小学生活も終わって
俺らは中学生になった。
俺は中学生の頃ずっと女として生きてきたんだ
身体を売る為。
紫久怜
よっ、はよ
優願
あ、おはようございます^^
口調もちょっと変えた
優願
…
それが気に入らない奴がいて
いじめられてたんだ
優願
(また机に落書きか…)
優願
…
モブ
クスクスw
優願
……
教室を出る
モブ
あ、逃げたw
優願
……
優願
は″あぁぁぁぁ…こんなんやれっかよ…
優願
マジであいつらやり返さねぇと…
優願
…女って疲れるのな……
優願
……(よし。笑顔笑顔。)
優願
誰か雑巾持ってませんか?
優願
ハンカチでもいいんです
モブ
無いわよそんなのw
優願
…
優願
ならいいです。
優願
要りません。
席に座る
モブ
wねぇ放課後いつものところね〜
優願
……はい
優願
……
モブ
ねぇ遅い。
モブ
私達より先に着いてるのが礼儀でしょう?
優願
……
モブ
何よその目。
優願
…(どう思う。この生意気な目を)
モブ
…やだ…気持ち悪……
優願
…
モブ
…なんとか言えよ!
殴る
優願
ッ……
モブ
…何こいつ…男みたい…
モブ
そんな訳ないでしょ…
優願
……
紫久怜
優奈!
優願
はい。
紫久怜
帰ろーぜ。
紫久怜
てかお前らなにやってんの?
モブ
いや…えっと……
優願
…帰りましょ。
紫久怜
…はいはーい
紫久怜
危機感もてよ優奈
優願
今は優願でいい。
紫久怜
はいはい優願
優願
……
天音
兄ちゃん!
優願
はいはい。帰ろ
優願
それじゃまた。
紫久怜
またあしたなー
優願
おう
天音
兄ちゃん!今日帰ったらゲームしようぜ!
優願
あー……ごめん。
優願
今日も予定ある
天音
…何時頃帰ってくる?
優願
ん〜…わかんない
優願
最悪朝になるかも。
優願
その時は勝手に学校行ってて
天音
……はぁい…
優願
ただいま…
天音
ただいま…
父
優願。
優願
はい……
父
殴らせろ
優願
…はい。
足で腹を蹴る
優願
ッ…
足を掴んで床に叩きつける
優願
ッッ…
父
耐えてんじゃねぇよ!
殴る
優願
ッあ″ッ…
何時間殴られたっけ…
優願
……またか…
優願
…仕事……
優願
どうも。
モブ
遅い…
優願
申し訳ございません。
優願
では行きましょうか。
モブ
あぁw
今言うのもなんだけど。
俺は何してたんだろうな。
どれだけ…身体売ったんだろ…
段々分からなくなっていた
優願
4人相手して8万か…
優願
……足りねぇな。
優願
水道代…電気代…スマホ代…天音のお小遣い…俺のお小遣い…
優願
……3人ほど相手するか。
弟の事。あんま気にかけてなかったな。