🫧🪽_星月菜々音
🫧🪽_星月菜々音
🫧🪽_星月菜々音
🫧🪽_星月菜々音
冬の時期に止むことのない雨の中でも、
すくすくと育っている栗を横目に
ひたすら走り続けた。
傘もささず、水に打たれながら。
ただ空は晴れていて、
かけた月だけが浮かんでいる。
目的地に着いたときにはもう遅く、
赤い色が水に溶けて消え流されていく。
ただ微かに聞こえた最期の言葉。
その言葉の意味を、
俺は探し続ける。
💧🌙_水月ルザク
🍚_米将軍
💧🌙_水月ルザク
バタンッ!!
🤡_雨栗
🤡_雨栗
🍚_米将軍
🤡_雨栗
パタン
こうなったのは、ほんの数分前。
会議をしていたときのことだ。
🤡_雨栗
🤡_雨栗
🍚_米将軍
🤡_雨栗
💧🌙_水月ルザク
🤡_雨栗
🍚_米将軍
このときの俺は、 “考えはみんな同じ” だと思ってた。
でもそれは…
“違ったんだ”。
💧🌙_水月ルザク
💧🌙_水月ルザク
🍚_米将軍
🤡_雨栗
🤡_雨栗
🤡_雨栗
💧🌙_水月ルザク
🍚_米将軍
これが“悲劇”の始まりだったんだ…ッ
もうどうしたらいいかわかんなくなって、
日が暮れても俺は、ソファに腰を落としたまま。
2人とも全然帰ってこない。
でも…、
2人なら絶対帰ってくるって、
信じている自分がいる。
🍚_米将軍
さっきからため息しかついていない気がする…((
俺しかいない静かな部屋に、電子音が鳴り響いた。
プルルルルルル
受信先はルザク君からで、ちょっとだけ驚いた。
まぁ、迷いもせずに、その電話には出たのだが。
🍚_米将軍
🍚_米将軍
🪶_モブ
🍚_米将軍
🪶_モブ
🍚_米将軍
この後の記憶はほぼない。
ルザク君と雨栗が事故に遭ったと聞いて、
家を飛び出しただけだ。
🍚_米将軍
かろうじて2人の意識はあったものの、
💧🌙_水月ルザク
返事が弱々とした声で帰ってくるだけで
🤡_雨栗
今2人の手を離したら、一生戻ってこない、
そんな気がした。
🍚_米将軍
🍚_米将軍
🍚_米将軍
💧🌙_水月ルザク
🤡_雨栗
そんな声も2人に届いているのかどうか。
雨にあたりの紅色が流されていく。
ただ俺は、2人の手を握ることしかできなかった。
気づいたら病室にいて、意識のない2人の手をまた握っていた。
ただ、彼らが言った、最後の言葉の意味を。
探し出そうと、決意したんだ。
🍚_米将軍
そんな言葉しか聞き取れなかったがきっと意味があるはずだ。
俺は考える間もなく、雨栗の家に向かった。
コメント
10件
わああっ!!! 感動系だ!!!! めっちゃ楽しみにしてます((
私も 、頑張って完結しないと 、勝機がない気がする 🤨
あ、負けたわ((