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もう話良すぎません…? なんか泣きかけました(前回も) もうこのまま全話泣くかもです…w 二人共、一週間楽しんで欲しいです(*´∀`)
あと一週間だけ……!? でもでもその一週間を楽しんで欲しいよおおおお!!! 逝かないでyanくううううううんっ!
悲しいような面白いような、、、まぁ一週間楽しく過ごせるといいな!! これからもがんばってください!
あれ、ここどこ?
うわっ!
お、お前誰だよ、
なんか喋れよ…
うーんと、はじめまして…?
暗い暗い現実をどれだけ歩んだのだろうか、
もうこんな現実は嫌だ
あの日君がくれた、
最期の花束は
一本、また一本…と枯れはじめ
この、藍色のスターチスが最後の一輪だ
この花が、
どうか何より輝く星となり、
僕の願いを
神様の元まで届けてくれたら、
どれだけ世界が変わるのだろう
うわぁぁ
まただ
耳を塞ぎたくなる鈍く重い音
吐き気を覚える錆びた鉄のような匂い
どんどん冷たくなっていく君の手の感触
僕を追い込む焦りと動悸
全部が頭に焼き付けられて、 僕の頭にしがみついて離れようとしない
あの日から、一週間が経った 僕は自分の家で暮らし、 皆とはしばらく会っていない 毎日同じ夢をみて、同じ朝を迎える 結局起気上がる気力さえ湧いてこず、布団へ引きずり込まれる 君と過ごしていた日々とは程遠い、 現実は、地獄と化した
嗚呼、もう一度、一度でいいから、 また君と鮮やかな世界で笑っていたい
神様は、イジワルだね
ふたりとも、いってらっしゃい…
外は豪奢で深い幽憂を秘めた色と光___ まるで、残照のごとく、心に深く刺さる 今日の夕焼け空はきっと、いつもとはひと味違う、 まるで、この世のものではないくらい 現実味がなく、幻想的な景色だった__
僕からはその言葉しか出なかった 今日が地球最期の日でも、僕はきっと現実を受け止められるのだろう 茜色に染まった空に視線を縫い付けられる
正直、面倒だ ずっと、眠りから覚めなければ どれだけ楽になれるのだろうか
またあの時のことがフラッシュバックしそうになり、 イヤイヤするように、頭をブンブンふる
何してるの?
時が止まったような、そんな気がした ハッキリと清んだ声が空気から耳へ、耳から頭へ伝わっていく 僕が、ずっと、聴きたいと願っていた声__
思わず目を見開ける 口をはくはく動かす
無邪気に笑う君の姿に動揺し、 ベッドからずり落ちる
自分の頬を躊躇なくビンタする
ベチンッ
心配そうにこちらを覗くゆあんくん、 真っ赤な瞳に吸い込まれそうだった
こんなこと、あり得ない きっとこの世にないものだ こんな嬉しい夢を見てしまったら、 夢から覚めたとき僕は、 辛い現実を前にしてもういきられないと思う
淡々と話すゆあんくん、 まるで、それが現実かのように__
ポカンと、口を開ける
一瞬笑顔が固まった
ばつが悪そうな顔をするゆあんくん
今まで返ってこなかった声が返ってきた
抱き締めようとした手は スカッ とゆあんくんの体をすり抜けた
あ、やっぱり幽霊なんだ。って思った
優しい声に涙が溢れる
逢魔が時
僕には、なんの意味も分かりませんでした だから、なぜか少し不気味で怖かったです
今なら、誰も気づかない、
気づけない
楽しんできてね
きっと、おかしい
死んだはずの人が幽霊になって
今、此処にいるなんて
けど、
この幸せを今はただ、感じてたい
バタンッ (扉の音)
一緒に居られるのは一週間だって__
正直めちゃくちゃ混乱してる
今が現実か夢かなんて分からない
僕が投げたおけは、 ゆあんくんに当たることなく 顔面をスッっとすり抜ける
あっけにとられ、一瞬冷静になる
いろいろ考えていたうちに 一時間湯船に浸かっていたらしい
壁をすり抜けて行くゆあんくん
とっさに叫ぶ
一週間なんだ
僕の頭に浮かんだゆういつの文字
さっきとは別人のように真剣な顔のゆあんくん
あ、ほんとなんだ
ビックリした 一週間…
あと、一日…
拳を前につきだす ほんとは今すぐにでも泣き出したかった
嗚呼、やっぱり好きだ
ポテト
ポテト
ポテト
ポテト
ポテト