星野
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注意 ※VVT様のnmmn二次創作です ※ご本人様方とは一切関係ございません ※公の場での公開、共有等はおやめください
br×sm 暗い場所では
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映画館へ向かう間、そんな会話をしていた。
ずっと気になっていた映画の続編が出たと聞いて、居ても立っても居られずに来てしまった。
どうやら彼も気になったらしく、せっかくならと一緒に見に来た。
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いつもは長く感じるエスカレーターも、彼と話していると短く感じた。
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映画特典などが並んでいる棚を見ていると、彼が声をかけて来た。
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何故か目を丸くされた。
どこがおかしいのだろうと頭を捻っていると、彼は何故か嬉しそうに目を細めた。
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疑問の念は消えなかったが、まあいいやと思い彼の後をついて行った。
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無事に良い感じの席が取れ、少し満足した。
チケット代は、彼が全て払おうとしていたが、付き合ってもらうのはこっちだと無理やり俺がどちらも払った。
彼はずっと遠慮していたのだが、
「じゃあ食べ物は奢らせて!」
と言って聞かなかったので、仕方なく食べ物は奢ってもらうことにした。
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目の前ではしゃぐ彼は少し嬉しそうで、頬が緩んだ。
でもバレたらきっといじられるので、それを隠すかのようにスマホで時間を確認した。
映画が始まる30分前だった。
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別に他人事だとは思っていないのだが、彼は口を尖らせていた。
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どうしても、というような姿勢に負けて了承してしまった。
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自分から奢りたいとは、やはり少し変わったやつだなと思った。
でも、その笑顔で何故か胸が揺らいだような気がした。
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ポップコーンもドリンクも買い、静かに席に座る。
貴重品の入った鞄を、彼側に置いた。
なんとなく、大丈夫な気がしたからだ。
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始まる前のCMだからか、小声で話しかけられる。
…正直、CMで聞き取りづらいためもう少し大きくても良いのだが。
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俺は前を向いたまま返事した。
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その時、左手をぎゅっと握られた。
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思わずそちらを向いたが、暗闇で顔はよく見えなかった。
顔に体中の熱が溜まっていることに気がつき、頭を少し振る。
この空間が暗いことが唯一の救いだ。
体冷ますために、ドリンクを一気飲みしてしまった。
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そうは言ったものの、まさか本当になくなるとは思っていなかった。
中身を吸っても、氷が転がる音しかしなかった。
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なんか少し恥ずかしくなって声が更に小さくなってしまった。
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普通の声でそんなことを言うので、取り乱してポップコーンを溢すところだった。
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そんな会話をしていたら映画が始まってしまった。
手はずっと繋がれたままだった。
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映画が終わり、今は土産屋で何を買おうとしている彼を後ろから見ている。
…正直、ずっと手を握られていたから集中できなかった。
それに結局、喉が渇いて彼のジュースを何口か貰ってしまった。
…だが何故か喉は渇くばかりだった。
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Broooockは楽しそうに、キーホルダーをずっと見ていた。
…俺も何か買おうかなと思っていたら、横から声をかけられた。
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同じキーホルダーの色違いを二つ持っていた。
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深く考えずにokした。
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やけに嬉しそうだなと思いながら、俺は会計が終わるのを待った。
そのキーホルダーがお揃いで買われていたのを知るのは、また後だ。
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テレビのCMを眺めながら、彼は言う。
毎週金曜日にやっている映画の地上波放送を見ている時のことだった。
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ソファに座って下からうるうると見つめてくる。
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そんなに気になるものなのか…?と思いつつ、前にされたことを思い出す。
…そうだ、手、繋がれたんだ
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その時の感情と手の温もり、顔の温度が思い出されてしどろもどろになってしまう。
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彼は驚いた顔で俺を見た後、何か納得したのか全てわかったような顔をした。
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顔を背けた。 自分がどんな顔をしてるかわからなくて、なんとなく見られたくなかったからだ。
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急に声のトーンを落とされたものだからそちらに視線が行ってしまった。
彼はひどく悪戯な顔をしていた。
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