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修学旅行二日目。
朝のロビーは、生徒たちでにぎやかだった。
mf
紫苑は小さくあくびをする。
昨夜、達也とこっそり外に出たせいで少し寝不足だった。
すると後ろから声がした。
悠人
振り向くと、同じクラスの男子・悠斗だった。
悠人
紫苑は少し考える。
mf
悠人
ちょうどそのとき。
tt
達也が走ってきた。
しかし。
悠斗と話しているのを見て、少しだけ表情が変わった。
tt
紫苑が答える。
mf
悠斗は笑って言った。
悠人
達也は少し黙る。
tt
紫苑は気づいていなかった。
達也の声が、少し低くなっていることに。
観光中。
三人で歩いていた。
悠斗は紫苑に話しかける。
悠人
mf
悠人
達也は後ろから二人を見ていた。
tt
紫苑が笑った。
mf
その笑顔を見て、
達也の胸がチクッとした。
tt
tt
しばらくして。
悠斗が別の友達に呼ばれて離れた。
二人きりになる。
達也は急に歩くスピードを落とした。
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mf
達也は少し不機嫌そうだった。
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mf
tt
紫苑は首をかしげる。
mf
達也は少し黙る。
そして小さく言った。
tt
紫苑は驚いた。
mf
達也は視線をそらす。
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紫苑は少し考えた。
そして。
小さく笑った。
mf
tt
紫苑は言った。
mf
達也は固まる。
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紫苑は少しだけ顔を赤くした。
そして。
達也の手を、そっと握った。
達也は驚く。
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紫苑は小さく言う。
mf
達也は顔を赤くした。
tt
紫苑はそっぽを向いた。
mf
達也は一瞬言葉を失う。
それから。
嬉しそうに笑った。
tt
mf
tt
紫苑は真っ赤になった。
mf
修学旅行の空の下。
二人の距離は、また少し近くなった。