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我妻とか、戸狩とか実はかぶとちゃん狙っていて!拉致目当てにメロンパン買いにきたら、龍臣さん!メロンパンマンに変身だ!かぶとちゃんを守れ!メロンパンマン🍈!
看板娘のアルバイトして兄貴達に見つかって説教された華太くんwwwでも、確かにちゃん華が猫耳パーカー吐いてるところはガチで見てみたい、後毎度毎度ありながら、どうやったらそんなに言葉が思いつかん?凄すぎん?自分も華太ちゃんの猫耳パーカー姿たいてみたいは
そいつは何故か、一定の距離をおいて、俺の跡をつけてくる。しかも、俺に気づかせる為か、わざと気配も消してない。
その男と会ったのは、一回限りだ。
その男はサツとか、ストーカーとかの類(たぐ)いでもない。だから、俺の跡をつける必要はない筈なのだ。
目的が分からないので、しばらく、泳がせてみたものの変化はない。このままでは、埒が明かない。意を決し、俺は立ち止まり、後ろに振り向く。
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
俺は敢えて、警戒心を露(あらわ)にしたまま話しかける。
瓜生龍臣
小峠華太
小林の兄貴を巻き込んだ件に対して、俺はまだ怒ってますからね!と言外に含ませる。
瓜生龍臣
小峠華太
男は何故か、俺に用があると言う。交遊関係のある小林の兄貴ならともかく、何故、面識のほとんどない俺になんの用があるというのか。
俺から向けられる眼光から、自分の事を良く思ってないのは分かっているだろうに、それでも男は会話を続けてくる。
益々、俺の中で、男に対する猜疑心(さいぎしん)が膨らんでいく。
瓜生龍臣
小峠華太
ちよっと待て!看板娘とはなんだ?何故、俺にそんな事を頼むんだ?
瓜生龍臣
俺の思考を読んで、男は理由を説明してくる。
どうみても強面の俺が、呼び込みなんてしてみろ、客が怖がって逃げるだけだ。むしろ、客払いを頼まれる方が自然だ。
瓜生龍臣
瓜生龍臣
小峠華太
目下、天羽組は天王寺組と抗争中だ。この男も、小林の兄貴とひけをとらないトップアサシンだ。そんな奴が、稽古をつけてくれるのは有難い話だ。
瓜生龍臣
ただ、どう考えても、1日看板娘をするのと、俺の稽古とでは、条件が釣り合わない。
小峠華太
他に魂胆があるとしか、疑わざるおえない。
瓜生龍臣
瓜生龍臣
確かに、そう考えれば、頼む人が限られてくるだろうが、でも、何で俺に白羽の矢が立ったんだ?
それなら、小林の兄貴に頼むのが定石なのでは?
瓜生龍臣
小峠華太
それは見たいかも。幼少期の話はしてくれたけど、何故か、写真だけは頑なに見せて貰えないんだよな。
瓜生龍臣
小峠華太
いざとなれば、逃げればいいか。
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
こうして、俺は1日看板娘をする事となった。
三日後、俺は瓜生のもとを訪れた。
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
写真を受けとる。写真の中に写っている子供の頃の小林の兄貴は、表情は何時もの兄貴と変わらないも、まだ少し幼さが抜けない顔立ちが、あどけなくて可愛い。
瓜生龍臣
そういうと紙袋を渡された。俺は渡された紙袋の中身を見て絶句する。
小峠華太
猫耳と尻尾のついた白色のパーカーに、ショートパンツ、ショートパンツに取り付ける用のガーターベルト、レースのオーバーニーソックス。猫耳パーカーは気持ち裾長めにしてあるので、すっぽりとショートパンツが隠れてしまう。端から見れば、ズボンを履いてないようにしか見えない。
キツイ!流石に、この格好はイタイを通り越して、視覚の暴力だ!
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
この男、策士だ。この服をみたら、俺が拒否するのを想定して、報酬を前払いにしたに違いない。
報酬を受け取ってしまっている以上、俺には拒否権はない。仕方なく、俺は渡された服に袖を通した。
天気も良いことも相まってか、開店と同時に飛ぶようにメロンパンが売れていく。
平日の昼間なのに、メロンパンを買いにくる客があとをたたないことに、少し驚く。
小峠華太
瓜生龍臣
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
瓜生とメロンパンの売り上げについて話していると、聞いた事のある声が背後から聞こえてきた。
久我虎鉄
振り向くと、そこには、京極組の久我君と舎弟の野島君がいた。
小峠華太
久我虎鉄
野島翔
瓜生龍臣
おい!そのオプションの話は聞いてないぞ!
そもそも、アラサーの俺と握手したがる奴なんているかよ。何で、そのオプションがいけると思ったんだ?
久我虎鉄
知り合いのよしみなのか、久我君はメロンパン20個購入してくれた。
小峠華太
久我虎鉄
小峠華太
久我虎鉄
言ってくれれば、いつでも握手くらいならしてやるのに。
久我君が去った後、今度は流川君が顔を出す。
流川隆雄
小峠華太
流川隆雄
小峠華太
流川隆雄
流川隆雄
小峠華太
流川隆雄
瓜生龍臣
流川隆雄
3個買ったうちの1個のメロンパンを俺に差し出してきた。
小峠華太
流川隆雄
小峠華太
こんな格好をさせられて、今日は厄日だと思っていたが、全くツイてない訳じゃないらしい。
流川君が帰った、その後も、客足が途切れる事はなかった。
モブ
モブ
モブ
瓜生龍臣
カウンターから、勢いよく、客の顔面に瓜生がドロップニーを決めた。
小峠華太
顔面陥没した客を見ながら、俺は瓜生に尋ねた。
瓜生龍臣
瓜生龍臣
ハイヒールの靴底を剥がすと、お決まりのGPS機能搭載の盗聴機が出てきた。
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
小峠華太
瓜生龍臣
小峠は的外れな事を考えていた。キモ客が多いのは、小峠が接客してるからである。因みに、この日の客層は 小峠の知り合いが二割、八割がキモ客だった。
何やかんやありながらも、メロンパンは次々と売れていき、在庫のメロンパンも残り少なくなってきていた。
これでようやく、この辱しめからも解放されると思っていたのに、そこで事件が起きる。
野田一
そう、まさかのまさかである。野田の兄貴がメロンパンを買いにきたのだ。
小峠華太
小峠華太
意を決して、振り向くとそこには案の定、野田の兄貴がいた。そして、野田の兄貴以外にも、和中の兄貴と小林の兄貴もいた。
和中蒼一郎
小峠華太
小峠華太
小林幸真
和中蒼一郎
小峠華太
野田一
これは、とんだ言いがかりだ!
小峠華太
和中蒼一郎
小峠華太
小林幸真
小峠華太
小林幸真
小林の兄貴は、徐に俺のオーバーニーソックスの隙間に手を差し込んでくると、内股を撫で上げた。
小峠華太
瓜生龍臣
野田一
小林幸真
男の太ももに需要なんてある筈がない。ましてや、アラサーの男の足など誰が触りたがるものか。
どうにかして、逃げれないか、辺りを見渡すと、和中の兄貴と目が合う。
小峠華太
和中蒼一郎
和中の兄貴も小林の兄貴とは反対のオーバーニーソックスの中に手を入れてきた。そして、小林の兄貴と同様に同内股を撫で上げた。
小峠華太
小林幸真
小峠華太
和中蒼一郎
そういうと、ズボンの裾から手を滑りこませ、足の付け根を撫でられる。
小峠華太
ただ触るだけならしも、俺の考え過ぎかもしれないが、兄貴の手つきがなんか、やらしい。
小林幸真
小峠華太
足を触っていた手が移動し、今度は脇腹を撫でてくる。
野田一
兄貴たちの玩具(おもちゃ)にされていた俺に、野田の兄貴から、助け船が出される。
小林幸真
和中蒼一郎
野田の兄貴の一喝より、体をまさぐっていた手が離れた。これ幸いと俺は、野田の兄貴に駆け寄る。
小峠華太
駆け寄った瞬間、野田の兄貴が、何故か、俺を俵のように担ぎ上げた。
この体勢も恥ずかしいが、二人の手から逃げられただけでも、ありがたい。
先ほどまで、楽しそうに、俺で遊んでいた小林の兄貴が、急に瓜生の方に向き直り、鋭い目付きで睨みつける。
小林幸真
小峠華太
瓜生龍臣
瓜生はいいかもしれないが、俺はよくない!
だって、後払いの報酬受け取ってない。何のために、こんな恥ずかしい格好をしてまで働いたのか。これでは骨折り損のくたびれ儲けだ!
ここはとにかく、兄貴たちを説得・・・
和中蒼一郎
小峠華太
報酬について言おうとしたら、ギロッと、般若(はんにゃ)のような顔をした、小林の兄貴に睨まれてしまった。
小林幸真
反論は許さないと言う言外の圧に負けて
小峠華太
そう返事するしかなかった。
小林幸真
瓜生龍臣
小林幸真
和中蒼一郎
野田一
こうして、小峠は天羽組本部まで、兄貴たちに強制的に連れ帰られたのだった。
本部に連れ帰られた後、俺は事の顛末を説明させられた。
小峠華太
野田一
野田の兄貴のよく分からない語録で叱責される。
和中蒼一郎
小峠華太
和中蒼一郎
流石は和中の兄貴、目敏(めざと)い。オーバーサイズの服を着ている筈なのに、服の上から、俺のズボンのポケットに何か入っていると見抜いたらしい。
小林幸真
小峠華太
小林幸真
小峠華太
条件反射とは恐ろしい。兄貴の命令は絶対という刷り込みから、小林の兄貴の命令に反応して、万歳してしまった。
小林幸真
小峠華太
しどろもどろしながら、何とかうまい言い訳を考えようとするも、こういう時に限って、何も思いつかない。
小林幸真
小峠華太
小林幸真
小峠華太
前払いの報酬までとられてしまったら、それこそ、俺の休日を削ってまで働いたのか分からなくなる。
小林幸真
野田一
小峠華太
俺の背中に冷や汗が伝う。
小林幸真
和中蒼一郎
野田一
和中蒼一郎
小林幸真
小峠華太
そして、俺は代わる代わる兄貴たちから、二時間に渡る教育的指導を受ける羽目となった。
速水泰希
小林幸真
正座をさせられていた事もあり、足の痺れが既に限界を突破していたおり、速水が部屋にやってきた。
和中蒼一郎
野田一
小峠華太
痺れる足を叱咤(しった)し、兄貴たちの後をついていく。
俺が連れてこられたのは、客間だった。
なんで客間なんだ?ここに何があるのか。
障子を開けると
モデルなどが撮影に使う機器などが、所狭しと設置されていた。
小峠華太
野田一
小峠華太
そんな予定なんかあったか?と疑問が頭を過る。
小林幸真
小林幸真
和中蒼一郎
う、嘘だろ!こんな格好で写真撮られるなんて、黒歴史過ぎるだろ!勘弁してくれ!
小峠華太
野田一
俺は、ただ看板娘の仕事を引き受けただけなのに、まさか、こんな事になるなんて!
もう、二度と看板娘のバイトなんてしねぇ!
そう俺は心の底から誓った。
おわり
あとがき 初うりゅかぶ書いてみた。余り絡みがないキャラ同士だからか、なんか微妙やな。 猫耳パーカーとかいいよね。しっぽついてたら最高。時間あれば、イラスト描きたいなぁ。女体化ではないけど、むちむちとした太ももの華太ちゃんを描きたい。 因みに、スマホでも写メられた。勿論、写メは兄貴たちのスマホのスクリーンショットに設定されてるよ。 キャラ別、撮った写メのポーズ一覧はこちら ⬇️ 野田ニキ⇒斜め上アングルからの鎖骨、太もものチラリズムショット 和ニキ⇒女豹ポーズ 小林ニキ⇒普通にツーショット 南雲ニキ⇒ローアングル 青山ニキ⇒華太と香月ちゃんで、両手に花ショット 須永ニキ⇒パーカー捲らせ、腹チラショット 永瀬ニキ⇒萌袖、照れ顔ショット 久我・宇佐美(協力代金代わり)⇒ 全体を写しただけのやつ。
おまけ
勝手に華太を連れ出した事が、ゆーまの癪に触ったらしい。
普段は筆無精(ふでぶしょう)の極みで、俺から連絡しても既読スルーを貫くクセに、先ほどから、LINEの通知音が鳴りやまない。
瓜生龍臣
瓜生龍臣
瓜生龍臣
瓜生龍臣
瓜生龍臣
でもさ、向こうから連絡とってくる分は、ノーカンだよな。
それに、俺が約束したのは、『俺が勝手に連れ出さない』だけだしな
瓜生龍臣
この前は邪魔が入ったが、今度は華太と二人っきりで甘い時間を過ごせそうだ。
俺は了承の返事を送った。
今から、一週間後が楽しみだ。
おわり