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飯田直幸

「銀弾」起きろ!

「銀弾」川波康太

はっ!なんですかもう〜!白い服でカレーうどん食べたけど、カレーが飛び散らなかった夢見てたのに!

飯田直幸

それが普通じゃないのか?

「銀弾」川波康太

なに!?あなたはカレーうどんを飛び散らさず食べることができる神様なのか?

飯田直幸

そんな次元の話なのか?それ。

飯田直幸

あと。俺今から、会議に必要なやつを迎えに行くから。

「銀弾」川波康太

必要なやつ...?

飯田直幸

「桃薔薇」だ。

「銀弾」川波康太

「桃薔薇」って近距離専門の殺し屋の?

飯田直幸

そうだ。俺が育てた後輩で育てた後輩の中では1番信頼しているからな。

飯田直幸

近距離戦では俺でも苦戦を強いられるからな。まぁ。こっちは武器をあまり使わないからな。

「銀弾」川波康太

まぁ。化け物ですもんね。

飯田直幸

誰が化け物だって?

「銀弾」川波康太

いや。なんでもないです。じゃあ、僕はタカと遊んどくので。

飯田直幸

よろしく頼むな。

直幸は外に出る

飯田直幸

会うのは良いが、集合場所が遠すぎるんだよな。何千円かかることやら。

電車で1時間後

飯田直幸

(「桃薔薇」と会うのは5年ぶりだな。どこまで強くなっているかな。)

電車のドアが開く

飯田直幸

ここが池田大山市玉川町(たまかわちょう)だな。

飯田直幸

連絡通り、像の前に立っているのが「桃薔薇」か.....おい!「桃薔薇」!

「桃薔薇」

ひゃい!(びっくりしたぁ!)

飯田直幸

なんだ、その腑抜けた返事は。

「桃薔薇」

噛んだんです!

飯田直幸

そうか。

「桃薔薇」

(はぁ!久々にあって緊張する〜!大好きな先輩が目の前に!)

飯田直幸

今回、お前を呼んだ理由は.....おい?話を聞いているのか?

「桃薔薇」

えっ?あっ!はい!

飯田直幸

まぁいい。今回は相当重要なことだ。一歩間違えれば池田大山市が消えることになるだろう。

「桃薔薇」

え!?

飯田直幸

それに協力してもらうためにお前は呼んだ。

「桃薔薇」

そんな重要なこと、私がやっていいんでしょうか?

飯田直幸

なにも、殺し屋協会からの任務というわけではない。殺し屋協会は俺を敵視しているからな。だが、俺はまだ、殺し屋協会に忠誠を誓っている。だから、殺し屋協会が俺における信頼度を高めたいんだ。

「桃薔薇」

そうでしたか。

飯田直幸

そして、これは単独行動では不可能だからな。テロリストの力を分散して戦うしか方法はない。

「桃薔薇」

テロリスト?

飯田直幸

そうだ。その詳細については俺の店で説明する。

飯田直幸

集まっているメンバーは、「銀弾」ともう1人いるんだが、そいつの詳細に関しては伏せる。

「桃薔薇」

「銀弾」は確か、銀の銃弾を扱う殺し屋でしたよね?でもなぜ、もう1人の方は詳細を伏せるんですか?

飯田直幸

こういう場所では説明しづらいのでな。

「桃薔薇」

よくわかりませんが「百殺」のあなたが言うなら、これ以上は聞きません。(気にはなりますが、嫌われたら嫌ですからね)

飯田直幸

それはありがたいな。

飯田直幸

そういや。俺たちが初めて任務をした場所もここら辺だったな。今は違う会社だが、元々は人体実験をしている闇会社で、その社長を殺す任務として俺たちは派遣されてきたんだよな。

「桃薔薇」

そうですね。あの時に命を助けていただいてありがとうございました!

飯田直幸

あれで助けなかったら、それは畜生だ。

「桃薔薇」

そうですかね?でも!あの時の先輩はかっこよかったです!

「桃薔薇」の回想

飯田直幸

おい。「桃薔薇」お前はあっちに回り込め。俺は周りの敵を排除しておく。

「桃薔薇」

了解!

「桃薔薇」は人体実験の工場内に入る

「桃薔薇」

(周りに敵はいない!)

ババババン! (銃声)

「桃薔薇」

なっ!

護衛スパイ

これより先には社長がいる。絶対に行かせるわけには行かない。

「桃薔薇」

あなた、スパイですか?

護衛スパイ

正解だ。

「桃薔薇」

最近、殺し屋もスパイに近くなってきていますから親近感が湧きますね。

護衛スパイ

俺は殺意が湧くがな!

「桃薔薇」

でしたら、永遠にお眠りください。

護衛スパイ

ナイフを使う殺し屋ということは「桃薔薇」だな?だが、動きがまだまだだ!

ガン! (「桃薔薇」はコンクリートで殴られる)

「桃薔薇」

ガハッ!

護衛スパイ

これが、力の差というものだ。

社長

おい!

護衛スパイ

なんですか?

社長

いつになったら終わるんだ?

護衛スパイ

あと、もう少しです。

社長

そうか、だが、できる限り早く終わらせろ!

護衛スパイ

わかっています。では、「桃薔薇」あなたには色々と情報を聞き出したいとは思っていましたが社長がああ言ってるいるので。死んでもらいます。

「桃薔薇」

いやっ!嫌だ!

護衛スパイ

よくもまぁ、こんな腰抜けが殺し屋になれましたな。じゃあ。さようなら!

「桃薔薇」

(先輩すみませんが、あとは頼みました。)

飯田直幸

お前はよく頑張った。

「桃薔薇」

(え?先輩?でも、あそこのエリアには、たくさんの敵が配置されていたはず...私のために無理して助けに来てくれたんだ.....)

護衛スパイ

もしかしてだが、お前は「百殺」だな?

飯田直幸

そうだ。

護衛スパイ

まさか、ここで会うことになるとはな。

護衛スパイ

「百殺」を始末すれば!俺はスパイ協会でもより上に!永遠に重宝される存在となるだろう!

飯田直幸

かかってこいよ。

護衛スパイ

くそっ!舐めやがって!

護衛スパイ

死ね!

バババババババン! (銃声)

飯田直幸

ふっ。どこを狙って撃っているんだ?

護衛スパイ

なにっ!?

飯田直幸

ふん!

護衛スパイ

ぐっ...!ガッフ.....

社長

おい!どうしたんだ!すごい音が聞こえたぞ!

飯田直幸

初めまして、そしてさようなら。手間が省けたよ。ありがとう。

社長

ギャアァ!ガッ!

「桃薔薇」

(やばい、意識が......)

回想は終わる

「桃薔薇」

(あの時、意識が途絶えたの残念だなぁ。多分、意識あったら告白とかしてるかも、今はそんな、勇気ないけど)

飯田直幸

「桃薔薇」ずっと立ってるのもあれだからベンチにでも座らないか?

「桃薔薇」

わかりました!

ベンチに座る

「桃薔薇」

あの、ずっと気になってたんですけど、私含め4人でテロリストと対峙して勝てる見込みはあるんですか?

飯田直幸

正直、薄いだろうな。

「桃薔薇」

それだったら、なんで他の殺し屋を呼ばないんですか?

飯田直幸

殺し屋協会の敵とは関わりたくないみたいだ。

「桃薔薇」

そうなんですか。

近くに人影が...

???

......

場面は戻る

スマホ

プルルルル!

飯田直幸

もしもし。

「銀弾」川波康太

僕です。

飯田直幸

どうした?

「銀弾」川波康太

そこら辺、最近ひったくりが相次いでるそうなので気をつけてください。

飯田直幸

そうか、ありがとう。

ピッ! (通話をきる)

「桃薔薇」

誰からです?

飯田直幸

「銀弾」だ。ここら辺はひったくりが多いってよ。

「桃薔薇」

確かに最近、多いですもんね。

ひったくり犯

隙あり!

直幸の財布が盗られた

ひったくり犯

はっは!馬鹿な野郎だぜ!

「桃薔薇」

先輩の私物を!許さない!

ひったくり犯

ん?

ひったくり犯

なっ!速い!

「桃薔薇」

おらぁ!

ひったくり犯

ぐあっ!やめて!やめて!ロックするのやめてくれぇ!返すから!返すから!

「桃薔薇」

許さない!

飯田直幸

「桃薔薇」流石にやりすぎだ。離してやれ。

「桃薔薇」

でも.....

飯田直幸

こいつは警察に突き出すから、あとは警察に任せろ。

「桃薔薇」

そうですか。

少し後にひったくり犯は警察に捕まった。

飯田直幸

「桃薔薇」ありがとうな。俺のために財布を取り返してくれて。

「桃薔薇」

いえいえ。命を助けて頂いたのと比べたら小さいもんですよ。

飯田直幸

じゃあ。俺の店に行くか。

「桃薔薇」

わかりました!

直幸の店に着く

飯田直幸

「銀弾」、タカ帰ったぞ。

「銀弾」川波康太

おぉ。帰りましたか。そちらの方は?

飯田直幸

出る前に話した通り俺の後輩の「桃薔薇」だ。

「銀弾」川波康太

初めまして「銀弾」川波康太です。

「桃薔薇」

こちらも初めまして「桃薔薇」高橋蘭華(たかはしらんか)です。

飯田直幸

じゃあ。挨拶を交わしたわけだし、会議を始めよう。

「桃薔薇」

でもさっき「鷹」って言ってませんでした?

飯田直幸

あぁ、そいつのあだ名だ。二つ名というわけではない。

「桃薔薇」高橋蘭華

てことはスパイじゃないんですか?

飯田直幸

そうだ。おい!タカ!

タカ

なんじゃ。

「桃薔薇」高橋蘭華

カラス?でもなぜ、タカ?

飯田直幸

こいつはある妖怪で名前が長いからタカにしたんだ。

「桃薔薇」高橋蘭華

そうなんですか?

飯田直幸

タカ、人型になれ。

タカ

ほい。

飯田直幸

じゃあ。今から会議を始める。

飯田直幸

テロリスト達の情報がある。それを皆に伝えたいと思う。

飯田直幸

1人目、テロリストのリーダーでコードネームは「爆弾魔」本名と年齢が不詳、ようわからんが俺に恨みがあるらしい、だが、元警察なのは調べたら出てきた。

「銀弾」川波康太

元警察がテロリストのリーダーって......

飯田直幸

2人目はコードネーム「遠銃」本名は大岸隆(おおぎしたかし)、年齢は69。元スパイらしい、それとこいつも俺に恨みがあるらしい。こいつはスパイ協会でも「百発百中」の異名を持っている。最悪、こいつに全員やられる可能性がある。

「桃薔薇」高橋蘭華

最悪、全滅.....

タカ

老いてますます健在というわけか。

飯田直幸

最後のやつのコードネーム「毒蛇」本名は不明、年齢は21。3歳の頃に親に捨てられたが「爆弾魔」に拾われたらしい、毒を武器に使う。

飯田直幸

こいつは被害者に近いかもな。

「桃薔薇」高橋蘭華

いくら「遠銃」が強いと言っても、たった三人で全滅は考えにくいです。

タカ

ワシもそう思うぞ。

「銀弾」川波康太

確かに。

飯田直幸

馬鹿なのか?「銀弾」やタカにも言ったはずだが、あいつらは池田大山市を消滅させようと企んでる。爆弾はスイッチ式にするだろう。そしてあらかじめ、場所が把握されたら終わりだ。

飯田直幸

時間式の爆弾だと最悪、仕掛けた本人や仲間が巻き込まれる可能性がある、振動式の爆弾はこれも巻き込まれる可能性がある、それならばスイッチ式の方が時間も問わず、威力減衰もない。

「桃薔薇」高橋蘭華

なるほど。

飯田直幸

唐突で悪いんだが、当日の行動を決めよう。

「銀弾」川波康太

はぁ。

飯田直幸

「銀弾」お前には「毒蛇」の足止めを頼みたい。

「銀弾」川波康太

足止めでいいのか?

飯田直幸

ああ、毒をまともに受けたら死ぬだろうしな。多分、俺でも死ぬ。

「銀弾」川波康太

そうか。

飯田直幸

「桃薔薇」には「遠銃」を倒して欲しい。「遠銃」は近距離では弱いはずだからな。

「桃薔薇」高橋蘭華

了解!

飯田直幸

タカは俺と一緒に「爆弾魔」を倒す。できれば、グルの奴らもぶっ飛ばしたい。

タカ

わかった。

飯田直幸

あと、お前ら当日まで俺の店に泊まってけ。

「桃薔薇」高橋蘭華

いいんですか!?

飯田直幸

あぁ。

飯田直幸

絶対成功させるぞ!

第四話終わり...?

???

飯田直幸は自身を含め、4人で俺たちを倒す気です。

???

それはどこから得た情報だ?

???

仲間が見張って得た情報です。

???

そうか。まぁいい。違っていようと、リーダーがどうにかしてくれるだろう。

???

では、実行日を変更しよう、元々は四日後だったが、2日後にする。

???

二日も早めるとは...

???

俺の罠が相手に効くといいな。

???

お前なら大丈夫だ。

???

では、二日後にまた会おう。

???

ああ。

???

はい!

第四話終わり

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