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暁月
ドチャクソ遅れてすみません┏○
暁月
というわけで続きです
暁月
どぞ(っ´∀｀)っ
アザミ
(冴えるは……と。)
クロハ
(寝てる)
アザミ
(眠っているとは…。しかし、此奴の目の下をよく見れば、泣き跡が色濃く残っているな)
アザミ
(私がアイツらに話した時点で2521回……おおよそ6、7年は過ごしている。)
アザミ
(それに私がここへ入るのに手間取ったせいでそれ以上の年月を過ごしただろう。)
アザミ
あっ、まずい！また日付が……っ！
クロハ
んぁ…？あー、寝ちまってたか……
クロハ
ってことはそろそろ……
クロハが勘づいた刹那、真上から 鉄柱が降ってくる。
クロハ
もう7、8年はここ居るんじゃねえのか……？これで何日だろうな
アザミ
冴えるっ！！！！
アザミの必死の叫び声も届かず、 無惨に潰されるクロハ。
アザミ
これは……っ
少し経つと、クロハが目を覚ます。
クロハ
死に方のレパートリーもそんなにないみてぇだな、カゲロウデイズは。
アザミ
冴える！！！
クロハ
…？
アザミ
冴えるっ！！！！！
クロハ
……ぇえ！？あ、主……！？
クロハ
な、何故ここに……？
アザミ
決まっておる。お前をここから助け出すためだ。
クロハ
…？？？は、はい？主、とうとう気でも狂いました……？
アザミ
失礼なやつだ。狂いかけていたのはお前だというのに。
アザミ
それにあいつらにも許可は取ってある。まぁ、そこの童も出すことが条件ではあったが。
クロハ
はぁ！？アイツらも……！？
クロハ
ほんとにどうかしたんですか……？
アザミ
なに、お前が見るに堪えないからその姿を実際に見せて説得しただけだ
クロハ
え？俺の姿を見せて……って……
クロハ
まさか……っ！？
アザミ
そのまさかだ。確か、2521回目の時だ。
クロハ
うわ……。
アザミ
何か問題でもあるのか？
クロハ
………いいえ、滅相もありません…。
アザミ
ならよし。あそこの童は……
ヒヨリ
クロハ
俺が担いで出りゃ良いですか？
アザミ
そうだな。では準備をしておけ。
クロハ
はい。
アザミ
戻ったぞ。
キド
おぉ、お帰り、アザミ
ヒビヤ
ひ、ヒヨリは……っ！？
アザミ
そこに居るぞ
ヒヨリ
…？あれ？ここは……？
ヒビヤ
ヒヨリッッッッ！！！！！
ヒヨリ
ヒビヤ！？あ、皆さんも……？
ヒヨリ
はぁ……助かったのね……。
ヒビヤ
ヒヨリ……っ！
ヒヨリ
分かったから泣かないで。みっともないでしょう。
シンタロー
あの、アザミさん。
アザミ
サン、はいらん。アザミだ。
アザミ
で、何か用か？
シンタロー
クロハは、どうなったんですか？
アザミ
冴えるなら……
クロハ
『アイツらと顔合わせたくないので
ここにこいつだけ置いて俺は帰りますね』
ここにこいつだけ置いて俺は帰りますね』
アザミ
と言って逃げたぞ？
マリー
え？クロハ、いないの？
アザミ
まぁ安心しろ。お前と私の力があれば蛇いっぴき呼び寄せることなど容易い
マリー
…！そっか！
マリー
ねぇ、みんな。ここにクロハ呼んでいい？
セト
まぁ正直不安っすけど……。
セト
大丈夫っす！
カノ
まぁ僕も異論ないよ。僕がとやかく言えた事でもないし。
キド
そうだな。俺も構わない。
シンタロー
榎本と遥先輩は？
貴音
別にいいわよ。
もう害はないんでしょ？
もう害はないんでしょ？
遥
僕も良いよ。
モモ
私も！ここで1人反対もおかしいしね
マリー
だって！じゃあ、呼ぼうか！
アザミ
そうだな。
クロハ
主に女王。それは狡くありませんか？
アザミ
お前が素直に出ないのが悪い。
マリー
そうだよ！ちゃんとみんなに言った方が良いでしょ？
クロハ
う……。
クロハ
分かりましたよ……。
恐る恐る、といった風にメカクシ団の居る方を向く。
クロハ
え…っと〜……。あー、え……。
カノ
え？何、コミュ障だったの？君
クロハ
う、うるせぇ……
クロハ
そ、その……すまなかったな……。
クロハ
1回の謝罪で赦されることじゃねぇって分かってるけど……謝らせてほしい。
シンタロー
俺は別にどっちでも構わないが、理由だけ聞かせてもらいたい。
クロハ
あぁ。理由も話さないと可笑しいだろ
クロハ
お前ら能力と蛇とかはもうしっかり理解してるだろ？
キド
あぁ。8月15日に死んだ俺らの命を繋ぎ能力をもたらした……っていうのが
ざっくりしたものだろうか
ざっくりしたものだろうか
クロハ
大方そんなもんだ。大体その蛇達は自我なんて持っちゃいない、主の意思に従って力を使うだけだ。
クロハ
だが俺は違う。
クロハ
自我を持って生まれたが故に、適切な主が居なかった。
クロハ
主のいない蛇は消えてしまう。
クロハ
俺はそれが何よりも怖かった。
クロハ
合体せるの命令を上回るほどの生存欲求が俺の中で芽生えた。
クロハ
だが、本質的に蛇は願いを叶える
クロハ
願いを叶えてしまったら消える
クロハ
ならば願いを叶えつつも消えないように考えた結果があれだ。
カノ
ふーん、なるほどね……。
カノ
あと少し思ったんだけどさ、姉ちゃんのあれはどうだったの？
シンタロー
……！
キド
カノ……
セト
(カノは、きっとただ確かめたいだけ
なんすよね……)
なんすよね……)
クロハ
あれは完全に予想外だったな。
クロハ
楯山アヤノが真実を知った時どういった行動を取るか興味は湧いたが、自殺と言う手段をとるとは思わなかった
カノ
まぁ姉ちゃんはぶっ飛んでる所はあるし……
セト
それは間違いないっすね……。
キド
全くだ……
シンタロー
ははは……
アザミ
……そんなに変なやつだったのか？
アイツは
アイツは
孤児院組
変というか予想外
アザミ
そ、そうか……
マリー
ねぇ、クロハ
クロハ
なんですか、女王
マリー
私には分からないけど、たぶんみんなクロハのこともう許してると思うよ？
クロハ
は……
マリー
だって嫌な気がしないもん！それにここに呼んで良いか聞いた時、ダメって言う人は居なかったし
クロハ
……
マリー
もう寂しくないよ
クロハ
じょ、女王……
アザミ
さて、クロハが混乱しはじめたしお暇するぞ
クロハ
主まで見抜かないでください
アザミ
それでは
クロハ
……ありがとう
マリー
……！うん！
暁月
お帰りなさい！多くなってほんとにすみませんでした！
暁月
あと僕の解釈増し増しです
暁月
タップ数そろそろエグいんでここら辺で！
暁月
(´∀｀*)ﾉｼ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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