アミノ酸
クエン酸
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!お願い! ・ご本人様に一切関係ございません。 ・青×桃 ・地雷さんはUターン! ・通報、パクリ等はおやめください ・R18表現が含まれます ・nmmn作品
アミノ酸
"まろでいっぱいにして…"
そんな恥ずかしい言葉を 放った自分を殴りたくなる。
ドクドクと音を立てる心臓。
店裏に逃げ込んでしまったからには もう逃げ道も無い。
まろは向こうで ゆっくり待っていてくれている。
鏡の向こうに真っ赤すぎる顔が 映っていた。
衝動で顔を抑える。
な
自分から誘った癖に緊張してしまう。
顔があつい。
な
な
な
とりあえずジャケットだけ脱いで、 店裏に立つコートラックにかけておく。
恐る恐るカウンターに出る。
な
いつの間にかまろの キレイな横顔を じっと見つめてしまっていた。
筋の通った鼻。 深い青色をした瞳。 微かな色気を放つ首筋。
I
ネクタイをスルリと外すまろ。
やっぱり、俺より何倍もオトナだ。
な
ドアの方に近づく。
店のドアにかかった看板を CLOSEに変えた。
そしてそのままソファーの方に歩き、 腰を下ろす。
I
な
隣に座られるだけで 心臓が飛び出そうなくらいに 気持ちが高揚する。
恥ずかしさと緊張で目を合わせられない。
I
な
まろがこちらに 手を伸ばしてくる。
ぎゅっと目を瞑っていた。
な
あれ、なんもしない…?
I
な
I
な
な
な
初心な自分が恥ずかしい。
穴があったら入りたい気分だ。
な
I
ギュッ
な
I
喋った時の吐息が耳にかかって くすぐったい。
な
あつい。
心臓がうるさい。
I
な
な
深い口付け。
これはもう何度もやってきたのに、 まだ慣れない。
息する道を作ろうと 逃げるように舌を回すと 逆にまろの舌と絡んでしまう。
な
サラッと髪を耳にかけられる。
まろは口を近づけた。
I
な
まろは俺の弱い所を知っていた。
耳がゾクゾクする。
な
頭の中をグルグル かき混ぜられているような 感覚がする。
な
声が抑えられない
I
な
まろが耳から顔を離した。
少しずつ声を落ち着かせる。
I
な
疑問を持ちながらも手を出した。
I
まろは手の甲にキスを落とす。
キスの跡がついていた。
な
I
な
な
I
な
な
I
な
キスされた左手を右手で覆う。
I
I
その言葉はゆっくりと 自分の脳に浸透し、 理解するのに時間がかかった。
そっか、これから、 本番……なの、か…//
な
まろがゆっくりと服を脱がす。
自分で脱げるくせに、 どうしても従順にしてしまう 自分がいた。
顔を逸らして 脱がしてもらうのを待つ。
もう既に少し汗をかいていた。
I
グチュ…ジュプ…♡
な
長い指が少しずつナカに入っていく。
やばッ……いッ……♡
な
ナカで指が少しずつ動く度に 声が出てしまう。
ぐちゅ…ぐちゅッ…♡
な
な
I
な
前のソレを触られて 体が反応してしまう。
ビュルルルッ♡
I
ごめ、びっくりしちゃったね…♡
自分の白い液がまろに かかってしまった。
その姿は色気を強く持ち、 また興奮してしまう。
するとまろは髪を耳にかけ、 少ししゃがんだ。
I
な
自分のをしゃぶられる。
まろの舌が付け根の方を舐める。
な
I
な
咥えたまま喋らないでッ……//
すると同時にナカが弄られる感覚。
前は口で、 ナカは手で遊ばれてるらしい。
なにこれ、体おかしくなりそう…ッ//
な
な
な
I
にやりと笑われる。
ほんと、ずるい。
こんな事、恥ずかしくて言えない。
な
I
I
な
I
な
そんな恥ずかしいセリフを 吐き捨てて、まろの瞳を見つめる。
I
な
ずぷッ…//
まろのソレが入ってくる。
ぱちゅっ…ぱちゅっ…♡
まろの行為はほんとに優しくて、 でも気持ち良かった。
な
な
ぱちゅっ//ぱちゅんっ…♡
な
I
な
この声が自分から出ていると思うと 恥ずかしくなり、 声を抑えるためにまろの体に 噛み付いていた。
少しだけ自分の八重歯が食い込む。
やばっ…気持ちい…ッ///
な
I
な
ビュルルルッ♡
プハッ
凄く気持ちいい。
でもそれでいて痛くない。
こういうのって、 激しいと痛いって聞いた事… ある、けど。
まろは本当に優しくしてくれてるのが とても良くわかる。
I
な
I
な
まろの上に乗る。
とちゅっ♡とちゅっ…♡
な
I
I
まろの発言は色事に盲目なんじゃなく、 ちゃんと俺の事を考えててくれる。
まろが出した手に指を絡めて、 少しだけ支えてもらう。
とちゅ…♡ぱちゅッ…//
I
な
な
I
な
I
I
な
な
な
な
I
ギュッ
どうにも泣き顔を見られるのが 恥ずかしくて、 まろの体にうずくまる。
な
I
な
な
I
これはひとつの夜の記憶。
酒飲み同士の駆け引きの中で 起こる誘惑のレコード。
誘い誘われ、 またカクテルを口にする。
グラスに注がれるカクテルは どれも甘くて苦い。
グラスに手を伸ばせば 2人は素直になれる。
ならば今日という誘惑は カクテルを詰め込んで 恋に溺れるのも良い。
酒はそうと得意では無いが、 彼とで酔いしれるカクテルは どんな1杯よりも濃厚だ。
あぁ、カクテルみたいな君が……
I
まろが涙を吹いてくれる。
な
な
I
I
な
まろは首に付いた噛み跡を指さす。
I
な
な
I
チュッ
カクテルの水面に映る自分の首元に 小さなキスマがついていた。
I
I
不覚。
これだけなのに、 ふにゃっと笑うまろの顔を 真顔で見つめられない。
な
妙に照れてしまう。
するとまろはカクテルに手をかける。
I
カクテルを喉に通す音。
それと同時に動く喉元に 少しドキッとする。
な
まろの飲んだカクテルを 手に取り、口の中に含む。
そしてまろの顔をぐいっと近づけた。
ヂュッ
口移しをする。
少しだけ残ったグラスの中の 残りのカクテルも飲み干す。
な
I
I
な
口からほんの少し零れた カクテルを手で拭う。
I
俺を撫でる手はガサツだが 愛が籠っていた。
クシャッと崩される前髪。
その向こうに見える まろの照れた顔を見る時間が大好き。
な
I
な
まろの体に寄りかかる。
体が溶けたみたいにふわふわしていた。
自分でも自分が自分か 分からないくらい甘えちゃってた。
恥ずかしいけど、 これもお酒のせいにしてしまおう。
明日にはきっと思い出すと 少し恥ずかしくなってしまうから。
I
な
I
まろは顔を隠すように もうカクテルの入っていない グラスを口にする。
I
な
午後12時。
君は酔っ払いのようにうなだれる。
午前0時。
そんな君を見て、 俺は君に酔ってしまったようだ。
これはあの夜の 少しだけ未来のお話。
ある街角のバーのお話。
店の端にあるレコードから ムードのある音楽が流れる。
h
初
な
カランカランッ
そう言って店を出る2人。
2人の首元にはお揃いの ネックレスが光っていた。
な
な
そんな事を考えながら 2人の飲んだカクテルグラスを洗う。
2人が選んだのは キールとジンライム。
どちらもスッキリとした味を 持つカクテルだ。
グラスを拭いて並べる。
カランカランッ
り
な
赤髪の少年はパーカー姿で扉をくぐる。
りうらも20歳になって、 もうお酒が飲める歳だ。
やっぱり、あの時より大人びている。
でもちょっぴり 子供っぽいところも あるのに少し安心する。
り
な
り
さっき匂わせメッセ送ってきたから居ると思ったんだけど!!
な
な
り
な
りうらが紙袋を持ち上げる。
中に入っていた 白い箱には香水が入っていた。
俺の好きな会社だし、 俺の好きなタイプの匂いを 買ってくれている。
な
り
り
な
り
り
な
り
りうらが見えなくなるまで 背中を追う。
そして一息ついた。
この時間はどうしても仕事に 空きが出るので、 少し休憩しようか。
そう言って店の裏に周り、 スマホを開いた。
な
アニキとのチャットを開く。
な
即既読がつく。
「まじ!?何忘れたん?」
な
あれ以来アニキこと悠佑さんは 常連客としてバーに訪れてくれる。
話を聞いてもらったり、 逆に話を聞いたり。
そんなこんなで定期的に 連絡をとる仲だ。
「じゃあまた行く時に持って帰るわ」
な
一連の会話を終えたあとで、 スマホの通知を追う。
カランカランッ
???
な
やば、お客さん…!
急いでカウンターに戻る。
な
いらっしゃいま………
言いかけて止まった。
ニコッ
思わず口元が緩む。
な
な
???
I
客はいつもの5番目のイスに座る。
な
ウォッカを入れたシェイカーに コアントローとライムジュースを 入れて振る。
冷えたカクテルグラスに それを注いでテーブルに置いた。
な
ちょっと度数高いかも。
I
そのカクテルがまろの喉を 通っていくのを見届ける。
I
な
I
I
な
拭き終わったグラスを 後ろの棚に戻した。
I
な
チュッ
な
急な口付けに動揺する。
顔が熱くなるのが感じられた。
I
な
I
な
天地が逆転しても この職をやめない限りは 客としがないバーテンダーだって いうのは変わりはしない。
でもその中にも 変わったことはあった。
"恋人"
なんて関係が揺るぎないものに なったんだ。
な
I
な
まろはライラの入ったグラスの 縁を指でなぞる。
細めた目が暖かく映る。
彼は甘い声でこういった。
I
午後12時
一人ぼっちのカウンターで 口にするお酒も悪くないけれど。
午前0時
君と飲むカクテル程いいものはない。
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バレンシア→お気に入り パロット→騙されないわ コロネーション→あなたを知りたい カシスソーダ→あなたは魅力的 ウオッカギブソン→隠せない気持ち XYZ→永遠にあなたのもの コープスリバイバー→死んでも貴方と カカオフィズ→恋する胸の痛み カンパリソーダ→ドライな関係 カリフォルニアレモネード→永遠の感謝 クロンダイクハイボール→本音と建前 ニコラシカ→覚悟を決める キスインザダーク→刺激的な恋 テキーラサンライズ→熱烈な恋 エンジェルキッス→あなたに見惚れて カウボーイ→今宵もあなたを思う ウィスキートディ→誘惑の仕草 キール→あなたに出会えて良かった ジンライム→色褪せぬ恋 ライラ→今、君を思う
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