テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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花子くん(1話〜78話)

第73話 - エレベーター

2022年06月12日

#花子くん#小説#夢

柚木かほ🌙👻(元かほりん)

寧々

花子くんの！
ところに！
行ーくーのっ！！

茜くん

い！や！
だってーの！

凛花

(あらあら)

寧々

茜くんだけじゃ
無理だからーっ
(ずーりずーり・・)

茜くん

るっさいな
余計なお世話だよ

寧々

あ(スポ)(ドテッ)
痛っ

茜くん

ハァ・・

寧々

む〜っ٩(◦`꒳´◦)۶
葵がどこに連れて
いかれたかもわか
らないんだよ
あれが本当に七不
思議の六番なら・・
花子くんと凛花ちゃん
に聞くのが1番じゃない！

茜くん

八尋さんが
頼りたいなら
止めないよ
七番様のこと
大好きだもんね

寧々

だっ

茜くん

でも僕はアイツ
のこと信用して
ないから
八尋さんのため
ならともかく・・
アオちゃんを助ける
ためだけに七番様が
動くとは思えない
ってことだからお一人
でどーぞ僕は僕で
アオちゃんを捜しに
行きますんで(ヒラヒラ)
(スタスタ)

寧々

ちょ(パシっ)
だから 1人は
危ないから
ダメ！

茜くん

だあああもう
しつけーなー！

凛花

(あれ？)

スウ・・

寧々

え・・

？？ひとよふたあきみなそこへ・・夜明かし月待ち朝を待ち・・いつまで出られぬむつめあみ・・ (すう〜・・)

茜くん

なんだ今の・・
霊・・？

寧々

あの子・・
葵が落としたカゴ・・
色っていった？
あの・・

？？・・こっちあの子の所まで連れていってあげるすう・・寧々、茜くんポカーン(º ⌓º )

寧々

待って！
(たっ)

茜くん

えっ八尋さ・・
(たっ)ちょっと！

凛花

(追いかけないと！)
(たっ)

エレベーターの中・・

寧々

あれ？
誰もいない・・？
カゴだけ・・
ここは・・

茜くん

エレベーター・・
みたいだね
旧校舎にこんなの
なかったはずだけど
戻るよ
早くアオちゃんを
助けに行かないと
(プシュン)(ドアが
閉まる音)は？

エレベーターガコン

寧々

キャ

凛花

キャ
(びっくりした〜)

エレベーター下二マイリマスー

寧々

茜くん
何してるの！？

茜くん

僕じゃない！
エレベーターが
勝手に・・！！
クソッ(カコカコ)
ボタンが効かない

エレベーターチン♪

茜くん

止まった？

怪異たちぬっズシッ寧々、茜くん！？・・！？？・・！？怪異ペコ( . .)"・・ (なんて言ってるか分からない)

茜くん

ど
どうも

エレベーターチン♪ 怪異(ズシンズシン) (何言ってるか分からない) エレベーター下二マイリマスー

寧々

今の何・・？

茜くん

分からない・・

エレベーターチン♪

茜くん

とりあえず降りよう

エレベーターの中です！

怪異たち (くるっ) (寧々、茜くんの方を向いた) ・・

茜くん

・・・

凛花

・・

怪異たちぐわぁッ

寧々

ヒッ・・

凛花

キャ・・

茜くん

うわ！？

怪異 (ガシッ)

寧々

あーあーっ！！
閉じて！閉じて！閉

凛花

閉じて！閉じて！閉じて！
早く！早く！

茜くん

あああああ(#・ω・)
(ガガガ)

エレベーターぽ〜ん♪ 下二マイリマスー

茜くん

な・・なんなんだよ
このエレベーター・・

寧々

騙された・・
あの女の子に
騙された・・

凛花

(危なかった〜
死ぬところだった・・
まあ、半分死んでる
んだけど・・)

茜くん

八尋さんの
せいだからね
怪異にのこのこ
ついてくから
(じろり)

寧々

うっ・・
ごめんなさい・・
(どうしょう・・
葵を助けに
行きたいのに
このエレベーター
がどこに向かって
るのかも分からない・・
そういえば・・
前にも今と似たような
ことがあったような・・
あの時は確か花子くん
から連絡が・・)

茜くん

クソッ
こんなことしてる
場合じゃないのに
・・

ザーザザーガガガザーブツ

花子くん

あーテステス？
こちら緊急コール
センターです
エレベーター内の
お客様聞こえますか〜

寧々

この声・・

花子くん

(ニッ)
今度はそんな所で
何やってるの？
ヤシロ

寧々

花子くん！！

花子くん

零番早く出てきた
方がいいと思うよ〜

寧々、茜くん・・・へ？

凛花

もうちょっと
見たかったん
だけど・・
まあいいか！
はーい(*^^*)
(魔法をといて
寧々と茜くんの
前に立った)
やあ！

寧々

え！なんでいるの！？

凛花

それはね〜
実は私透明の
魔法をかけて
エレベーター
の端っこで
見てたんだよ〜
エレベーターに
入るときからね〜

茜くん

零番様・・
見てないで
何かしてく
ださいよ・・

凛花

いやあ〜ごめんごめん🙏💦

花子くん

あれ？
一番もいるんだ
・・もしかして
ウワキ？

茜くん

このスピーカー
壊すね(ぐ)

寧々

わ〜っっ
ダメダメ
落ち着いて！！
花子くんも
冗談言ってる
場合じゃなくて！！

凛花

そうだよ！

花子くん

アハハ
大丈夫状況は
把握してるよ
零番から聞いた
からね！
あの子・・なんて
言ったっけーアオ
イチャン？
連れてかれちゃっ
たんでしょ？六番に

茜くん

・・・
そうですよ
七番様

花子くん

実は今その事で
カイギしてた
ところだし・・

茜くん

へぇじゃあ
聞きますけど
あの怪異は何？
アオちゃんを
連れて行って
どうするつもり
なんですか

花子くん

それは・・
ナイショ♥

茜くん

はァ！？

寧々

びく( ºωº; )

凛花

一番びっくりした
じゃないか〜

茜くん

あ、すみません💦

花子くん

今は自分たちのこと
考えなって
そこは世界の狭間
どこにでも行けるけど
どこでもない場所

凛花

寧々ちゃんと私は
前にも行ったこと
あるからわかるでしょ？

寧々

！やっぱり

花子くん

うかつに行動すると
アオイチャンを助ける
どころか永遠にどこでも
ない場所をさまよう
羽目になっちゃうよ

寧々

そっか・・
ねぇ花子くん
どこにでも
行けるなら
もしかして・・
このエレベーター
で葵の所にも
行けるってこと？

花子くん

それは・・
多分できなくも
ないけど・・

茜くん

！・・七番様
このエレベーター
操作できるんですか？

花子くん

まあ一応・・
俺がそっちに行けば
できるかも？
零番も一緒にね！

凛花

私も操作するの？

花子くん

そうだよ〜

寧々

じゃあ
花子くんが
ここに来て
くれれば・・!

花子くん

それはダメー

寧々

どうして！

花子くん

あのね
ヤシロは今
人助けなんて
してる場合じゃ
・・あー・・
けどそーだな
一番はアオイ
チャンの所に
行きたいん
だよねぇ
僕と零番なら
その装置で
六番の所まで
連れてって
あげられるかも
だけど・・
どーしよーカナ〜
ちょっとメンドー
だしな〜

寧々

花子くん！

花子くん

(パチン)
わかったわかった
じゃこーゆーのどう？
一番が俺の言うこと
なんでも一つ聞いて
くれるなら
そっちに行って手伝って
あげる

茜くん

僕がお前の・・？

花子くん

そ
ゼッタイ
フクジョュー！
誓ってもらうよ

茜くん

何を企んでるんですか
七番様

花子くん

なんでもいいじゃん
アオイチャンのこと
助けるためなら君は
なんだってできるだろ？
俺は”花子さん,,だからね
対価と引き換えなら
願い事は叶えてあげるよ
どうする一番
俺に”お願い,,する？

茜くん

・・はっ
お願い？
僕がお前に？
ははっはは・・
七番様状況を
ちゃんと理解
して喋ってます？

花子くん

どーゆー意味さ

茜くん

鈍いなぁ
つまりこっちには
人質がいるって
意味ですよ！

凛花、寧々茜くん？

茜くん

合わせて・・
ください

花子くん

一番

茜くん

よくわかってる
じゃないですか
七番様
僕はアオちゃん
を助けるためなら
なんだってできる
大人しく協力して
もらいますよ

花子くん

・・俺を脅す気？
無駄だよ

茜くん

・・どうかな

寧々

え？やっ・・やだ
茜くんそんなこと
きゃっ

凛花

え！
茜くん！

花子くん

い一番？
何して・・

茜くん

実は先日
源会長に
教わったん
ですけどね
脅しにも色々
あるんですよ
七番様

凛花

え・・(キキ・・
キスしょうとしてる！)

花子くん

え？😨💦💦

寧々

ちょ
ちょっと茜くん
あ・・い
イヤ〜っ花子くん！！

花子くん

(ぽんっ)(白杖代が出た！)
(一番と寧々の口を抑えた)
(ベリ)(ジリ・・ジリ・・)

寧々

花子くん・・

花子くん

・・ヒキョーだ

茜くん

なんとでも
さあ合流も済んだ
あの怪異の所まで
案内してもらいますよ
七番様と零番様

花子くん(1話〜78話)

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