愛未はう
晴香ちゃん
ずっと一緒だからね…

そう言いながらはうは
鎖を引っ張った。
鎖の先には
青髪の少女が繋がっていた。
静川晴香
帰して…

晴香ははうを見上げて言った。
だが、はうは
それに対して質問した。
愛未はう
どこに?

静川晴香
…お家に…
もう許して…

愛未はう
許す?何を?
どうしてお家に
帰らなきゃいけないの?

愛未はう
何も喋らなくていいよ?
それ以上言ったら…殺すから

愛未はう
宝石は割らないよ?
存分に痛めつけてあげる♪

静川晴香
…………(絶句)

愛未はう
晴香ちゃん
私ね、晴香ちゃんのこと
大好きなんだよ?

愛未はう
だけどね
晴香ちゃんはきっと
私の事なんか興味も無いよね?

愛未はう
それで、私なりに考えたの。

愛未はう
そしたら気付いたんだ

静川晴香
…何に…?

愛未はう
晴香ちゃんを
閉じ込めちゃえばいいんだって♪

静川晴香
……!

愛未はう
ねえ、晴香ちゃん
大好きだよ

静川晴香
もうやめて…

愛未はう
だからさ

愛未はう
もう離さない…

そういいながら微笑んだ
私にはその顔が悪魔に見えた。