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ないこ
初兎
ないこ
初兎
今日はどうも体調が悪くやる気がでない。そんな俺に気づいた一緒にいたしょにだが声をかけてくるがそれに生返事をして事務所を出た
ないこ
頭が痛く体がだるい。少し熱っぽい感じもするし食欲もあまりない 明らかに今の自分の体はおかしい
逃げるように外に出てきてしまったが正直今の俺にコンビニに行けるほどの力は残っていない 体をかばいながらゆっくり歩くだけで精一杯だ
???
ないこ
そんな俺の前に現れたのはある男
身長は高く青色のパーカーを着ている、最初まろかとも思ったがまろは今事務所にいる。まろなはずがない それに声も、聞いたことのある俺の大嫌いな相手
ここで目の前は真っ白になり俺の意識はなくなった
正直驚いた。なぜ彼がこんなところにいるのかと、まさか恨まれている人間と道端で会うなんて誰も思わないだろう
驚いて思わず名前を呼ぶと俯かせていた顔をあげて力のない声を出すないこに先程とは違う驚きを隠せなかった
顔は真っ青で寒そうに体を震わせているのに汗をかいている。誰が見ても体調が悪いとわかるような状態だ
そんな中一人で外をほっつき歩いていたのだろうか、倒れたらどうするつもりだったのだろうか そんなことを思いながらもないこが心配で声をかける
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
声をかけても応答せず俺のことすらも見ていない虚ろな目をしたないこの顔を覗こうと体を曲げようとするとないこが俺の方に倒れてきてぼすっという音とともに俺の胸にないこの顔が当たった
勢いがすごくて少し後ずさりながらも人並みはある体感で持ちこたえないこの背中に腕を回し声をかける
ポケカメン
ないこを支えながらその場にしゃがんで顔を見れば顔を見た時よりもさらに顔を青くして必死に呼吸をしていた
幸いなことに今はまだ早朝で人通りはいつもより少ないが昼間は人通りがとてつもなく多くなるからこのままじゃまずいと思いないこをおぶった
ポケカメン
ないこ
ないこをおぶって家に帰り寝室のベッドに寝かせ布団をかける。さっき倒れた時より表情は少し柔らかくなったがまだすごく辛そうで心配になる
運が良かったのか悪かったのか自分が最近体調を崩してメンバーが買ってきてくれた冷えピタが残っていたので冷えピタをないこに貼って様子を見ていた
ないこ
ポケカメン
ないこ
冷えピタを貼ってから約一時間弱程たった頃ないこが目を覚ました。声をかければ最初は状況が理解出来ていないような顔をしたがすぐに表情を一変させて勢いよくベッドから降り俺から距離をとる
それはそうだ。俺はないこの事を晒し、嫌われているんだからこんな反応をされるのは当たり前だろう
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこが声を発した途端また辛そうな顔をしてないこは膝から崩れ落ちる。思わずないこに駆け寄りまた拒絶されるかと思ったらそんな余裕はなかったようで辛そうに頭を抱えている
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
と声をかければ嫌そうだが渋々頷いてくれたのでないこの腕を肩まで回してベッドに運んで頭に響かないようゆっくりと寝かせる
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこに体温計を渡しないこに体温を計ってもらう。数秒後測り終えた音がなりないこから体温計を受け取り結果を見れば38.2と表示されていた
ないことあった時より今の方が確実に顔色はよくなっているため今よりあの時のほうが熱は高かったはずなのに今も高熱と言っていいほどある体温に驚きを隠せない
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
体調が悪いのはもちろんだがきっとこんなにも元気がないのはそばにいるのが俺だからだろうな
確かにないこは大人な人間だ、でもきっとメンバーの人たちといる時はこんなに素っ気ない感じじゃないと思う
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこ
ないこ
ポケカメン
お粥を食べているないこに話しかければないこに感謝をされ戸惑う。俺は彼に感謝されるような人間じゃないから
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこ
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
そう声をかけ俺は寝室を出た
ポケカメン
そう呟きながらメンバーに連絡を入れるためスマホを開きながらリビングへと向かった
ないこ
ないこ
敵対関係にあるポケカメンに倒れたところを救い出されベッドを使わせてもらって挙句の果てには看病されるなんて我ながら阿呆らしい
でもベッドの質はよくとても眠りやすかった。最近睡眠時間が少なかったこともあってか気分もよく体がスッキリしている
朝よりだいぶ軽くなった体と頭を動かしてベッドから降りポケカメンがいるであろうリビングへと向かった
リビングの扉を開けるとそこにはノートパソコンとにらめっこしているポケカメンがいた
編集でもしているのだろうか、俺が来たことに気づかず真剣な表情で音もなく物静かなリビングにキーボードの音を忙しなく響かせていた
名前を呼んでみれば少し驚いたように体をビクッとさせて俺の方を向き驚いたように目を開いたと同時に安心したような表情で駆け寄ってきた
そういえばポケカメンってビビりなんだっけ。グループチャンネルでのいつかの動画でそんなような話をしていた気がする
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
心から安心したように優しく笑うポケカメンに少し、ほんの少しだけ心臓の動機が激しくなった
こんな顔、する人なんだな なんて思っているとはっと何か思い出したような顔をしておもむろに携帯を取り出した
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
俺の突然のお礼に腑抜けたような表情をし何を思ったのか体ごと顔を背けられてしまった
なにか気に触るようなことを言っただろうか、と心配になっているとこっちを振り向いて
ポケカメン
と少し頬を赤らめながらまた見たことのない顔で笑ってそう言った
そんなポケカメンがすごく輝いて見えてまた心臓が激しく動き始める。心做しか心臓から体全体に伝うように体が熱くなっていく
そんな俺に不思議そうにどうしたの?と問いかけてくるポケカメンになんでもない、と声をかけた
俺が起きてきてポケカメンのメンバーのふぇにくろさんに起きたことを連絡してもらってから少したった頃、ポケカメンとソファに座って二人で話していると家のインターホンが鳴り響いた
ポケカメンと一緒に玄関まで行けばそこにはいれいすメンバーだけではなくふぇにくろさん以外のちょこらびメンバーまでいた
ポケカメン
ふぇにくろさんに連絡を入れてもらったからポケカメンの家までの案内人としてふぇにくろさんがいるのは俺でもわかるがまさかほかの四人のメンバーも来ているとは知らされていなかったらしく驚いた反面ムッとしたような顔でメンバーに問いかけていた
ふぇにくろ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ないこ
りうら
-hotoke-
初兎
ないこ
If
悠佑
ないこ
ほんとに俺について来てくれたメンバーは素敵な人間だ。でもそれはポケカメンも同じなのかもしれない
性格も売り方も全く違うけど似ているところが多少あったり同じリーダーって言うのもあるのかもしれないがポケカメンと話している時間は楽しかった
If
-hotoke-
でも、やっぱりメンバーはポケカメンのことが好きじゃないらしい
いや、俺がそうだった。俺がポケカメンの事が嫌いだったからメンバーからポケカメンを遠ざけてポケカメンの印象を悪くした
でも実際ポケカメンはすごく優しい人間だった。いや元々いい所があったことは知っていた でもあの一件から俺はポケカメンを憎いと思うようになってポケカメンのいい所から目を背け続けた
さくらくん。
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
なんて呆れたような言葉を並べているがポケカメンの顔は幸せそうだった そんなポケカメンに声をかけると俺のメンバーはもちろんポケカメンにもちょこらびメンバーの方にも驚かれた
ポケカメン
ないこ
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ポケが笑う度心臓が跳ねてかわいいとふと思う
確かに俺はポケのことが大嫌いだった。でも今はきっと、俺はポケのことが嫌いじゃないんだと思うこの感情に今は名前をつけられないがきっといつか、ポケに対しての感情が移り変わる気がするから
ないこ
ポケカメン
嫌いだったはずなのに、俺の目に映るポケは輝いていた