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エレベーターの中・・

花子くん

アオイちゃんが
連れていかれたのは
おそらく
この学園の地下六番の
境界だ(ポチ)4 2 6 2 10

寧々

花子くん
何してるの
・・?

凛花

このエレベーターを
動かすには特定の順で
番号を押してく必要が
あるんだよ!ねぇ七番!

ゴウン・・

寧々

動いた・・

花子くん

さて
零番悪い幽霊が入ら
ないようにしてくれる?

凛花

うん!OK!
バリア!✨✨

花子くん

よし‼️
これから俺たちが
向かうのは最も
彼岸に・・あの世
に近い場所に存在する
境界だ

茜くん

・・本当にアオちゃん
がそこにいるんですか?

凛花

多分だけど・・
確率はかなり
高いんじゃない?
七不思議は自分の
境界でこそ
その真価を発揮で
きるから

エレベーターチン♪

花子くん

・・さ
到着だ

寧々

ダボン!わ わ・・
(水がある境界だ・・)
ここが・・彼岸に一番
近い場所・・

花子くん

ヤシロ〜一番〜

凛花

寧々ちゃん〜
一番〜

花子くん

扉・・?開けるよ

風 ビュオッ

凛花

キャッ(スカートを隠した)
(あ、長いスカートだから
大丈夫か!)

寧々

何・・ここ・・
ここが六番の境界・・?
このどこかに葵がいるの?

花子くん

多分ね
何か目的が
あるみたいだし
主を務める六番は・・
七不思議で最も
得体の知れない
怪異だ
これまで問題を
起こしたことは
ないんだけど・・
年に一度のこの
時期にしか現世に
現れないから
彼については俺も
よく知らないことが
多い
だから何が起きるか
分からない 気を付けて

寧々

(ごく・・)
あれ?じゃあ
なんで凛花ちゃんは
六番ってわかったの?

凛花

え?あ〜私の感

寧々

そうなんだ💦
(葵・・すぐ
助けてあげる
からね
それまで何も
されてません
ように・・!!)

凛花

(あ、ねね寧々ちゃん
死亡フラグ立ててる
・・)

その時六番は・・

六番サマニ ゴ報告ーッッ

六番

校内の様子は
どんな?

ももままみ もまもめ・・

六番

うん
そのへんの場所で?

まみみ

六番

怪異が湧いて・・
仮装大会

めみもももっま もも💦 みまみままむまむ

六番

違う?

シャーッ ボン めみも・・

六番

あぁ生徒を襲ってるん
やね はいはい
はあ・・いたちごっこ
やな
こらもうぼくだけでは
手ぇが回らんわ
カンナギ様に来てもろ
て大正解や・・

ままむみみまま!

六番

せやなあ
彼岸への門など
中途半端に空けて
おくから面倒事が
起きるんや怪異は
怪異、生者は生者
混ざらんように
きっちり閉じてー
境界なんて半端な
場所はもうなくして
しまう方がええ
そのためにもカンナ
ギ様には大人しくお
役目を果たしてもら
わんとまた逃げられ
でもしたら面倒や
あの子の様子は?

グッ もみま! ジャン ももまみむまっま♥

六番

ああ・・
ええんやない
いらんもんは
削ぎ落として
しまえば従順
でさえいてく
れればそれで
ええよ

うんうん コンコン

六番

どうぞ

アオイ

お呼びでしょうか
六番様・・

六番

きみ自分の役目はわかる?

アオイ

はい
この身この魂を
贄として捧げる
ことです

六番

よし
こんならもう
抜け出すことも
なさそうやね
下がってええよ

アオイ

じ〜〜・・

六番

ん?
聞こえんかった?
ぼく忙しいから
はよ出て行き
(ヒラヒラ)

アオイ

お仕事ですか・・
(何かを持った)

六番


・・きみなんで
燭台持っとるの?

アオイ

えーい♥
(ボッ)(ゴッ)
(バチバチ)

六番

うわー!!なッ・・
何するんやきみ!?

アオイ

ふふふっ だって
六番様ったら
つれないんだもん♥

六番

・・?

アオイ

私・・大事な
いけにえなん
ですよね?
六番様には
私が必要な
んでしょ?
だったらち
ゃんと私を
見ててくれ
なくちゃ・・
(つん♥)
だーめですよ♥
(ゴオオ)

六番

こら!!
お前ら何したんや
この子に!?

アオイ

? みまめま ももみみみま!

六番

は?言われた
通りにした?

♥♥

六番

現世の記憶も
人格も消えて
るはず・・?
嘘つけ!
これのどこが
あががが

アオイ

内緒話
嫌いです!

六番

ちょ・・
やめてほんまに
やめて・・まあ
従順そうではあ
るか・・?

六番サマ!六番サマ! オ客人ガイラッシャイマシターっ

六番

客?
なんやこの
クソ忙しい
時に・・
映してくれる?
(ユラ・・)
あぁ一番の子か
・・それと・・

アオイ

なあに?
面白いものですか?

六番

零番様・・七番様・・
・・今更ご登場か
なんにせよ出迎えな
あかんね
きみはここでおとな
しゅうしておいて

アオイ

ふーん・・
ねぇ六番様
この人達・・
私がお相手しに
いっても構いま
せんか?

凛花達は・・

みつけるぞ!!

寧々

(早速捜索を開始!!
したのですが・・)
あの部屋怪しい!
行こう(捜しても)葵っ
(ガラーん・・)

茜くん

アオちゃん!!

寧々

(捜しても)
(葵はおらず・・)

花子くん

アオイちゃ〜ん

凛花

アオイちゃ〜ん!

寧々

助けに来たよ葵〜っ

茜くん

アオちゃん!
こっちかあっちか

寧々

葵〜・・

茜くん

アオちゃ〜ん・・

寧々

うう・・
全然見つからな〜い!!
わ〜ん っていうか葵
どころか何もいないし
どうなってるの〜っっ

茜くん

ここまで
空っぽだと
逆に不気味
だね・・

花子くん

安全では
あるけどネ〜
(つんつん)

寧々

・・・
葵・・今頃
どうしてる
かな・・
泣いてない
かな・・

花子くん

六番にえっちなこと
されてたりして・・

寧々

されてたら
私がこの手で
六番さんを
消滅させる

凛花

そうだね〜

茜くん

八尋さん 七番様 零番様
変な話してないで早く
・・ん?それなんか
光ってない?

寧々

本当だ

茜くん

急に?

花子くん

何かに反応
してるのかな

凛花

そうなのかな〜

寧々

反応・・はっ
もしかして・・!
すごく強い怪異が
近くにいるんじゃ
ない!?
一体・・どんな恐
ろしい怪異が・・

アオイ

だ〜れだ♥

花子くん 凛花 茜くん !!

寧々



葵!!

アオイ


ニコニコ

寧々

葵〜!!
やっと見つけた・・
どこにいたの!?
ひどいことされて
ない!?

アオイ

大丈夫だよ♥
今まであの骨の
人の所にいたの
怪我はしてない
し・・三人が来
てくれたのが
見えたから逃げ
てきちゃった

寧々

うう・・
良かった
無事で・・

アオイ

心配してくれて
ありがとう寧々
ちゃん♥

凛花

・・ねェ

花子くん

・・自力で逃げてきたの?
六番から

凛花

ひとりで?

アオイ

・・・あなたは
(花子くんのこと)
・・

寧々

あれ?葵
花子くんのこと
見えるの?

アオイ

?うん
前に話してくれた・・
寧々ちゃんの好きな
人だよね!
背が小さくて目がギョ
ロっとしててっていう
・・

花子くん

寧々

ちょッッ
ああ葵何
言ってるの!!
私そんなこと
言ってない・・

花子くん

!?
違うの!?

寧々

違うのって何!?

凛花

あはは(ˊᗜˋ)

茜くん

・・アオちゃん
本当に・・大丈夫
だった?
僕がいたのにごめん
・・危ない目に
遭わせて

アオイ

いいの来てくれて
うれしいありがとう
茜くん大好き♥

茜くん

・・(⚡️)う・・
うおえぇぇぇ・・

凛花

え!?
どうしたの
一番!
何嘔吐!?

茜くん

ごめんちょっと
可愛さが臓器に
・・はあはあ

アオイ

茜くん大丈夫?

茜くん

内臓がなく
なってもいい
結婚して

アオイ

だーめ♥

寧々

(良かった
元気そう)
(ほっ・・)

アオイ

それより
早くここから
帰ろう?
宿泊学習も
まだ途中だし!
寧々ちゃんの
好きな人のこと
ここでじっくり
紹介してもらっても
いいけど・・

寧々

そそそそうよね
葵早く帰りたい
よね!
どうやって帰っ
たらいい花子くん
凛花ちゃん!?

凛花

ん?

花子くん

ん?
そーだな
単純に来た道を
辿ってもダメ
だろうね
もう見つかって
そーだし

凛花

とはいえ
どんな境界にも
前世に通じる
場所はあるはず
だから
それを探して・・

寧々

う・・

アオイ

・・・
出口なら
私 知ってるよ♥

寧々

ここが・・?

アオイ

うん♥
そこの真ん中のところが
転送装置みたいになって
いて・・元の世界に送っ
てくれるの

花子くん

よく知ってるネー

アオイ

骨の人の所にいた時ね
色々調べて来ちゃった
んだ♥

茜くん

なんて勇敢で聡明
なんだ・・愛してるよ
アオちゃん!

寧々

さすが葵・・
モテる女は
さらわれても
一味違うのね!

アオイ

ありがとう♥
じゃあそこに
乗ったまま
動かないでね
あんまり怖く
ないようにすぐ
終わらせてあげ
るから♥

寧々

・・えっ?

バガン ヒュゴッ

寧々

きゃあああ

凛花

きゃあああ

花子くん

ヤシロ!!
零番

寧々

うっ
(ドシャッ)

凛花

(スタッ)

花子くん

大丈夫!?

寧々

いったたた・・
だいじょうぶ・・
(ぐに)ぐに?

凛花

・・・

寧々

え(うぞうぞ)
ヒ・・ッ
ヒイッ・・アア
アッアッなっ・・
虫!!?なんで!?
むむむししい

凛花

・・・
七番・・
この虫どう
にかして!
虫苦手なの〜!

花子くん

ッ ヤシロ零番
落ち着いて・・
!!

アオイ

ふふっ
気に入ってくれた?
そこはこの境界の
ゴミ箱・・いらない
ものは全部そこに
捨てちゃう決まりなの
この境界余計なものが
何もなくてとっても
綺麗だったでしょう?
そこに落ちたものはね
二度と戻って来られな
いんだって♥

寧々

あ 葵・・
どうして・・

凛花

・・・

花子くん

やっぱり君は
六番側か・・!

凛花

くっ!

アオイ

・・・(手をふった)
(フリフリ)

花子くん

・・・
(花子くんは
凛花、寧々を
だいて三人沈
んで行った)
(ズプ)

アオイ

七番様と零番様も
落ちてくれて良かった
どうなるかなって思
ってたけど寧々ちゃん
ってやっぱりほっとけ
ないよね・・でも
ちょっとだけショック
かなぁ私のこと疑って
たの?茜くん

茜くん

何か変だってこと
くらいわかるよ
幼なじみだからね

アオイ

ふうんそう
幼なじみって
面倒だね

茜くん

・・何があったの?
偽物・・って感じには
見えない
あいつに何かされた?
もし脅されてるんだっ
たら・・

アオイ

ううん
これは私の意志
六番様が余計な
ものをなくして
くれたから
私は私の願いを
叶えるために
どんなことでも
できるようにな
っだけ

茜くん

願い・・?

アオイ

あの人はね
私を送ってくれるんだって
境を越えて遠くの彼方の岸
辺まで!
私ずっとねとおーくに行き
たかったの!
それが私の願い事・・

茜くん

遠く・・どうして?

アオイ

さあ?
忘れちゃった♥
それに理由なんて
どうでもいいよね?
私は元いた場所には
もう帰らない邪魔な
ものは捨てるって決
めたの
だから・・茜くんも
いらない(ズズ)

茜くん

アオちゃん・・

アオイ

ゴミはゴミ箱へ
綺麗にしなくちゃ
(ブン!?)

茜くん

(バシュ)!
(ゴツ)
片付け上手な
アオちゃんも
可愛いね
だけど・・(ゴ)
(パンパン)(ぐっ・・)
(タタ)(ドゴッ)っと
(ヒュ)その願いだけは
(ダダダ)

アオイ

茜くん

ちょっと叶えて
あげらんないな!
(ボッ)(が)(だんっ)
はー・・はー・・

アオイ

・・どうして?

茜くん

どーしてって・・
そんなの君のこと
好きだから

アオイ

・・そう・・
だったら

茜くん

(ドスッ)
(ちら)

アオイ

もう私のこと
好きでいてくれ
なくていいよ
(ズボッ)

茜くん

ーッッ
(がぼっ)(ドボドボ)
ぐえ がっ・・
ごぼ・・っ

アオイ

そもそも茜くんって
私のこと本当に好き
なのかなぁ
違うんじゃない?

茜くん

・・っ だから
こ・・れくらいで
僕が君を嫌いに
なれるって?
あんまり甘く見な
いでくれる
さすがの僕もちょっと
怒るよ(ギュ・・)
ごほごほ
僕をそこに落として
六番の所に戻るつもり?

アオイ

・・・

茜くん

そっか・・
ここに落ちたものは
二度と戻って来られ
ない・・だっけ?
いいよ 落ちてあげる
(がし)

アオイ

きゃ

茜くん

(ずりずり)

アオイ


何するつもり?
(バタバタ)
放して・・茜くん

茜くん

嫌だね
死んでも放すかよ

続きも見てね〜 ばいかほ〜

花子くん(1話〜78話)

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