ずっと1人で

まだ幼い2年生の少年丈太はクラスの入口で立ちすくんでいた

そして、クラスの全員からたった一人の少年へ無視がはじまった

まだ幼い少年には1人というのは寂しすぎた

ついに少年は我慢しきれず親に打ち明けた

打ち明ける

少年は心底安心し、やっと苦しみから開放されるのだと舞い上がっていた。

しかし

頼みの綱は完全に切れたように感じた。。目の前が真っ暗になった。。。

そして、次の日の朝

無理矢理着替えさせ、準備をさせる...

そう言って、お母さんは少年を引きずりながら学校へ連れて行った...

少年は、泣きながら必死に抵抗したが、無意味だった...

こんな生活を何度も繰り返した...

少年も精神的にも体力的にも限界だった。

そんな時、学校から1本の電話が来た

その内容は、保健室での健康調査のさいに、頭にハゲが点々とあったことである

少年は過度のストレスにより、永久脱毛症になってしまったのだ

少年は、ランドセルをしょったまま家を出た。

そして、5時過ぎ、小学生であれば、もうとっくに帰っている時間だ。。

警察に電話をしようかと思ったその時。

ピンポーン

すぐに駆けつけ、ドアを開けるとそこには、がくえんたいのおじさんが立っていた

そして、少年は2人に理解をしてもらい、ゆっくりと事を片付けていき。

その少年は、今や高校生。あそこでがくえんたいの方が居なかったらどうなっていたのやら...