天使のあいつと悪魔の俺は

ｼｰﾝ

最近変だ… あの事があってからいつも頭の中に彼奴が浮かんでくる。 1人の時は…その…変だ! なんだよこれ…

書類をとる

ｶｼｬﾝ…

書類処理場には大量の段ボール

ここは俺のお気に入りの無人の神社 暇な時によく来る

こいつはここにいる巫女?で俺が来た時にもてなしてくれる

…いつもは明るい人間なんだけどな

こいつは『鬼』 鬼と言ってもこいつは人間として生きている『鬼』 人間と同じ物を食べて、同じ生活をして…

だが鬼は満月の日1週間とてつもなく人を食いたい衝動に駆られる

こいつも最初は耐えていだが… 段々強くなっていった。 それでもこいつは耐えた ある時満足の日でもその衝動が来ない日があった 月花はとても嬉しそうだった やっと人間を食べなくていいと

しかし治ったのでは無かった ずっと耐えてきて人間を食べていなかったため体が人間の食べ物に拒絶反応を起こした。 それどころか月花には紫の薔薇の呪いがついた その呪いは時間が経つと髪が段々白くなって全て白くなると薔薇の花びらが落ちるように体が崩壊してゆく

今の月花は酷くやせ細っていて今にでと倒れそうな顔色だ。 最近では呪いの幻覚で自分が人を食べたと思い込んでいる 食べ物を食べても拒絶反応を起こし人間を食べても自己嫌悪で吐いてしまう

目は腫れていた きっと俺がいなかった間ずっと泣いていたのだろう

寝言でさえ心配してしまう