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複数質問します まずパラオに質問です パラオが好きな人、苦手な人を教えてください 次に日本とにゃぽんに質問です 好きな食べ物とお互いのことどう思ってるか教えてください 最後にフランスに質問です 得意な魔法を教えてください 次の物語楽しみにしています 長文失礼しました
17話
⚠️注意⚠️ NL(日帝が女の子) R18(グロい方) 暴力表現あり 動物が死ぬ表現あり
主よん
タッタッタッ
フランス
フランス
フランス
フランス
回想
8年前
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(兄)
フランス(兄)
フランス(兄)
フランス(16歳)
フランス(兄)
フランス(16歳)
フランス(兄)
ゴッ! (兄が頭を殴る)
フランス(16歳)
フランス(兄)
フランス(16歳)
タッタッタッ
フランス(兄)
タッタッタッ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕はその日、兄と些細な事で喧嘩をして、殴られた拍子に家から飛び出してしまった。 その日のことはよく覚えてる。真冬の1番寒い時期だったから
フランス(16歳)
とっさに家を出たものだから、ろくなものは持っていなかった。いつも常備してるハンカチと杖、後は流行りの紺色のマフラー1枚だけだった。 僕はオシャレ好きだったから、家でも流行りに乗ってマフラーを身につけていた。それが唯一の暖だった。
フランス(16歳)
ボッ
僕は近くにあったベンチに腰掛け、暖を取るために魔法をかけた。一応これでも魔法学校に通わせてもらってるから、それなりの魔法は使える
両親は早くに他界したから、今は兄さんと2人で暮らしてる。けど、兄さんとの仲はあんまり良くない。兄さんは僕と正反対で、気性が荒い性格だ。価値観の違いもあるから、なおさらだった。 ただ、愛していないわけじゃない。これでもお互いを気遣える関係ではある。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
何も考えずに飛び出した挙句、感情のままに走り続けたから知らない場所まで来てしまった。引き返すべき方向も分からなくなるほどに。 こんな真冬で白銀の世界に1人だなんて、凍死してしまうんじゃないかと今更ながらに恐怖を感じた。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
そう思い見渡してみたが、あいにく近くに民家は無いようだ。どうやら、山に近い森に迷い込んでしまったらしい。
フランス(16歳)
正直、寒いのは嫌いだ。身体が思うように動かなくなるし、気分が下がる。
フランス(16歳)
ここで愚痴を言っていても仕方がないので僕はとりあえず歩く事にした。それが今の生存方法だと思った。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
山の頂上に行くにつれ空気は薄くなる。しばらく走っていた僕は疲れがピークになってきていた。元々体力がないから、身体への負担は絶大だった。
正直、森の方へ行くか迷ったけれど、何となく森はやめた方が良いと判断したので山の方へ行く事にした。 後に、その判断は正しかったと判明する。森はこの地域で1番広く、迷い込んで帰って来なくなる人が後を絶たないと言われていたからだ。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
諦めずに歩き続けたが、無念にも完全に日は暮れてしまった。木々の枝の間から月明かりが顔を出し辺りを照らす。冬場の夜のその光景は、幻想的に僕の瞳に映った。 これが遭難時ではなく、観光とかだったら良かったのに。
フランス(16歳)
そう思い、近くの木を背もたれに座ろうとしたその時
ザザザッ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
背後の草から音が聞こえてきたんだ。驚いた僕は、咄嗟に杖を構えた。 少し様子を見てから、音の出処を探るべく僕は草に近づいた。
フランス(16歳)
ぴょんッ!
フランス(16歳)
フランス(16歳)
いきなり草から飛び出してきたのは、可愛らしい白うさぎだった。この僕を驚かせておいて、呑気に鼻をピクピクさせている。 雪のように白い毛並みは、辺りの雪に埋もれても気づかないくらいには白く美しい。
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
今日は朝から災難だった......兄さんと喧嘩した挙句知らない場所で迷子になって遭難。寒い中ずっと歩き続けて疲労困憊......そんな僕にとって、この子は小さい僕の癒しだった。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
こんな小さい体で寒い中頑張って生きている......僕も頑張らないとな
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕は木を背もたれに座ってしばらく子うさぎを抱え撫でていた。子うさぎは相変わらず僕の手に擦り寄って離れない。気持ちよさそうに目を細めている。リラックスしているのか、プゥプゥとよく鳴いていた。 孤独な心が少し温まった気がした。
フランス(16歳)
子うさぎ
子うさぎ
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
子うさぎ
フランス(16歳)
子うさぎが向かう方向を見てみたら、近くに別の白うさぎが何羽かいた。おそらく親子。もしかして子うさぎのお母さんとその家族かな?
フランス(16歳)
フランス(16歳)
子うさぎは僕の呼び掛けに応えるかのように元気に跳んでいった。向こうの白うさぎ達も反応している事から、本当に家族なんだなと実感させられる。
フランス(16歳)
うさぎの様子を見て、自分も頑張ろうとその場を去ろうとしたその時
キュッキュッ!!
フランス(16歳)
うさぎ達から、不穏な鳴き声が聞こえたんだ。この時から、不幸は始まっていたのかもしれない。
フランス(16歳)
キーッキーッ!!
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
バンッ!!
子うさぎ
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕は、一瞬何が起きたか分からなかった。でも、目の前に広がる光景を見て理解せざるを得なくなった。
うさぎが、撃たれたのだ
銃ではなく、魔法で
先程まで一緒にいた子うさぎが、僕の目の前で倒れている。子うさぎはぐったりして動かない。体からは鮮血が流れ出てきて、白かったうさぎの体と辺りの雪を赤く染めた。 それと同時に、僕の心もただれた血に覆われていった。何かが、壊れていくような気がした。
フランス(16歳)
バンッ!
フランス(16歳)
バン!バン!バン!
フランス(16歳)
子うさぎの家族も、撃たれた
フランス(16歳)
悲しみ、怒り、困惑、不安、嫌悪、増悪、殺意、恐怖......様々な感情がドロドロと入り交じり僕を混乱させた。 目の前が、怒りで赤く染っていく
???
???
フランス(16歳)
???
こいつが、うさぎ達を殺したのか。
偉そうに喋りやがって......
???
???
フランス(16歳)
???
???
大英帝国
フランス(16歳)
大英帝国......どこかで聞いたことあるような......あ、思い出した。魔法界を揺るがした史上最悪の魔法使い....若くして裏社会の頂点に立ったとか、兄さんが言ってたっけ。
なんか、イギリスにそっくりだな......他人の空似か?
フランス(16歳)
フランス(16歳)
大英帝国
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕は、思った事をツラツラと無神経に述べ続けた。 この人よりかは無神経では無いと思うが。
大英帝国
フランス(16歳)
ダンッ!
フランス(16歳)
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
僕、ここで死ぬのかな......まさか、些細な喧嘩からここまで大きな事に発展するだなんて...... 僕がもし、兄さんと喧嘩していなければ、こんな事にはならなかったのだろうか。僕が子うさぎを引き止めなければ、うさぎ達が死ぬことは無かったのだろうか。
フランス(16歳)
教育が必要だと言われたが、時期に殺される。なんとなくそう思った。 僕は、子供なりに死を覚悟した。
大英帝国
ザンッ!
フランス(16歳)
フランス(16歳)
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
ドゴッ!!! (大英帝国がフランスを蹴りあげる)
フランス(16歳)
大英帝国
フランス(16歳)
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
大英帝国
この餓鬼...この餓鬼!!! 泣いて私を油断させた隙に蹴り上げられた時に腰にかけてる杖を奪いやがった......!! 生意気な真似を....涙も演技じみてると思ったらそういう事だったのか。腹立たしい...腹立たしい!!!!
ゴッ!ゴッ!ドゴッ!!!
大英帝国
フランス(16歳)
嗚呼....痛いなぁ......うさぎ達は、もっと痛かったのかな?急所を撃たれたとて、すぐに死ねる訳では無いから 僕はこいつから奪い取った杖をへし折ろうとしたけれど、残念ながらそれは叶わなかった。もうこの体にそんな力は残っていなかったのだ。 自身の胴体から生暖かいものが流れ出ているのが分かる。このままだったら出血過多で死ぬだろうと、ぼんやりした頭で考えた。
大英帝国
大英帝国
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
こいつに媚び売るくらいなら死んだ方がマシだ、そう思い拒否の意を込めて首を振ったが、大英帝国は甘えたことを言うなと言わんばかりに僕の頭を踏みつけにした。 じわじわと体重をかけられ、骨がミシミシと悲鳴を上げていく.....それと同時にグリグリと捻り潰すように僕の頭を踏みつけた。
フランス(16歳)
そう思い、意識を完全に手放そうとしたその時だった
『吹き飛ばせ』
ボォォォン!!
大英帝国
フランス(16歳)
大英帝国が、吹き飛ばされたのだ。 誰がやったのかと視線を動かして見てみる。出血したせいで貧血になり、頭もまわらないし視界がぼやけていて、その人の姿を確認する事は出来なかったが。
???
???
???
男性かな?優しい声....落ち着いたトーンで話すその人は、大英帝国を諭すように話しかける。 僕は、やっと自分の味方が現れたと認識して、安心感からか自然と涙が溢れ出た。
フランス(16歳)
???
フランス(16歳)
???
???
???
その人からその言葉が放たれた途端、傷口から痛みがスツと無くなり、僕の体を暖かい何かが包み込んだ。 だんだんと傷口が塞がっていくのが分かる。殴られたところも痛まなくなり、歩き疲れた疲労感も拭き取られた感覚がした。
すると、ぼーツとしていた頭が働き始め、ボヤけていた視界も鮮明になってきた。一番に僕の目に映ったのは、濃いめのシャルトルーズグリーンの変わった服を着た黒目の優しい男性だった。
???
???
フランス(16歳)
大英帝国
???
大英帝国
???
???
江戸
大英帝国
大英帝国
江戸
江戸
大英帝国
江戸
大英帝国
江戸
江戸
大英帝国
江戸
大英帝国
大英帝国
江戸
バチンツ!
フランス(16歳)
あの速度の魔法を跳ね返した!?相手は裏社会を支配した者......そんな奴の魔法を跳ね返すだなんて、江戸と名乗るこの人は何者なんだ......?
江戸
大英帝国
大英帝国
大英帝国
江戸
大英帝国
江戸
フランス(16歳)
東洋最強の魔法使い......?初めて聞く言葉だ。江戸さんは驚いてたけど、もしかして図星なのかな?
大英帝国
江戸
静寂が走る......お互い睨み合って目を離さない。おそらく戦うんだ。それを察した僕は、緊張から体を強ばらせた。 そしてついに、その時はきた
大英帝国
江戸
バァンツ!!
先に動いたのは大英帝国だった。その瞬間から2人は目にも止まらぬ速さで魔法を唱え続けた。 魔法がぶつかり合う音が木霊する......その激しい対戦は、僕の目を釘付けにした。
バチンツ!
バァァァンツ!!
ドンツ!!!
ドカァァァンツ!
フランス(16歳)
速い....速すぎる。こんなハイレベルな戦い見たことがない。裏社会の覇者に江戸という男性が対抗出来ているのが信じられなかった。 だが、相手も相手......次第に大英帝国が優勢になってきているのが分かった。
大英帝国
ザンツ!!
江戸
フランス(16歳)
フランス(16歳)
大英帝国
大英帝国
フランス(16歳)
江戸
バァンツ!
フランス(16歳)
危なかった......江戸さんが守ってくれなかったら、僕は死んでいた
江戸
フランス(16歳)
江戸
大英帝国
フランス(16歳)
江戸
ボォォォンツ!
江戸
フランス(16歳)
タッタッタッ
それから、僕は走り続けた。どれだけ肺が痛くても、足が痛くても、汗と涙でぐちゃぐちゃになっても走り続けた。 ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎生きるために
フランス(16歳)
フランス(16歳)
ピタッ (足を止める)
フランス(16歳)
でも、この時ふと思った。あのまま戦って、江戸さんが死んだら?あんな優しい人が、アイツに殺されたら? ......全て、僕の責任になる。僕を助けたことによって死んでしまう......そんな事はあってはならない、絶対に嫌だ!!!
フランス(16歳)
タッタッタッタッ
正直、無謀な行動だと思う。けれど、それしか方法は無かった。 まだ戦ってるかもしれないとかどうでもいい。元々、僕のせいでこうなった。自分で処理をしなければ。 走っている途中に、視界の隅で白い光のようなものが通った気がしたが、気にしない事にした。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
なんとか道を戻った僕は、自分がいた場所に戻った。だがそこには大英帝国や江戸さんの姿はなく、先程の激しい戦いの中で轟いた音はもうしていなかった。 それどころか恐ろしい程に静寂な空間が広がっていた。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕はしばらく辺りを漂った。 少し、嫌な予感がしたから。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
それは、ここから少し離れた場所を見た時だった。
血溜まりに人が倒れていたんだ
しかもその人は
江戸さんだった。
フランス(16歳)
僕はすぐに駆け寄った。うつ伏せに倒れた江戸さんを仰向けにし、血塗れになるのも気にせず肩を必死に揺さぶった。
フランス(16歳)
江戸
フランス(16歳)
反応しない.....戦いの際に機敏に動いていた手足も今はぐったりして動かない。風変わりな服も朱殷に染まり、鮮やかなシャルトルーズグリーンの面影も無くなっていた。体のあちこちが傷だらけで、とても痛々しい....
嫌だ.....嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!
フランス(16歳)
フランス(16歳)
僕の呼び掛けも虚しく、江戸さんは瞼を閉じて目を覚まさない。 もう、あの優しい瞳は見れないのか......?
フランス(16歳)
どうしようもなく、母音を発する事しか出来なくなった。 とめどなく溢れる涙は、江戸さんの頬を濡らし流れ落ちた。
フランス(16歳)
フランス(16歳)
フランス(16歳)
ボッ!
僕は、攻撃魔法は苦手だけど、防衛魔法や回復魔法は得意だった。 正直役に立たないと嘆いていたけれど、そんな事は無いみたい。 江戸さんの体をエムロードの淡い光が包み込む。左腕の傷や胴体の傷が治っていき、血が止まっていく。その様子から魔法は成功したのだと確信し、僕はほんの少しだけ安堵した。
フランス(16歳)
魔法の光が徐々に消えていく。それと同時に、江戸さんの顔色も少しずつ良くなっていった。
江戸
フランス(16歳)
江戸
フランス(16歳)
江戸
江戸
フランス(16歳)
江戸
江戸
フランス(16歳)
フランス(16歳)
江戸
江戸
フランス(16歳)
江戸
フランス(16歳)
江戸
江戸
江戸
フランス(16歳)
これが、僕と江戸さんの出会いだった
現在
タッタッタッ
フランス
フランス
その2年後、連合組に入ったんだよね。大英帝国の目的を探るために。 腐れ縁のイギリスと大英帝国が双子というのは、その時に知った。あえてイギリスには隠していたけれど。
フランス
フランス
その頃
大英帝国
日帝
やはりか、父上から東洋最強の魔法使いの力を受け継いだのはフランス。 だからここから逃げた。フランスがここを去る前、父上はフランスに何か合図を送っていたが、あれは指文字だったのか......たった2文字の、『行け』 それだけでフランスは瞬時にここから逃げろと言われていると判断した。 この2人の阿吽の呼吸は、とてつもなく高度な物だと知らしめられることとなった。
大英帝国
江戸
大英帝国
大英帝国
大英帝国
江戸
日帝
ナチス
大英帝国
シュバッ!! (大英帝国が消える)
日帝
江戸
江戸
江戸
日帝
江戸
日帝
江戸
江戸
日帝
江戸
江戸
江戸
江戸
日本
江戸
江戸
日本
空
江戸
海
日帝
江戸
江戸
イギリス
日帝
江戸
日帝
江戸
ナチス
日帝
江戸
日帝
日帝
日帝
日帝
江戸
江戸
日帝
江戸
日帝
江戸
日帝
日本
にゃぽん
日本
にゃぽん
空
ソ連
中国
イギリス
江戸
フランス
『フランス、フランス』
フランス
『そちらに、おそらく大英帝国が向かっている』
フランス
フランス
『あと、彼より一足先にそちらに向かっているお尋ね者がいる』
フランス
『たぶん手強いだろうね』
『気をつけた方がいい』
フランス
『ありがとう』
フランス
フランス
フランス
???
フランス
フランス
バァァァンッ!!
???
フランス
フランス
主よん
主よん
主よん
主よん
例えば.....
視聴者様の【質問】
日帝
日帝
こんな感じ!
主よん
主よん
主よん
主よん
主よん
主よん
たくさんの質問 お待ちしております!