テラーノベル
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頭の中をグルグルまわるその言葉。
もしも此処でそらを選ぶのなら、
間違いなく愛してくれて、
間違いなく愛情を感じることができるだろう。
もしも此処でえいじを捨てるのなら…?
えいじの心を踏みにじって、
一方的に別れを告げることになってしまう。
えいじの事が嫌いになった訳でもない。
むしろ大好きなはずなのに、
そんな考えを浮かべてしまう自分をつりめは深く憎んだ。
やはり自分にはえいじが必要なのだ。
えいじじゃないとダメなのだ。そう感じた。
つりめ
声を詰まらせながらつりめがそう言いかけた途端、
そらは咄嗟に人差し指を唇に押し当てる。
そら
そら
そら
そら
そら
涙でまだ湿っているつりめの頰を撫でた。
つりめ
そら
そら
つりめ
そら
つりめはこくんと頷いた。
コメント
3件
いえいえ、全然大丈夫ですよー😊
今出しましたよー!待たせてすみません🙇♀️
続きいつだしますか?