あなたの最期に花束を

あの～火葬場です！(雑)

俺とゆあんくん、二人っきりの空間

泣けないや

天井を見つめながら話す

魂でも奪ってやりたいよ…

きっと、

ゆあんくんと目を合わす

骨壺に肘がぶつかる

動かそうと、力をいれるけど、 どうやらしびれているようで 手足に力が入らない

良かった…のかは分からない

じゃぱさん、大丈夫ですかね…？

食欲がわかない、

僕の意見を聞かずに部屋から出ていくシヴァさん

神様なんて、いないのかな

優しいな、

僕より年下なのに、

やっぱり僕なんk

ドキッとした

シヴァさん、勘鋭いんだな

今の僕にとってはありがたいことなのか…？

きっと、ここでいうべきではないんだと思う

これ以上、じゃぱさんに迷惑をかけちゃいけないことは分かってる

じゃぱさんの笑顔は今までで一番優しい顔だった

からぴちの活動をしばらく休止したいです…！

…

分かった…

目頭がじんわり熱くなる

バタンッ (ドアの音)

パリンッ

地面に腰を強打する

ごめん、俺やっぱ無理だ

こんな現実、俺にはこんなこと、 受け入れきれるものじゃない

できるから

それからと言うもの、 地獄のような時間だった

目の前のゆあんくんの姿はちょっと、 俺にとってはインパクトが大きすぎたらしい

ガチャ

何とか帰ってきてこれた、 ずいぶん遅くなっちゃったな、

何時に出発したっけ、

みんなはもう寝てるかな…

さっきのゆあんくんの姿が頭に浮かぶ

ゾクッと体が縮こまる

気持ち悪い、

こんなときでも、 俺は泣けないらしい