頭の奥が悲鳴を上げている
ここ最近連続して寝不足なのだ
理由はというと…まあイロイロあったワケで。
ピンク色に染まった俺の脳内を振り払うようにして俺は教室のドアに手をかけた
怜
康太
不意打ちを食らって体が飛び跳ねた
勢いよく振り返ると俺の頭痛の原因がそこに立っていた
怜
怜
康太
康太
せっかく振り払った記憶が再び蘇る
しかもさっきよりも鮮明に
康太
康太
俺は頭を抑えて怜から顔を逸らし、またドアの方を見る
怜
ぐんっ、と背後に引っ張られて襟元を掴まれた
康太
そして怜の口元まで顔を寄せられ、若干屈んだ所で怜に耳打ちをされた
怜
怜
コソコソと小さくそう呟くと怜は襟から手を離した
康太
康太
俺は囁かれた耳を咄嗟に触って後退りをした
康太
怜
康太
康太
怜
早く否定の言葉を発しなければ
そう思っていても頭の隅で葛藤が起きてしまって喉で詰まってしまう
康太
怜
怜
怜
康太
康太
怜は満足し教室の中へ入っていってしまった
俺は思考が停止したようにその場に立ちすくんだ
康太
康太
結局一日中何にも集中できないまま放課後になってしまった
約束通り、怜が待っていた
怜
怜
康太
康太
怜
怜
康太
怜
怜はニッコリ笑うと俺の手をとって小さな物体を無理やり握らせてきた
康太
それを見ると小さないくつかボタンの着いたリモコンのようなものだった
怜
怜
康太
康太
康太
怜
怜
怜は期待の眼差しでこちらを見てくる
康太
康太
俺は怜にリモコンを返そうと押し付けた
怜
怜
康太
怜
康太
怜
怜
康太
何を言っても着いてくる気だ、多分
必死に否定するのは時間の無駄なのかもしれない
康太
康太
俺はさっさとそれをポケットに突っ込んで怜の手を引いた
康太
康太
怜
分かりやすく煽ってくる怜を無視して校舎を後にした
向いてないはずの視線にも過剰に反応してしまう
誰も俺が、俺たちがこんなことをしているなんて思っていない
ポケットに突っ込んだ俺の手には、怜と繋っている物がある
怜
康太
小声でも強めに声を上げて怜を見る
怜はいつもと変わらない様子で歩いている
まるで尻にローターを入れてるとは思えないほどに堂々と。
康太
怜
怜
康太
康太
もうこいつはダメだ、と諦めて俺は顔を前に戻す
怜
怜
康太
康太
康太
康太
怜
俺は念入りに怜に警告をし、聞いているのか分からない怜の反応に不安を覚えるがボタンに指を添えた
震える指をボタンに押し付けた
怜がピクンと跳ねる
怜
怜
怜は嬉しそうな声を上げるとヘラッ、と笑顔を見せた
康太
康太
怜は俺に軽く寄りかかってきた
怜
怜
怜が俺の腕に胸を押し付けると小さく鼓動が響いてくる
怜
康太
怜
怜
怜
康太
康太
怜
怜に腕を引かれ、俺は行先も分からないまま歩いた
怜
怜
段々と俺の腕を引く怜の力が弱くなり、ついに立ち止まった
怜は顔を俯かせて俺の服を握っている
康太
怜
怜
康太
怜
怜はゆっくりとその場にしゃがみ込む
康太
思わず俺も横にしゃがみ、怜の様子を覗き込んだ
怜は口許を手で押さえ付け、眉をひそめていた
怜
鼻にかかる甘い声が漏れ、今にも達してしまいそうだ
俺は怜の背中に手を回して摩った
怜
怜
ぎゅっと目を固く瞑り、体をふるわせて絶頂した
康太
怜
怜
康太
達しても尚震え続けるソレに怜は立ち上がれないようだ
康太
その姿は実に扇情的である
俺はポケットに手を忍ばせて、もうひとつ上の強度にする
怜
怜
怜
俺の服をきゅっ、と掴み少し引っ張られる
康太
怜
俺は怜の脇の下に腕を回して立ち上がらせた
康太
康太
よろめく怜を支えて顔を覗き込む
怜
怜
思った通りの返答だ
思い通りに行くと楽しくなってくるものだ
調子に乗った俺は口が弧を描くのを抑えようとはしなかった
さっさと受付を終えて先程から達しそうな怜をベッドに下ろす
怜
靴を脱がせる俺を急かすように手を伸ばしてくる
俺は流されるまま怜の顔の横に手をつく
怜
怜
俺の背に腕を回して引き寄せてくる
康太
康太
怜が力を緩めたのを確認し、ベルトを外してズボンを脱がせる
ベッドヘッドに置いてあるローションを片手に取り、自分のモノに垂らす
怜の菊門にも液体を塗り俺のソレを押し付けた
怜
挿入する所をまじまじと期待の吐息を吐きながら見つめている
ローターを忍ばせたままの後孔に肉棒を捩じ込ませてやった
怜
怜の腰を引いて奥まで突き上げる
ローターを奥の壁に押し付けるようにぶつける
怜
一度奥を突いただけで押し出されるように精を吐き出した
康太
怜
その後も奥に擦り付けたまま、また一突き、と繰り返す
怜
怜
康太
熱くて柔らかいナカの感覚と振動がかなりキツい
ゆるゆると腰を揺らしてナカの余韻を楽しむ
怜
怜
康太
康太
街を歩いている時だって俺は我慢してた
それでもがっついてるなんて思われたくないから抑えてると言うのにこいつは…
怜
怜
康太
康太
怜が俺の腰に足を巻き付けてきた
離さないで欲しいとでも言わんばかりに力は段々強くなる
康太
康太
怜
もう一度腰を動かし始めた
怜
入れたばかりにもかかわらず腰が止まらない
振動音と肌がぶつかる音、脳が怜に占領されていく
康太
怜
怜
体が反るほど快楽に夢中になっている
奥を押せば押すほどローターは奥に潰されていく
康太
頬を伝って汗が一滴シーツに落ちた時、俺は前髪をかき上げて怜の顔を見下ろした
怜
怜
怜は俺の頭に手を伸ばして寄せると撫でてきた
康太
康太
子供扱いをされたようで我に返ったように羞恥心が込み上げてくる
康太
怜
怜
瞳は蕩けながらもヘラヘラとニヤケながら俺を見た
康太
生意気な態度の怜の望み通りに激しくしてやろう
放り投げてあるリモコンを掴んで強度を1番上にする
怜
怜
怜の思い通りにいっているようで気に食わないがもうどうでもいい
俺の欲望のままに抱いてやる
怜
怜
強い振動を押し付けられて話すこともままならないようだ
怜は震える手で俺の手を掴んできた
怜
怜
喘ぎながら要求する様を見下ろして俺は唾を飲み込んだ
康太
康太
もちろん聞こえてるし分かってる
それでも俺に強請ってくるのが堪らなく興奮するのだ
怜
康太
怜
怜
怜
物欲しそうにする手に指を絡めて怜の頭の横に押し付けた
そしてそれと同時にナカの物を1番奥に押し付けてやった
怜
怜は腰を浮かせて長い絶頂を迎えた
深呼吸する間もなく中の震えは止まらず、怜は苦しげな表情を見せた
怜
俺は自分のモノを引き抜いた
振動は止めずに、
怜
一向に止めようとしない俺を見て怜は横に置いてあるリモコンを取ろうと手を伸ばした
俺はそれを防ぐように再び怜の手を取り握りしめる
怜
怜の目に生理的な涙が滲む
康太
康太
ぼーっとただ怜の顔を見つめる
怜の手を握ったまま
怜
怜
振動を止めてもらうことに諦めがついたように怜はまた体を跳ねさせた
怜
怜が余韻に浸る前に中からローターを引き出す
思っていたより太くて大きかったそれが抜かれると怜は一瞬声を上げた
怜
怜
怜が首を起こして俺に話しかけようとした瞬間、俺はもう一度自分のソレを怜の後孔に挿入した
怜
怜
奥までよく解れたナカを躊躇うことなく突き進ませる
怜
まだ少し痙攣しているこの感覚が気持ちいい
康太
怜
怜
ソレが奥の壁に届く
怜
引き抜いてまた奥まで差し込む
怜
怜
ぎゅうぎゅうと吸い付いてくるナカをこじ開けて出し入れさせる
発情した声で喘ぐ怜の奥を何度も的確に突く
怜
怜
康太
康太
怜
怜
怜
康太
康太
決して激しくない、ゆっくり奥を突き続ける行為に身を捻らせている
随分と敏感にさせられたものだ
康太
怜
康太
康太
康太
怜
怜
怜
顔を掴まれて近寄せられる
怜
康太
怜は物足りないのか自ら小さく腰を振った
怜が腰を引いた瞬間を見計らって奥を突く
怜
怜
ゆっくり引き抜いて、素早く突く
その動作を繰り返してみる
怜
怜
康太
熱っぽい息が漏れる
ただ本能に身を任せて腰を振る
怜
怜
少し顔を動かせばキスをできてしまう位近い距離で、怜が蕩けている
康太
顔をまじまじと見つめる俺に気付いたのか、怜は俺に抱きついてきた
唇を目掛けていた俺の顔は怜の顔の横へと押さえ込まれた
怜
怜
康太
康太
ぐ、と怜の腰を持つ手に力を入れる
怜
怜
康太
脳内で必死に自分を止める叫び声が響いている
それをしてしまったら、ついに良くない気がする
でも、抜きたくない
このまま、ここに全部注いでしまいたい
康太
康太
何度か突いた後、一番奥に差し込んだ
一番奥、そこに欲望をぶちまける
怜
怜はナカに注がれる液体の感覚が身体中にめぐり、ほぼ俺と同時に達した
怜の目に溜まっていた涙が一気に零れ出す
怜
弱々しく手を自分の腹に乗せて摩る
長く注がれる腹を愛おしそうになでている
怜
康太
康太
幸せそうな顔をしている怜を目にして俺は目が覚めた
康太
康太
今更焦ったところでどうしようもないのに、俺は隠すように急いでソレを抜いた
怜
怜
怜
康太
康太
怜
怜に頭を無理やり近付けられる
そして俺の肩に唇をつけたと思えば ぢゅっ、と音を立てて吸い付いた
康太
怜が口を離すとそこに赤く跡が着いていた
康太
怜
怜
康太
康太
口ではそう言っても、心のどこかで特別扱いされていることに対しての若干の喜びがあった
俺は着けられた跡に手を重ねて複雑な感情に顔を顰めた
コメント
2件
お久しぶりです!!!主さんの作品全部大好きなので続きが見れて嬉しいです🫶🏻これからも応援します💪🏻頑張ってください!!!
お久しぶりです。長い間投稿を放棄してしまいすみませんでした🙇♀️こんなに投稿をしていなかったにも関わらず、沢山の人に私の作品を読んで頂き、先程合計3万いいねを達しました‼️本当にありがとうございます…😭次回もまたいつ投稿できるかまだ不明ですが少しずつ作品を書き上げていくつもりです。そして、いいねやコメント、フォローありがとうございます🙌今後ともよろしくお願いします🙇♀️