

リツコ

まさか…シンジ君の部屋…外にする気?

ミサト

んな事するわけないでしょ!!!!

リツコ

じゃ、どうするの?

ミサト

…もん

リツコ

えっ?聞こえなかったわ

ミサト

私の部屋にするもん!!

リツコ

…何を言ってるの?

シンジ

と、とりあえず…父さんに聞いてみて…

ゲンドウ

私を呼んだか…シンジ

シンジ

うわぁ!?!?

ミサト

し、司令!?

ミサト

いつからそこに!?!?

ゲンドウ

一人暮らしをしたら私の所においでっと言うところから

ミサト

最初から居たんですか!?

ゲンドウ

ところで…シンジ

シンジ

ん?

ゲンドウ

…夜ご飯何処がいい?

シンジ

あ…

ゲンドウ

まぁ、あれだ

ゲンドウ

私のオススメに行こうと思うのだが?

シンジ

ほんと?

シンジ

それは楽しみだよ〜!

ゲンドウ

それでだ…

ゲンドウ

シンジの住むところなんだが…

ゲンドウ

…すまない私の家では引き取れないのだ

シンジ

えっ…どうして?

ゲンドウ

…部屋が狭すぎるんだ

シンジ

…あぁ

ゲンドウ

それでだ…いつもなら葛城君に任せるのだが…

ゲンドウ

…どうやら、葛城君の部屋も限界だったらしい

ミサト

ちょっ!?

ゲンドウ

という訳で…赤木君…

ゲンドウ

うちの息子を…お願い致します

リツコ

分かりました

リツコ

という訳で、よろしくねシンジ君

シンジ

はい!よろしくお願いします!

ミサト

あぁ…シンジ君…

ミサト

ごめんねぇ〜…

シンジ

謝らないで下さいよ〜

ミサト

いい?シンジ君

ミサト

リツコの所で暇になったら、遊びにおいで?

リツコ

ミサト…それはどういう意味?

ミサト

そのままの意味だけど?

リツコ

…シンジ君

リツコ

帰りにパーティ用のテレビゲーム、買いましょう

シンジ

えっ!?

シンジ

いいんですか!?

リツコ

えぇ、親睦を深めましょう?

ゲンドウ

それじゃあ…その分のお金は私が…

リツコ

いいえ、大丈夫です

リツコ

これは、私個人の行動なのでお構いなく

ゲンドウ

そうか…

ゲンドウ

なら、私とシンジは夜ご飯を食べてくる

ゲンドウ

行くぞ、シンジ

シンジ

うん!

ゲンドウとシンジは、ご飯を食べに行った

しかし…シンジの腕は仮にも骨折してるので…

結局ご飯を食べに行くのはまた後日となった…

シンジ

骨折してる事…忘れてたよ

シンジ

で、父さんはこれから仕事だし…

シンジ

結局今からリツコさんの家に行くけど…

シンジ

…その前にリツコさんが近くの公園まで迎えに来るって言ってるから

シンジ

そこまで歩かないとね♪♪

シンジ

にしても…この世界は凄い変わってるよ

シンジ

父さんは凄い親バカ見たいになってるし

シンジ

ミサトさんは、過去と向き合ったいたし

シンジ

リツコさんは…また分からないや

シンジ

後は…アスカ達だよな〜

シンジ

いつ会うかは分からないけど

シンジ

そして…

シンジ

いつになったら出てくるんだろ

シンジ

あの時いた男の人

シンジ

すぐに来るって言ってたけど

シンジ

…いつ来るんだろ

シュウ

今来るよ

シンジ

うわぁぁぁぁぁ!?!?!?

シュウ

…そんな驚くか?

シンジ

いきなり出てきたらこうなるよ!?

シュウ

そうか…

シュウ

この世界では、初めましてだな

シュウ

俺の名前は、桜木綉

シュウ

以後、よろしく

シンジ

僕の名前は碇シンジ

シンジ

よろしく

シュウ

さて、色々言いたい事があると思うが

シュウ

まぁ...受け入れろ

シンジ

父さんがめちゃくちゃ変わってた

シンジ

正直嬉しかったのかもしれない

シンジ

あんなに優しくされた事...ないからさ

シュウ

ま、それは良かったな

シュウ

さて...

シュウ

シンジ、分かってると思うが

シュウ

3週間後には使徒が来る

シンジ

...そうだね

シンジ

あの時は確か、トウジ達が地下シェルターから出たんだっけ...

シュウ

そうだ

シュウ

それをまず...防ぐんだ

シンジ

分かってる

シュウ

そして、シャムシエルについてだが...

シュウ

...どうせ、前と同じになる

シュウ

そこでだ

シュウ

ミサトを説得しろ

シンジ

そうだね...

シンジ

あの時シャムシエルに銃は効かなかった

シンジ

ましては、煙幕がたって何も見えなくなったね

シュウ

だな

シュウ

だが、今回はその煙幕を利用しよう

シュウ

そうすれば、視界を失い相手の懐に入れる

シュウ

そこで、コアを破壊するんだ

シンジ

...僕と同じ考えだ

シュウ

だと思ったわ

シュウ

それと、綾波レイについてだが

シュウ

彼女は普通の人間だ

シンジ

えっ!?

シュウ

感情を持ち、お肉も食べれる

シュウ

普通の女子中学生だ

シュウ

ただ、エヴァパイロットだけどな

シンジ

そこは変わらないか...

シュウ

あとの出来事は俺も知らん

シンジ

そっか...

シュウ

...後はゼーレについてだ

シュウ

あの連中は...やはり、人類補完計画を実行しようとしてる

シュウ

やり方は前の世界と変わりない

シンジ

.....

シュウ

止めるぞ

シュウ

人類補完計画を

シンジ

...当たり前だ

シンジ

その為に僕はこの世界に戻ってきたんだ

シンジ

やってやる...

シュウ

いい覚悟だ

シュウ

次会う時までには、何かしらの情報を掴んでおく

シンジ

分かった、ありがとう

シュウ

礼には及ばねぇよ

シュウ

それじゃ、またな

シンジ

うん、またね

シュウは暗闇の中へと消えていった...

シンジ

ふぅ〜...

シンジ

もう...あんな悲惨な事はさせない

シンジ

首を洗って待っておけ

シンジ

ゼーレ!!

シンジの覚悟

そして、誰かを守りたいという思い

この少年に...幸と救いを...

第1章 始まりと、久しぶりの街

の前にオマケ

ミサト

ただいま〜...

アスカ

おかえり〜

ミサト

あれ?他のみんなは?

アスカ

あいつらなら、リビングでゲーム中

ミサト

そっか

アスカ

それで?どうだったの?

アスカ

初号機パイロットの実力は

ミサト

想像以上だったわね

ミサト

初めての実戦にしちゃあ....とてもいい方じゃないかしら

アスカ

ふーん...

アスカ

んで?そのパイロットは何処にいるの?

ミサト

...いやね?その〜...

アスカ

何よ?

ミサト

うちの部屋...空いてる場所なくて...

ミサト

リツコの家に預ける事になりました

アスカ

はぁ!?!?

アスカ

何それ〜!!!!

アスカ

せっかく歓迎会やろうと準備してたのに!!!

アスカ

ちょっとレイ!!

レイ

なに?

アスカ

新しく来たパイロット、リツコの家に預かる事になったんだって!!

レイ

...私達の準備は無駄だった

アスカ

ほんとそれよ!!

ミサト

ほんとにごめんね〜...

レイ

名前はなんて言うんですか?

ミサト

彼の名前は碇シンジ

ミサト

14歳の男の子

ミサト

3歳まではお父さんと暮らしていたんだけど

ミサト

その後は叔父さんや叔母さんの家で預けられて、そこで育ってたみたい

アスカ

なんて言うか...可哀想ね

アスカ

親の愛情を知らずに育ったのかな?

ミサト

いいえ、そういう訳でもないのよ

レイ

どういう意味ですか?

ミサト

簡単に言うならば、お父さんの仕事が忙しかったらしいから、それで預けてたらしいのよ

アスカ

そんなの屁理屈よ!

アスカ

ヘーリークーツ!!!

レイ

その子に会ってみたいです

ミサト

早速興味を持ち出したか...

ミサト

彼、可愛い顔しときながら...

ミサト

覚悟と信念はまじで凄いんだから

アスカ

へぇ〜!!

アスカ

ますます会いたいわ!!

アスカ

写真とかないの!?

ミサト

写真はナッシングよ?

アスカ

...使えないわね

マリ

そんな事言わにゃいの

アスカ

あんたは、いつから居たのよ!?

マリ

うーんと、新しく来たパイロットの名前の所からかにゃ

アスカ

結構途中から居たのね

レイ

でも、その碇君って子は、どうしてそこまでの覚悟を?

ミサト

さぁ...私にも分からないわ

ミサト

でもまぁ、彼のお陰で人も救えたしね

アスカ

ん?誰を?

ミサト

えっとね、使徒戦の時子供が居たんだけど、シンジ君がそれに気づいて救助してくれって...

アスカ

観察力もバッチシって訳ね

ミサト

まぁ、その負担が少し掛かったけどね

カヲル

負担ですか...

カヲル

その負担は一体なんですか...?

アスカ

...出たわねホモ

カヲル

愛に男も女も関係ない

アスカ

ほんとに...気持ち悪いわ...

ミサト

えっと...仲良くね?

レイ

多分無理だと思います

マリ

私も無理にゃ〜

カヲル

はははっ

カヲル

酷いな〜

ミサト

話の続きするわよ...

ミサト

まぁ、その負担はって言うのは...

ミサト

シンジ君...骨折しちゃったのよね

アスカ

骨折!?!?!?

ミサト

でも、1週間で直るってリツコが...

アスカ

体張ってまでその子を守った訳ね!

アスカ

話だけ聞くとめちゃくちゃかっこいいじゃない!

アスカ

んで?肝心のシンクロ率は?

ミサト

約70%近く

アスカ

70!?

レイ

碇君は...初めて乗ったんですよね?

ミサト

えぇでプラグスーツ無しでね

マリ

にゃは〜...凄いにゃ...

カヲル

...言葉も出ないね

アスカ

私でさえ...60%なのに...

ミサト

えぇ...本当に驚いたわ...

アスカ

.....

ミサト

アスカ...

ミサト

(そうよね、この子にとってはエヴァに乗る事が人生見たいな物...)

ミサト

(プライドがぐちゃぐちゃね...)

アスカ

...すっごいじゃない(ボソッ)

ミサト

アスカ?

アスカ

すっごいじゃない!!!!

アスカ

最初は親の七光りだと思ってたけど

アスカ

全然そんな事無かったわ!!!!

ミサト

(あれぇ?)

アスカ

どんな人なんだろ〜!

アスカ

会いたいな〜...

アスカ

ねねっ!ミサト!

ミサト

なに?アスカ...?

アスカ

その、シンジって子、学校には行くのかな?

ミサト

...まぁ、義務教育受けなきゃ行けないしね

ミサト

行くでしょ

アスカ

て事は、明日会えるかもしれないわね!!

アスカ

あぁ、楽しみだな〜

レイ

どんな子なんだろ...

マリ

早く明日にならないかにゃ

カヲル

僕好みの男ならいいんだけど

アスカ

...ホモは黙っとけ

ミサト

(シンジ君...貴方の知らない所で貴方の株と人気度...上がってるわよ...)

同時刻

シンジ

ふぇっクション!!

リツコ

あら?風邪でも引いたの?

シンジ

いえ、そう訳ではないんですが

リツコ

あら、そうかしら?

リツコ

もしかしたら、誰かが噂してるかもね

シンジ

まさか〜、そんな訳無いですよ笑

リツコ

明日から学校だから、今日は少し遊んでから寝ましょ

シンジ

はーい!

シンジ

(なんか、リツコさんにも気に入られちゃってるみたいだね...💦)

シンジ

(にしても学校か...)

シンジ

(ようやく会えるね...トウジ、ケンスケ)

シンジ

(そして、アスカ、レイ、カヲル君、マリさん)

次回予告

シンジ

ども、シンジです!

シンジ

今回のお話いかがでしたか?

シンジ

楽しんで貰えたらならとても嬉しいです!

シンジ

さて、次のお話は

シンジ

学校での再開

シンジ

そして、シャムシエルとの戦い

シンジ

そして、アスカVSレイVSマリの戦い...?

シンジ

そして、父さんの目的が明らかに!?

シンジ

次回新世紀エヴァンゲリオン『救』

第2章 激闘バトル

シンジ

さて、次回もよろしくお願いします!

この作品はいかがでしたか?

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