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初恋の思い出

第4話 - 初めての恋。

111

2020年08月18日

#恋愛

#兄妹

#切ない

#初恋

みゆ ‪🌷❕

‐廉が皿洗い中‐

永瀬〇〇

廉兄〜！！
私も手伝おっか？

永瀬廉

大丈夫。
〇〇の荒い方雑だから汚いんだよね〜

永瀬〇〇

は？ちゃんと洗ってます〜！

永瀬廉

じゃあ試しにこれ洗ってみなよ。

永瀬〇〇

任せとき〜！

‐洗い終わり‐

永瀬〇〇

はい！！ちゃんと綺麗に洗いましたからね〜！！

永瀬廉

おつかれ〜見せてみ！

永瀬廉

ん〜合格！！

永瀬〇〇

ほ〜ら！！
私はちゃんと綺麗に洗ってるもん！！

永瀬廉

はいはい。
もう向こう言ってろ。

永瀬〇〇

は〜い！

‐一時たち‐

永瀬廉

（あ、やべっ頭痛が…

永瀬廉

（いつもよりも酷い……

永瀬廉

（病院行ってくるの忘れた…バカ…

永瀬廉

（あ、やばい…うっ…

ﾊﾞﾀｯ

永瀬〇〇

この廉兄ちょーイケメンじゃん！！

永瀬〇〇

え？廉兄？

‐台所へ回った‐

永瀬〇〇

廉兄！！！どした？大丈夫！？

永瀬〇〇

どうしょ。どうしよ。あ！

永瀬〇〇

紫耀ｸﾝだ。

平野紫耀

ふう〜！！

平野紫耀

気持ちい〜( ๑´ ࿀`๑)

平野紫耀

今頃廉と〇〇2人で仲良くしてんだろな〜

平野紫耀

俺も兄弟欲しかった〜

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

永瀬〇〇

紫耀ｸﾝ！？

永瀬〇〇

廉兄が大変なの！！
今すぐ上がって？！

平野紫耀

え？どしたのか？

永瀬〇〇

わかんないけど突然倒れんだ。
早くタオル巻いて上がってきて！！！

平野紫耀

わかった。すぐ行く！！

永瀬〇〇

廉兄！！
今紫耀ｸﾝ呼んできたから…

平野紫耀

おい！！大丈夫か？

永瀬〇〇

ギャァァァァ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

平野紫耀

うるせえ！！なんだよ！？

永瀬〇〇

紫耀ｸﾝした…///

平野紫耀

ァァァァあわあわあ！！！
ごめん！？もう救急車呼んでろ！！

永瀬〇〇

（タオル巻いてって言ったじゃん…もう…///

永瀬〇〇

はあ…救急車呼ばないと…！！

永瀬〇〇

紫耀ｸﾝ…

平野紫耀

呼んだか？

永瀬〇〇

うん！！
それより廉兄意識ある…！？

平野紫耀

多分な。

永瀬〇〇

救急車まだ！？
おっそいんだけど！！

永瀬〇〇

早くしないとお兄ちゃんが…ｸﾞｽｯ

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／

平野紫耀

あ！来たぞ！！

ｶﾞﾁｬ

平野紫耀

こちらです！！

救急車運転手

病態は？

永瀬〇〇

急に倒れて…。

救急車運転手

何か体調崩したとか聞いてませんでしたか？

永瀬〇〇

はい。特には…。

救急車運転手

分かりました。すぐ運びます。

平野紫耀

お願いします！！

‐救急車内‐

永瀬〇〇

廉兄……生きて…ｸﾞｽｯ

平野紫耀

〇〇…。大丈夫。廉は生きてるぞ。

平野紫耀

だから泣くな。

永瀬〇〇

だって初恋の人がこんな状態だったら泣くのが普通でしょ？！

平野紫耀

…え、〇〇まさか…

永瀬〇〇

あっ…（口を防ぐ。

平野紫耀

〇〇の好きな人って廉だ、ったんだ。

永瀬〇〇

い､言わないでよね。//

平野紫耀

分かった。

救急車運転手

お話のとこ失礼しますが着きました。

平野紫耀

あ、ありがとうございます。

‐廉検査中‐

永瀬〇〇

大丈夫かな…。ｸﾞｽｯ

永瀬〇〇

神様お願い…ｸﾞｽｯ

ｷﾞｭ（手を握る

永瀬〇〇

しょ、しょおくん？

平野紫耀

こう握れば落ち着くだろ。

平野紫耀

一緒に廉が生きてくれること願お？

永瀬〇〇

…(｡｡`)ｺｸ//

平野紫耀

〇〇もうこうなると思わなかったもんな…。苦しいよな…。

永瀬〇〇

うん…ｸﾞｽｯ。

手術室の扉が開いた。

永瀬〇〇

あ！！開いたよ！

看護師

この後医師からお話があるそうなので看護室へどうぞ。

平野紫耀

はい。

看護室

医師

紫耀さんと〇〇さんでいいですよね？

永瀬〇〇

はい。

平野紫耀

はい。

医師

廉さんの事なんですが。

医師

廉ｻﾝは頭に腫瘍があります。
そのためによって､余命１ヶ月になりました…。

永瀬〇〇

え…嘘でしょ…

平野紫耀

それほんとかよ。
嘘なら早く言ってくれ！！

永瀬〇〇

紫耀ｸﾝ…話を聞こう。

医師

余命1ヶ月と宣言されたのでなるべくそばにいてあげて思い出を沢山作ってください。

永瀬〇〇

受け入れたくないけど分かりました。

平野紫耀

分かりました。

永瀬〇〇

ありがとうございました。

看護師

廉ｻﾝは病室2階の61号室にいます。
はい。鍵。

平野紫耀

分かりました。
ありがとうございます。

病室

看護師

こちらになります。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

永瀬〇〇

廉兄…寝てる…。

平野紫耀

寝てれば元気になるから寝てるんだぞ。

永瀬〇〇

分かってる。

平野紫耀

あ、そう。

廉の手を握る〇〇

永瀬〇〇

生きてね…。何があってもお願い。
生きてよね。

永瀬廉

んっん……

平野紫耀

廉？！

永瀬〇〇

廉兄…。

永瀬廉

〇〇…ごめんな。

永瀬〇〇

廉兄が謝らなくていいんだよ。

平野紫耀

廉、いきなり倒れんなよ。
心配しただろ。

永瀬廉

俺、生まれつきから頭に病気があることみんなに伝えてなかったのごめん。

永瀬〇〇

頭に腫瘍が出来てたんでしょ？

永瀬廉

そう。頭痛で倒れる事もあって…それで今日が酷かったから…。

平野紫耀

廉。落ち着いて聞けよ。

永瀬〇〇

…ｸﾞｽｯ

永瀬廉

おう。

平野紫耀

廉に余命宣告が告げられ…た。

永瀬〇〇

あと1ヶ月なんだって…ｸﾞｽｯ

永瀬〇〇

でも1ヶ月経っても廉兄は死なないよね…？ｸﾞｽｯ

永瀬廉

〇〇泣くなって。
俺は強くなるから。絶対。

永瀬〇〇

廉兄…( ᵒ̴̶̷̥́௰ᵒ̴̶̷̣̥̀ ｸﾞｽｯ

〇〇は廉の膝の上で涙を流した。

永瀬廉

よしよし。辛いな。俺のせいで。

平野紫耀

廉､後で話したいことがあるんだけど。

永瀬廉

分かった。
多分〇〇寝ると思うからちょっと待ってや。

平野紫耀

分かった。

‐〇〇が眠りについた‐

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