兎耳山
選手入場ぉ!!!
零
おおっ!✨
零
o(*゚∀゚*)o
楡井
(ワクワクしてる...)
蘇芳
なるほどなるほど
楡井
ひぃ
蘇芳
確かにこれは猛獣の檻だ
零
(おいこらテメぇなににれ君にガン飛ばしてんだ)
零
(ボコボコにすんぞ)
mob
?
桜
勉強しに来たんだろうが
桜
前見てろ
零
(^^)
兎耳山
さぁみんな!
兎耳山
楽しい楽しいタイマン勝負の始まりだよ!
梅宮
まったくお祭り騒ぎにしちまって...
梅宮
いいか?お前ら
梅宮
こんな大事になっちまったが
梅宮
本命はオレと兎耳山のタイマン
梅宮
お前たちの勝ち負けは勘定には入らない
梅宮
気楽に行ってこい!
零
......
桜
ふざけんな
楡井
!
桜
勘定に入ろうが入らなかろうが
桜
負ける気なんてさらさらねぇ
杉下
💨
蘇芳
だね!
柊
だってよ
梅宮
つくづく頼もしいね!
零
桜さんカッコいいー!
桜
ばっ...う...うっせー!!
兎耳山
さぁ梅ちゃんやろう!早くやろう!
十亀
いやいや
十亀
大将が一番最初ってあり得ないから
兎耳山
えーっ
零
(可愛い。兎耳山さん優勝。可愛い。
食べたい。弟にしたい。写真撮りたい
あの笑顔を守るためならなんでもする)
零
(^^;
柊
どうした?
零
え?
柊
いやずっとニヤニヤしてたから
零
えっあっあはは...なんでもありませんよ?
零
(危ない危ない顔に出ちゃってた)
蘇芳
ねぇボクちゃん
鹿沼
......ガリ...
蘇芳
ストレス凄そうだしちょっと動こうか
兎耳山
おお沼ちゃんがんばれー
mob
お...おう鹿沼やっちまえ!
蘇芳
桜君
桜
んだよ
蘇芳
君がてっぺんを獲りに来たと話した時
蘇芳
バカっぽい人だなって思った
桜
さっきからケンカ売ってんのか
桜
だったら買うぞ!
零
まぁまぁ!💦
蘇芳
ふふっいやごめん
蘇芳
もっと空っぽだと思ってたんだ
蘇芳
けど君の言葉や行動には芯がある
蘇芳
そんな君をオレはカッコいいと思ってる
蘇芳
だから君に負けないようにオレも頑張るよ
桜
......!
桜
は...早く行け...!
零
(*´∇`*)
桜
あいつってさ...どんなやつ?
楡井
あっはい鹿沼さんですよね
桜
ちげーよそっちじゃねぇ
楡井
えっ蘇芳さんですか!?
楡井
もちろん中学の頃から強くて有名でしたよ
桜
強ぇのは見りゃわかる!もっと他は!?
楡井
え!見てわかるんすか!?
桜
いいんだよそんなのは!
楡井
......それがですね...
楡井
有名ってだけで誰に勝ったとか...
楡井
具体的な話があまりないんですよね
桜
はぁ!?なんだそりゃ...
柊
確かに名前はよく聞いたことはあるが
柊
詳しいことは知らんな...中学もちげーし
零
うーん...私も
零
カンフーと合気道を混ぜたような
零
戦いかたをするってことと
零
師匠がいるってこと、日本語以外も喋れる
零
ってことぐらいしか知りませんね
楡井
めちゃくちゃ知ってるじゃないっすか!
零
?
零
(原作でも蘇芳さんのこととか)
零
(あんまり書いてなかったんだよねぇ)
梅宮
オレも蘇芳のことはあんま知らなかったけど
梅宮
会ってわかった
梅宮
あいつは優しいやつだ
蘇芳
自分が被害者になった時だけ喚くなんて
蘇芳
我慢を知らない子供のようだね
蘇芳
つらかったでちゅねぇ...ボクちゃん
零
(蘇芳さんのあの顔いいっ!)
零
(あのダークな表情がいいっ!尊い!好き!)
鹿沼
ぐあっ(殴
鹿沼
オオオ...
蘇芳
しゅるん(回る?
零
!✨
蘇芳
癇癪起こしてかわいいで済むのは
蘇芳
せいぜい小学生までだよ
蘇芳
さあ...オレと一緒に
蘇芳
大人の階段上ろうか
零
(上るぅ!!!)
零
(上らせてぇ!!!)
桜
ゆっくりがいいっつーわりには
桜
速い動きできんじゃねーか
十亀
えー?これで速いのぉ?
十亀
このスピードでぇゆっくりつきあってもらうから
桜
上等だ...とことんつきあってやるよ
楡井
さ...桜さんが避けるだけで精一杯...!?
梅宮
まぁ昔から獅子頭連の中じゃ
梅宮
十亀と兎耳山は頭抜けてたからな
楡井
それってつまり...
梅宮
これまでやった3人とは全くの別格ってこと...
杉下
......
蘇芳
......
梅宮
まぁやってる当人が
梅宮
一番感じてると思うけどね
零
......
桜
ワンパターンだ
桜
な!ゴッ(蹴
十亀
バンッもう合わせてくるかぁ
十亀
器用だねぇ
十亀
ガッ(足掴
十亀
ダァン(叩きつける
桜
がっ
十亀
オセロ君さぁ
十亀
トンネルでオレのことださいって言ったよね
十亀
ダン(踏
桜
ガバッ(避
十亀
本当イライラしたよぉ
十亀
しゃべりダン(踏
十亀
方もダン(踏
十亀
相まってダン(踏
十亀
ねダン(踏
桜
くっ
桜
ガバッ
十亀
バッ(頭掴
十亀
ドゴン(叩きつける
桜
がっ
零
いっ......!
mob
さっすが十亀さん!
mob
相変わらずヤバすぎるぜ!
兎耳山
かっめっちゃん!かっめっちゃん!!
零
......
十亀
え...もう伸びちゃったのぉ?
十亀
今の君の方が圧倒的にださいよねぇ
桜
ふーっふーっ
十亀
人に好き勝手言ったりかっこつけたり
十亀
それは力のあるヤツにしか許されない
十亀
君が偉そうにできるのは
十亀
強い群れのなかにいるからでしょ?
桜
ピク
零
......
十亀
風鈴の笠が割れれば
十亀
静かになるみたいに...
桜
ギリィ
十亀
一人じゃなにも言えないんでしょ?
桜
シュ(殴
十亀
ちょっとぉまだ話の途中...
桜
ガッ(腕掴
十亀
!バッ(離
桜
確かにお前ぇの言う通りだシュ(殴
桜
自由は力のあるヤツにしか与えられないギュル(回
桜
力がなきゃ...シュッ(蹴
桜
自分なんて押し通せねぇ!
桜
ゴパァン(蹴
零
ニヤ
兎耳山
!
梅宮
フッ
桜
でもお前にはオレが...
桜
そう...見えてるんだな
桜
(オレの一番嫌いな人間に)
桜
だったら...
桜
お前ぇには死んでも負けらんねぇわ
桜
オラァどしたぁ
桜
テメーがオレに負けるってことは
桜
テメーが言ったことが
桜
間違いだってことだよな!
桜
テメーのとこの
桜
‛‛なんちゃって’’信仰の理屈なら
桜
そうゆうことだろーがよ!スパァン(蹴
零
......
十亀
図に乗るなよ...クソガキが...!
十亀
ズドン(蹴
桜
ミシッ
桜
カッヒュッ
十亀
なんちゃって信仰?
十亀
お前に獅子頭連のなにがわかる
零
......ッ
十亀
ここにいる全員が常に上を目指し
十亀
自分を押し通す誓い...
十亀
それが力の絶対信仰だ
十亀
ヒーローごっこやってるお前らとはぁ...
十亀
‛‛力’’の重さが違うんだよ!!ダンッ(踏
楡井
!
mob
こりゃ立てねーだろ!
mob
十亀さんならあんなもんよ!
楡井
さ...桜さん...そんな...
零
いえ
零
まだですよ
桜
バンッ
桜
だから言ってることと
桜
やってることが違ぇだろって...
桜
‛‛弱いものいじめクラブ’’に改名しろよ
十亀
もう...しゃべるな
桜
倒れてるヤツボコるような
十亀
ふっ(足上
零
......
桜
中坊追い回すようなヤツらに
桜
負けられっかよおおお!!
桜
......
十亀
なにそれ...知らない
十亀
そうか...だから君らあそこにいたのかぁ...
十亀
ちょっとごめんねぇ
桜
......
零
......ッ
十亀
正直不思議だった
十亀
風鈴が理由もなくこっちにいるのが
十亀
お前らあそこでなにやってたぁ
十亀
答えろ
鹿沼
み...見かけない中坊がいたからちょっと遊んでて...
有馬
で...でも最初に言い出したのは猿渡なんだ...
零
......十亀...さん...
兎耳山
もー亀ちゃんーそんなのいいから
兎耳山
早く続きー!いいとこだったのにー
十亀
梅宮
......
零
......
十亀
いやーごめんごめん
十亀
ありがとう待っててくれて
十亀
...続きやろっかぁ
桜
......
零
......
その頃のちょーじは強くて
誰よりも楽しそうで
信仰の意味をそのまま体現してる
太陽みたいなヤツだった
楽しかった、自由になれた気がした...
そんなちょーじが頭取になれば
チームはもっといいものになると思った
───思っていた
「全然楽しくない」
「やられっぱなしで帰ってきたの?」
「弱いヤツは獅子頭連にはいらない」
「そうだよね亀ちゃん」
「オレは一番強いんだ自由なんだ」
「誰にも屈さないオレが決めるの」
「わからないなら出てってよ」
「わかったよ...でも」
「ちょーじの考えはオレからみんなに伝える」
「皮をはぐのもオレがやる」
「だからちょーじは...」
「みんなと笑っててよぉ...」
零
...ポロポロ
太陽はみんなから愛されなきゃいけない
たとえ自由になるための力で
みんなを縛ることになっても
今の獅子頭連を存続させる
太陽がまた顔を出すまで
零
ウッ...グス...ポロポロ
零
(十亀さん...)
蘇芳
天音ちゃん?どうしたの?
零
すみません...なんでもありません...ポロポロ
十亀
ブン(殴
桜
ズザッ(避
桜
ドッ(蹴
桜
......お前...本気でやってねぇだろ
十亀
えー...そんなこと
桜
拳当てる気ねぇし
桜
蹴り避ける気もねぇだろ
桜
お前...何がしてぇんだよ
十亀
...はは本っ当...
十亀
何がしたいんだろうねぇ
零
......