テラーノベル
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その日俺は、大学の講義をサボってスマホでTikTokを見ていた
なんの刺激もない毎日
心ときめく出会いもなければ、没頭できる何かもない
大学に行っても、いつものメンツでタバコをふかしながらだべるだけ
正直そんな毎日に飽き飽きしていた
ニキ
TikTokで流れてくるものもたいして面白くなくてどんどんスワイプしていく
ふと……イヤホン越しに聞こえてきた声が気になって、スワイプする指をとめた
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ふと流れてきたゲーム実況者の動画
気になってプロフィール欄に飛ぶと、YouTubeチャンネルへのリンクがあった
YouTubeの方では、全顔を晒して笑いながらリスナーからのDMを読んで答えている動画が上がっていた
低く独特の抑揚のある関西弁からは想像もできない、幼くて可愛らしい顔立ちの彼に、俺は目を奪われていた
ニキ
ニキ
ポソッと呟いた自分の声に、自分自身で驚いた
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキ
ニキ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
18号
その日は動画の企画を考えるための会議で、ネタを探していろいろ雑談しながら過ごしていた
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
キャメロン
18号
18号
18号
18号
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
18号
ニキ
ニキ
キャメロン
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
さすがに言えないだろう
実写動画を見て可愛いと思ったなんてこと
どこがとは言わないけれど少し反応を示したことに自分でも驚いたなんてこと……
言えるわけがなかった
数日後
俺の家にはボビーが来ていた
このあと一緒に出かける予定があって、迎えに来てくれていた
ニキ
しろせんせー
ニキ
鼻歌を歌いながら鏡の前で準備をしていると、ソファーでスマホをいじっていたボビーが口を開いた
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
真っ直ぐに俺を見つめながら、ゆっくりと低い声で聞いてくるボビー
その声が心做しか艶っぽく感じたのは俺の願望だったのかもしれない
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ボビーに指摘されて、勢いのままに話してしまっまた事に気がついた
目を丸くしてこちらを見ているボビー
さすがに引かれたか?とも思ったが、その顔がみるみるうちに赤くなっていくのを見て、予想外の反応に驚いた
その反応を見て、考えるより先に体が動いた
ギシッ……
俺が座った重みでソファが沈んで小さな音を立てた
真横に座ってきた俺に驚き、顔を逸らして少し距離を取ろうとするボビー
そんな彼の腰にソッと腕を回して少し強引に引き寄せた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
顔を逸らしたままのボビーの耳元で囁くように話しかけた
いつものふざけた声ではなく、低く濡れたような声にボビーの体が小さく震えていた
それに気付かないふりをしてそのまま耳をくすぐるように話しかける
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ペロッ……ツツッー
唇で軽く食(は)んでから舌先で触れるか触れないか分からないくらいの軽さで、下から上へ舐め上げた
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
小さく声を上げながら腰を震わせるボビー
更に赤くなった顔で俺のことを睨むように振り返った
その瞳は潤み始めていて言葉とはウラハラに物欲しそうに揺らいでいた
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
そのまま顔をそらそうとするボビーの顎を掴んで逃がさないように至近距離で見つめた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
唇が触れそうなほどの距離で睨んでくるボビー
その目には怒りよりも甘えのような色が宿り、先程から少し重く感じ始めていた俺自身にどんどん熱が集まっていくのを感じていた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
言いにくそうに言葉を選びながら苦い顔をしながら言うボビー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
気まずそうに視線を逸らしたボビーに、少しだけ顔を傾けて頬に触れるだけのキスを贈る
しろせんせー
小さく声を上げて身体を震わせるボビーに、すっかり存在を主張し始めてしまった俺自身を押し付けるように、強く腰を引き寄せた
しろせんせー
その熱さに驚いたのか、ボビーがさらに身体を震わせていた
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ゴリゴリと硬くなったものをボビーに擦り付けながら至近距離で低く囁く
俺のと同じくらい反応していたボビー自身の熱も布越しに俺に伝わってくる
それが、同じ気持ちなのでは?と感じさせてくれて嬉しかった
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ビクビクと身体を震わせながら、時折甘い声を上げる
そんなボビーは、少し舌先を覗かせながら触れそうなくらい近くから俺の瞳を見つめていた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
本人は睨んでるつもりなのかもしれないが、甘く潤んだ瞳ではオネダリされているとかんじるだけだった
ニキ
しろせんせー
ニキ
下を擦り付けながら唇が触れるか触れないか程の距離で見つめあっていた俺に、焦れたような声で名前を呼んでくる
それでも何もしない俺に、ボビーは辛うじてあった距離を一気に詰めてきた
チュッ……クチュッ……チュプチュプ……ジュッ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
思っていたよりも激しすぎる口付けに、息継ぎのついでに名前を呼ぶと、低い声を出されてから、更に強く吸い付かれた
ヂュッ……ジュプジュプ……クプッ
チュプッ……クプッ……ヂュゥヂュウ……
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ピチュッ……
どれくらいそうしていたのだりうか
部屋中が2人から漏れる水音で溢れた頃、小さく音を立ててボビーが唇を離した
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ボビーの手を掴んですっかり立ち上がってビクビクと震えている俺自身に導いた
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ボビーの手を掴んでいるのとは逆の手をとられ、ボビー自身へと導かれた
そこは、ズボン越しでも分かるくらいガチガチになっていて、心做しか先走りで湿っているように感じられた
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
二人で目を見つめあって小さく笑うと、お互いにお互いのズボンの前を開けると、そっと下着の中から熱く猛ったモノを引きずり出した
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
俺はボビー自身の先走りを指に絡めて、ゆっくりと指を上下させ始めた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
クチュッ……グチュグチュグチュ
先程とは違う水音で部屋が満たされていく
それと同時に、2人の甘い吐息混じりの苦しげな声が響いていた
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
少し腰をずらして2本まとめて扱くと、互いの熱と硬さが加わり、先程とは違う刺激で快感が増していった
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
吐息混じりに問うと、薄く唇を開いて待っててくれた
そこに、先程とは違った噛み付くようなキスをした
クチュッ……チュプッ……
下からの水音と、唇から漏れる水音で部屋中がいっぱいになる
キスの合間に荒い息をしながら目を細く開けると、そこには震えるまぶたから涙を溢れさせながら必死に応えてくれているボビーの姿があった
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
2人ともほぼ同時に先端から熱い白濁を吐き出し、2人の指を濡らしていく
ビクンビクンと余韻で震えているソレを掴んだまま、どちらからともなく見つめあった
しろせんせー
ニキ
小さく聞こえるか聞こえないか程の声で呟かれ首を傾げた
しろせんせー
しろせんせー
真っ直ぐに目を見つめて伝えてくるボビーに、一瞬目を丸くしてからフッと目を細めて笑った
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
せっかくの甘い雰囲気に水を差すように笑われ、俺は少し唇をとがらせた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
そう言いながら、ボビーの唇に触れるだけのキスをして離れた
一瞬目を見開いたボビーは、その後優しく目を細めて笑った
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
俺たちは目を見つめあって小さく笑った
コメント
2件
久しぶりの投稿ありがとうございます 毎度毎度情景表現が豊かで圧巻されます…続きも期待してます!