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あるところに、いじめを受けている女の子がおりました。 その子の名前は、朝方 友奈。 彼女は、親にも、クラスの人にもいじめられ、 この散々な日々が大嫌いだったのです。
このストーリーは、万引き、いじめを推奨、助長するものではありません。
ーーそうして、シンデレラはいつまでも幸せに暮らしましたとさ。
友奈
友奈
友奈
そう心の中で呟き、「シンデレラ」と書いてある本をパタンと閉じる。
友奈
母
友奈
母
友奈
母
友奈
溢れそうになった涙を袖で拭って、学校へ行く支度をする
友奈
友奈
生徒
生徒
友奈
友奈
慣れているとはいえ、精神はすりへるもの。 だんだん限界が近づくけれど、何も出来ずにいた。
鈴
そう言って、私にゴミを投げつける
周りの人はみんな笑っている。
友奈
気づいた時には、私は教室を出て校門へと走っていた。
友奈
友奈
友奈
友奈
溢れてくる涙を必死で拭いながら、学校の外へと走る。
校長
友奈
友奈
そう思いながら、私が走りに走って着いたのは、、、
近くのショッピングモールだった。
走って着いたのは、アクセサリーショップだった。
友奈
友奈
友奈
友奈
友奈
友奈
そう言って、近くにあったヘアピンを手に取って、ポケットに入れる。
友奈
その後、少し店内を見てから、店を出た。
誰も、追いかけては来なかった。
思ったより、ずっと容易くて、
心が満たされた。
友奈
友奈
もちろん、私は悪いことをした。
だけど、だけれど、
友奈
タダでものが貰えて、
誰にもバレなくて、
周りの人達が、お金を払う人達が、すごく、
友奈
友奈
私は満たされた気持ちで、学校へ行った。
もちろん、ヘアピンは、ポケットの奥深くへしまって。
その日の夕方、私はまた、あのショッピングモールのお菓子コーナーへ来ていた。
友奈
友奈
友奈
友奈
友奈
そのまま、そこにあったお菓子を手に取り、ポケットの中へ入れる
友奈
友奈
友奈
こんな事、やめられるはずない。
友奈
友奈
その後も、コスメや、アクセを盗んで、家へ帰った。
友奈
ポケットの中に入ったものを見て、私は感動のため息をついた。
友奈
そこから私は、この「ゲーム」にハマった。
ある時はアクセサリー、
洋服を盗むこともあった
段々と薄れていく罪悪感。
同時にすり減る快楽
筆記用具も、靴も、何もかも、手に入る
タダで、おかねなんていらない。
なのに、どうして、心がぽっかり空くんだろう?
友奈
後編へ続く
万引きは犯罪です