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ユジン

初めまして。初お目にかかります。

ユジン

ソ財閥長女のソ・ユジンです。

ユジン

よろしくお願いします。

ジフン 父

うむ。

ユジン

(なんと言う圧。ジフン様と雰囲気がかけ離れすぎてる。)

ユジン

(ジフン様もちょっと冷たい気もするけど。)

ジフン 父

ユジン,お前は幾つだ?

ユジン

25です。

ジフン 父

ジフンと同い年か。

ジフン 父

ならば後三年で,男を二人産め。

ユジン

(後三年!?ってことはあんまり時間がない。)

ジフン 父

間違っても女なんか産むなよ。

ユジン

はい?

ジフン 父

女は脳がない。女なんぞ要らない。

ユジン

ビキッ

その一言でわたしの自尊心や人権が 全てへし折られた気がした。

ユジン

分かりました。

ジフン 父

じゃぁいい。早く部屋を出ろ。

ジフン 父

邪魔だ。

ユジン

お邪魔しました。

ユジン

ッッ(涙)

こんなにも辛かったことはなかった。 邪魔物だったとしてものこんなにも人としての尊厳や人権,自尊心をへし折られたのは はじめてだ。

ユジン

もう,辛いよ。

まだ来てから,何時間しか立っていないのに,もう辛くて家に帰りたかった。

ユジン

ジョンファン私の方が貴方を必要としていたね

その日は夜ごはんも食べずに寝てしまった。

ジフン

あれ?ユジンは?

ジョンウ

部屋に行ったんですけど,寝ていて。

ジフン

そうか。

ジフン

様子を見てくる。

ジョンウ

くれぐれも起こさないようにですよ?

ジフン

あ?💢

ジョンウ

すみません( ´-ω-)

ガチャッ

ジフン

ホントだ。寝てる。

ユジン

スゥスゥ

ジフン

ユジンなんかごめん。冷たくしちゃって。

ジフン

お父さんからも色々言われてしまったみたいだね。ごめん。明日は守るね。

ユジン

ん~

ジフン

ごめん。起こさないようにするね。

チュッ

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