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あの日から俺は

第5話 - 絶対にアイツラだ

2024年12月30日

#牛沢

#キヨ

#レトルト

#ガッチマン

#れんあい？

ゆみリミ

７時

ガラガラガラ

キヨ

んーんー♪

キヨ

うっしー！来たよ〜！

キヨ

今日はね！ひなたくんも連れて来たよ〜！

ひなた

キュ〜！！

キヨ

……………あれ？寝てる？

ゴソッ

キヨ

なんだ起きてるじゃん！

キヨ

今日はカーテン閉めてるんだねー！開けていい？

キヨ

………………え？無視…？

ひなた

キュ…………

キヨ

おーい、うっしー！ひなたくん寂しがってるぞー？

キヨ

……………………えっと

キヨ

あ、開けるよ…？

シャッ！！

キヨ

え……？うっしー……？

うっしーは吐いたまま気絶していた。酸っぱい匂いがする… 恐らく……また胃酸を……

キヨ

うっしー！！

キヨ

ひなたくんは見ちゃ駄目！（目を隠す）

ひなた

キュ！？キュキュキュ…？

キヨ

ど、どどどどうしよっ……

キヨ

えっーと…えっと……ナースコールどこ……？

キヨ

あ！あった！

ビーーー！（ナースコールの音分からない…ごめんね）

ガラガラガラ

看護師

牛沢さん！どうしたのですか？

看護師

って……え！？

看護師

牛沢さん！聞こえますか！？牛沢さん！

看護師

急いで医者を呼んでまいりますので様子をよろしくお願いします！

キヨ

は、はい…！

キヨ

うっしー……うっしー………

医者

牛沢さん！

医者

っ……！これは……

医者

まずい…このままだと死ぬ…

医者

急いで緊急手術を行います。

看護師

はい！！

医者

動かしますが、頭を動かさないようよろしくお願いします。

看護師

はい！

医者

他の看護師は嘔吐物の処理を……

看護師

はい！！

医者

応援に来ました！

医者

ありがとうございます！
今から緊急手術を行いますので、道具の準備をお願いします。

医者

はい！

看護師

あ、お友達様ですか？

キヨ

は、はい！

看護師

それではここの突き当たりを左に曲がりましたら、手術室なのですがその前の椅子におかけ下さい

キヨ

あの……この子（ひなたくん）は…？

看護師

ご一緒でお願いします

キヨ

わかりました！ありがとうございます。

手術室前

キヨ

（うっしー…うっしー…無事でいてくれ……）
手を合わせながら

ひなた

キュ……キュキュキュ……

キヨ

大丈夫だ。うっしーはこんな事で…死なないはず……俺達を置いていかないよ…

看護師

お友達さんのキヨ様でお間違いないでしょうか？

キヨ

は、はいっ…！

看護師

少し…ご質問をよろしいでしょうか？

キヨ

はい。どうぞ…

看護師

ありがとうございます。

看護師

それでは、まず牛沢様の病室に入ったときいつもと可笑しいというところがございましたか？

キヨ

はい。ありました。
いつもは「あっ、キヨじゃ〜ん！」って凄く嬉しそうに俺の名前を呼ぶんですけど…静かで……

看護師

分かりました。

看護師

次の質問です。牛沢様は最近、何か変わったことはありましたか？

キヨ

特には…。いつも通りでしたね…

看護師

分かりました。

看護師

…すみません。時間を取らせてしまって…質問はこれで以上です。協力ありがとうございました。

キヨ

いえ…！お力になれれば何よりです！

キヨ

…………………

ひなた

キュ…？

キヨ

俺は大丈夫だよ……

キヨ

長くなると思うから、おやつ食べようか

ひなた

……！キュ〜〜！！！

キヨ

スースー

キヨ

ﾋﾟｸｯ（寝ピク）

キヨ

うわ…！

キヨ

びっくりした〜……って俺いつの間に寝てたんだな

ひなた

………キュ〜……？

キヨ

あ、起こしたか？ごめんな
もう少し寝てていいぞ（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）

ひなた

スースー

スマホを見ると午後6時になっていた。外が暗くなり始めている。

キヨ

（あ……もう冬なんだな…）

そんな呑気な事を考えていたら、「手術中」と書かれた赤いランプが切れた。

キヨ

（手術……終わったのか……）

キヨ

（あ！そうだ！うっしー！うっしー…無事かな…）

キヨ

あ、先生…！！うっしーは…！

医者

はい…手術……無事成功しましたよ。

キヨ

っ…………！！

うっしーは生きてるんだ。うっしーは無事なんだ。うっしーとまた笑い合えるんだ。喧嘩できるんだ。良かった……本当に良かった…！

キヨ

先生…！ｽﾞﾋﾞｯ
ありがとうございます！ｸﾞｽｯ

医者

我々も始めてでしたので、緊張しましたが…成功することができました。

医者

これは…牛沢さんが命を途切れさせなかった。命を守り抜いたおかげです。

キヨ

先生………ｸﾞｽｯ

キヨ

うわぁぁぁぁ！！
ありがとうございます！ありがとうございます！ｽﾋﾞｯ（握手＆土下座）

医者

あ、えぇ…！はい！

ガラガラガラ

牛沢

………………

キヨ

うっしー（ﾆｺｯ）

キヨ

良かったね。良かったね。
頑張ったね。本当にありがとう。

牛沢

……………

キヨ

…………………

キヨ

うっしー……ｽﾋﾞｯ

キヨ

俺…寂しいよ…悲しいよ…

キヨ

早く目を開けてくれよ……

キヨ

…………ん？そういえば、なんでうっしーがこんな事になったんだ…？

キヨ

あ…そうか…胃酸が出て……って…うっしーが自らするなんて絶対にない…。じゃあ、誰かがやった？こんな事するなんて…嫌ってる人とか恨んでる人だよな……それと…症状を知ってる人……

キヨ

恨んでる人………症状を知ってる……

俺はその時…背筋が凍り付くと同時に怒りが込み上げてきた。

キヨ

（レトさんかガッチさんだ…。絶対にそうだ。どっちかっているとレトさんか？あいつ……まだうっしーの事、恨んでんのかよ…。図々し。それに…うっしーに対して相当怒っていた。あいつだな……。あいつだ……。いや、ガッチさんもだ。レトさんの新しい彼氏……ﾁｯ、クソ！！アイツラ………アイツラ………）

俺はレトさんとガッチさんに聞いてみることにした。

あの日から俺は

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ゆみリミ

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