黄
読み切りです!
赤
すたーと!
僕は
自分でも、無欲で物静かな子供だったと思う。
とくに欲しいものもないし、
やりたい事もたいしてない
でも、
"あの日"
僕は初めて、 "何か"を欲しいと思った。
赤
また漢字テスト赤点だったの?w
赤
もー…他は出来るのに
黄
そんな事言ったって…( ・ε・ )
僕は
赤
まぁそこが黄くんの一部だしねw
黄
り、赤……!!✨
赤が好きだ
無欲な僕が
初めて欲しいと、
僕のものにしたいと思った人
赤
でさぁ~…
赤との出会いは、
入学式だった
えー…それでは…入学式を…なんちゃらかんちゃら…
僕の席は、
赤と隣の席だった
赤
お~…校長あんな顔なのか…
赤
イケメ~ン…✨
黄
ドキッ
気付けば、
その声と容姿に惹かれていた
でも
自分の意思で何かを手に入れたことのない僕には、
どうしたら赤を自分の物に出来るのか分からなかった。
僕と赤は、クラスも同じだった
赤
黄くんって言うの?
赤
俺は赤!
赤
よろしくね!
黄
…はいっ!よろしく…!
名前を覚えて貰えていた事に、 喜びを覚えたりもした
それからは
赤は、毎日僕に話しかけてくれるようになった。
赤
黄く~ん!
黄
赤?
赤
学食行こ~!
黄
はいっ!
一緒に過ごすうちに、 赤を手に入れたいと言う気持ちは どんどん大きくなっていった。
赤
黄くんっ!ニコッ
赤
黄く~ん!ニコニコ
赤
遊ぼ~!
赤
黄くん…!
赤
黄ちゃん!ニコッ
僕は未だに
赤を手に入れる方法を知らない
でも、もう少しだけ
赤とはこのままでも良いかもしれない