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高橋
高橋
麻野
高橋
麻野
麻野は足を止めて呼吸を整えている
俺も止まって麻野を見る
高橋
麻野
俺と麻野は近くの木陰に身を隠して休憩を挟んだ
麻野
高橋
高橋
麻野
俺は麻野の顔を真剣に見つめた
麻野
高橋
高橋
麻野
麻野
麻野
麻野は本当に申し訳なさそうに頭を下げた
高橋
高橋
麻野
高橋
高橋
麻野
高橋
俺は何を言おうとしたのか
まさかしずくの名前を出そうとしたのだろうか
まぁ確かに小学校からの付き合い…というかそれより前だからいい例ではあるが
やはり……考えないことにしよう
麻野
高橋
麻野
高橋
麻野
麻野
高橋
麻野
高橋
俺らは2人でクスクス笑いあった
久しぶりの麻野と2人で外出ってのでテンションが上がりつつあるが今は合流しなければならない
高橋
麻野
麻野は急に俺の口に人差し指を当てた
高橋
麻野
高橋
俺は小声で応答する
麻野
高橋
木陰からそっと音のなる方を覗いてみる
麻野
鬼
高橋
鬼
麻野
高橋
大輝
しずく
相馬
相馬
大輝
大輝
しずく
大輝
しずく
大輝
相馬
大輝
森
大輝
森
麻野
高橋
俺と麻野は鬼から目を離さないようにゆっくり後ずさりした
高橋
高橋
俺はうっかり足を木の枝に引っ掛けてしまった
まずいこのままじゃ音が
たっ
麻野
高橋
麻野
高橋
麻野
高橋が俺を抱えてくれなかったらあぶないところだった
高橋
麻野
その時だった
ピロピロピロピロ
高橋
麻野
ピロピロピロピロ
鬼
高橋
森
大輝
しずく
大輝
相馬
大輝
相馬
相馬
しずく
相馬
森
相馬
大輝
鬼
高橋
麻野
鬼
あの鬼……必死だ…そんなにこのゲームが大事なのか…?
麻野
高橋
麻野
高橋
ピロピロピロピロ
高橋
鬼
高橋
麻野
まぁ必死なのは…
高橋
麻野
俺らは二手に分かれて加速する
麻野
高橋
なんてそんなことするわけないだろ
麻野が囮なんて……俺はまっぴらごめんだね!!
高橋
鬼
麻野
高橋
鬼
よし来た!! ここで俺はこいつをまく!!
まずは砂ぼこりを…
麻野
麻野
高橋
俺は油断していた
もちろんこのゲームの鬼は
ひとりじゃない
鬼
鬼
高橋
前と後ろからか……
麻野
麻野がこっちに来ようとしてるのは見える
だがもう遅い
俺、死ぬなこれ
だったら悪あがきでもなんでもしてやるよ
麻野
高橋
高橋
鬼
俺は必死の思いで片方の鬼にタックルした
鬼
もう片方の鬼はタックルして床に倒れた俺を踏もうとしてくる
高橋
避け……
れる!!!
俺は地面を転がった
鬼
鬼
麻野
高橋
必死の思いのダッシュ
タックルしたからか 体が痛い
高橋
麻野
高橋
あ
これは…?
経験したことの無い感覚だ
何かが体内に入ってくるような
熱い
麻野
高橋
鬼
そうか 背中…
刺されたのか…
高橋
麻野
声が出せない
痛い
鬼
麻野
高橋
麻野
麻野は俺をおんぶしてこの場から逃げようとした
だがもう鬼はすぐそこまで来ていた
麻野
鬼
鬼
高橋
麻野
鬼はもう後ろまで来ていた
鬼