隠し事を打ち明けたら。

俺はぷりっつ、

あっきぃという、男、男性？

友達と両想いだった事が発覚してから、付き合って、

同棲もしている、

その時、絶対隠し事は無し、と決めたのだが…

隠し事…しちゃってる…

どうしよう、

これを言うと、もしかしたら嫌われて、別れる可能性が大だ、

元々、俺は男しか好きになれなくて、あっきぃも同じ状態で、

それで両想いで付き合った、

けど…俺は…言えば、体は男だが、体の造りが女の子だ、

どういうことかと言うと、

体は男だが、精子は出ず、

俺の中には子宮があり、中身は女の子と一緒、

生理だって来る、辛い

心は勿論男だ。

けど、こんなこと言ったら、男じゃない、女の子だって、嫌われるかもしれない、

俺の体の中は、妊娠出来る状態にある。

まだ…夜の営みなんて、したことない…けど…/ /

きっと、嫌われて別れるかもしれないって、凄く怖くて、

俺は、もうあっきぃ以外の人を、好きになれる自信が無い、

だから…言えなくて、一人で抱え込んで…

あぁ…

こんな可愛くて大好きで大好きで仕方ない人に…

自分の事を打ち明けたら、どんなに怒った顔をするだろうか…

どんなに気持ち悪いって顔をされるだろうか…

どんなに、辛い気持ちになるのだろうか…

怖い…手が震える…

考えただけで、それが本当の事になるか考えるだけで…

心が苦しい…泣きそうになる…

吐きそうだ…

俺は、あっきぃに全てを話した、

言わなきゃ別れるし…言えば別れるだろうし…

何も無く別れるのは嫌だったから…

震えた声で、泣きながら…

俺は、本当に…ちゃんとあっきぃに全てを打ち明けた…

泣いた…

あっきぃが、こんなに心が広くて、優しくて、

怒らなくて…逆に慰めてくれて…

なんて俺は幸せな人に、巡り会えたんだろう…

この人に出逢えて、この人を好きになって良かった、

幸せ…

おしまい