小林幸真
小峠華太
口の中に広がる、メンソール感。
小林幸真
小峠華太
だからと言って、人の口に突っ込むのはどうかと思う。しかも、食べ掛け。仕方なく、俺は口に出しては言えない文句と一緒に飲み込んだ。
小林幸真
小峠華太
ア○ターエイトと書かれた、チョコの箱を受け取る。
小林幸真
小林の兄貴も、よく美代子ちゃんと遊んであげてたから、きっと寂しいんだな
小峠華太
小林幸真
小峠華太
小林幸真
いや、世間一般的には、あれは押し付けただ。
小林幸真
小林幸真
なんだ、そのとんでもヤクザ理論。
小峠華太
小林幸真
ヤバい。小林の兄貴は本気だ。
何とかしないと、有言実行されかねない。
小林幸真
兄貴の怒りを買わずに、この場を上手く切り抜ける方法を考えろ、俺!
小峠華太
小林幸真
いや、問題大有りだ。ただでさえ、子供っぽい兄貴に手を焼いているのに、そこに子供なんか増えたりしたら、実質、子供二人抱えてるようなもんだ。俺の負担が大きすぎる。
子供から何とか意識をそらせるしかない
はっ!これなら回避出来るかも!
小峠華太
小峠華太
小林幸真
小峠華太
小林幸真
小峠華太
何故か俺は、小林の兄貴に俵のように、担ぎ上げられた。
小峠華太
小林幸真
小峠華太
小林幸真
小林幸真
しまった!別の地雷を踏み抜いちまった!!
小峠華太
こうして、俺は小林の兄貴が満足するまで、新婚さんごっこを続けらされた。
やっぱり、その場しのぎで、適当な事は言うもんじゃない
おわり
あとがき これは実際に使える、欲しいものを買って貰う為のおねだり術の一つ。 先に高いものをねだり、相手に断られる。次に、さっきよりも安いものをねだると、相手に買って貰えやすくなる。 小林の兄貴は、最初から新婚ごっこが目的なので、華太に子供が欲しいとねだったという話。
コメント
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確かに、自分もこんなことあったようななかったような